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元児童英会話講師が本音で早期英語教育のメリットデメリットