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東日本大震災の経験から買っておけばよかった子どもの防災用品

子育て 暮らしのアイディア
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はじめに

2011年3月11日。

私達家族は当時、宮城県仙台市に住んでいました。

 

この日の、午後2時46分。

自宅マンションは、今まで経験したことがないくらい

とてつもない揺れに襲われました。

 

私は、当時3歳だった娘を抱きかかえて、

手元に合った毛布をかぶり、その場にうずくまるのが精一杯でした。

 

揺れがおさまった後、

「とんでもないことが起こった」

という恐怖を抱きながら、

ニュースを観ようとTVをつけようとしましたが、

何度、リモコンのボタンを押しても、画面は真っ暗な状態。

 

もしや・・・と思い、

キッチンに行き、冷蔵庫の扉を開けてみたところ、

庫内は電源が落ちているのが分かりました。

 

外壁のタイルが落ちて、粉々に割れて散らばっているベランダから外を見てみたところ、

マンション前の信号が全く機能してらず、通りは大混乱に陥っていました。


停電が起こっていたのです。

もちろん、ガスも水道も止まってしまいました。

 

幸いにも、私たちが住んでいたのは仙台市中心部。

そこは海からは遠かったため、津波の被害は免れましたが、

沿岸部に住んでいた親戚が1名亡くなり、

ママ友とそのお子さんが、今もなお行方不明のままになっています。

 

そのような悲しさを抱えた中、

ライフラインが停止し、生活環境が整わない中で

かなりの日数を過ごさないとならない状況に置かれた、私達。

 

そのような心身ともに消耗している中、

小さな子どもを抱えて、「非日常」な生活を送った私が、

おむつやミルクなどの、生活必需品以外のもので

「これを用意しておけばよかったな」と感じたものが5点ありました。

子どもの防災用品!これを買っておけばよかった 

①浣腸(小児用)

災害時の食事で、どうしても不足してしまうのは野菜や果物です。

 

震災後、スーパーなどで最初に販売が再開されるのは

パンやお菓子など

「そのまま食べる事が出来て、すぐにエネルギー源になるもの」で

野菜や果物がお店に戻るのは、相当後になってからになります。

(仙台市中心部では、1か月後くらいまで野菜と果物は手に入りませんでした)

 

そのためか、私の身近な子どもたちの間で、

便秘になってしまう子が続出していました。

 

便秘を侮ってはいけません。

便が固くなって、切れ痔になってしまったり、

お腹にガスがたまって、激しい腹痛を起こしてしまったり、

子どもは、すごく苦しい思いをします。

 

幸いにも我が家は浣腸の買い置きがあったため、何とかなりましたが、

もしこれがなかったら・・・と考えると、恐ろしい気持ちになってしまいました。


ドラッグストアの店頭からは、あっという間に浣腸が消えてしまったため、

酷い便秘を起こしているのに手に入れることができず、

大変な思いをしたご家庭もあったと聞いています。

 

浣腸さえあれば、このような問題はすぐに解消できることなので、

お子さんの年齢に合った容量の浣腸を、数回分用意しておくことをおすすめします。


②市販薬(小児用)

震災後、個人経営のクリニックは、ほとんどが休止していて、

一般診療が再開されたのは、だいたい3~4週間近く経った頃でした。

 

入院設備があるような、一定以上の規模の病院は

震災直後でも診療をしていたものの、受け入れるのは重症患者のみで、

熱や風邪レベルでは、診てもらうことはできませんでした。

 

そのような状況だったため、浣腸と同様、

小児用の市販薬についても、あっという間にドラッグストアの棚から消えてしまいました。

 

東日本大震災の発生した時期は、

まだまだ風邪が流行っている時期だったため、

薬が手に入らず、苦しい思いをしたお子さんがたくさんいたようです。

 

そのため、普段は処方薬しか使わない、という方でも、

小児用の市販薬を用意しておくことをおすすめします。

 

「どんなものを用意したらいいか分からない」

「自分の判断で市販薬を購入するのは不安」

 

という方は、かかりつけの小児科の先生や、薬剤師さんに

「災害用に備えておく市販薬として、おすすめのものは何ですか?」

と、質問をすれば、アドバイスをいただけると思います。

 

※薬によるアレルギーが心配されるお子さんについては、

 必ず専門家の指示を仰いで、自己判断で市販薬を服用させないようにしてください。


③ビタミンサプリメント(小児用)

①「浣腸」の項にも書きましたが、

震災後一定期間は、栄養が糖質中心に偏ってしまいがちで

特に、ビタミン類の不足は顕著です。

 

そのためか、うちの娘をはじめ

「口内炎を起こした」というお子さんの話は何度も耳にしました。

 

また、何の症状も起こしていなくても

子どもの栄養不足を心配しているお母さんたちは大勢いました。

 

災害の際は、ビタミン類を補給できるような食品が、

いつ販売開始されるか全く分かりません。

 

お子さんの体調管理や、成長に欠かすことのできない栄養素が含まれている

サプリメントを用意しておくことをおすすめしたいです。

 

参考

1歳からのパパーゼリー5

https://www.kenko.com/product/item/itm_6939358572.html

 

こども肝油ドロップグミ

https://www.kenko.com/product/item/itm_6943266472.html

 

カワイ肝油ドロップ(C・S)

https://www.kenko.com/product/item/itm_6919769872.html

https://www.kenko.com/product/item/itm_7511178072.html

上記の商品情報は、2017年7月26日現在のものです。

 

※サプリメント購入の際は、対象年齢や成分等を確認の上、お買い上げください。

 服用の際も、記載されている用法・用量を守って正しくお使いください。


④かさばらないおもちゃ類

災害時は、当然ながら普段とは違う生活環境に置かれてしまいます。

 

大人にとって大変なのはもちろんですが、

子どもも、多大なストレスを感じてしまいます。

 

公園などは遊べる状態ではないし、友達と会うのも難しいし、

たまったストレスを発散させる場が、なかなかないのが現状です。

 

そこで、防災用品の中に1~2つ、

子どもが室内で楽しく遊べるおもちゃを入れておくことをおすすめします。

 

できれば家にあるものではなく、

安価なもので良いので、新しいものを入れてあげてください。

 

災害時にも、このような小さな楽しみがあるだけで、

お子さんの受けるストレスは、いくらか和らぐのではないかと思います。

 

私がおすすめするおもちゃ

 

・クイズブック

・間違い探しの本

・折り紙

・ジグソーパズル

・カードゲーム

 

など、保管時にかさばらず、長時間楽しめるようなものです。

 

※小さいお子さんに人気の「シールブック」は、

 保管環境によっては、シールの粘着面の糊が劣化してしまう可能性があるので

 防災用品として使用するのは避けた方が良いと思います。


⑤お菓子

非常食の1つに、お子さんが喜びそうなお菓子を加えることをおすすめします。

 

災害後、スーパーの品揃えが戻るまでには相当時間がかかります。

特に、災害発生から日が浅いうちは、

長時間ならばなければ品物が手に入らない上に、

購入点数に制限がある場合が多いです。

 

そして、お子さんが好きなお菓子が

いつ入荷されるのかも全く予測がつかない状態になってしまいます。

 

とはいえ、お子さんにとって「おやつ」は

大人が思っている以上に大切なものです。

 

非常時であっても、美味しいおやつを食べることができるだけで

受けるストレスが軽減されるように思うので、

非常食の中に「お子さんのおやつ」も加えてみるのはいかがでしょうか?


非常食として販売されてるお菓子

非常・携帯用サクマ式ドロップス

https://www.amazon.co.jp/%E4%BD%90%E4%B9%85%E9%96%93%E8%A3%BD%E8%8F%93%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%83%BB%E6%90%BA%E5%B8%AF%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%9E%E5%BC%8F%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9/dp/B003XLU75Q/ref=sr_1_2?s=food-beverage&ie=UTF8&qid=1500429323&sr=1-2&keywords=%E9%98%B2%E7%81%BD%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E9%A3%9F%7C%E7%81%BD%E5%AE%B3%7C%E3%81%82%E3%82%81

 

東ハト ハーベスト保存缶

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ビスコ 保存缶

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不二家 アンパンマンどこでもビスケット保存缶

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E5%AE%B6-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BF%9D%E5%AD%98%E7%BC%B6-60g-24%E5%80%8B/dp/B00DGOA9XK/ref=sr_1_63?s=food-beverage&ie=UTF8&qid=1500429587&sr=1-63&keywords=%E9%98%B2%E7%81%BD%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E9%A3%9F%7C%E7%81%BD%E5%AE%B3%7C%E3%81%82%E3%82%81

上記の商品情報は、2017年7月26日現在のものです。


おわりに

私が東日本大震災を経験し

「災害時に、これがあるとよかった」と痛感した5つのものについて

ご紹介しました。

 

私が当時住んでいた仙台市中心部は、

比較的、ライフラインの復旧は早いほうでしたが

電気と水道の復旧は3~6日、

ガスについては、元に戻るまで1ヶ月半ほどかかりました。

 

物流も、元に戻るまでには相当時間がかかり、

店頭で日用品を買うまでに、長時間並ばなければならない状態がしばらく続き、

震災前と同様に色々な物が買えるようになったのは、だいぶ後になってからでした。

 

ただでさえ心身ともに消耗する災害時。

そのような時、少しでも「困った!」が減らせるよう、

しっかりと備えておくことを強く、おすすめします。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘を持つ母。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験が、少しでも皆さんのお役に立てることができるような
記事を書いていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

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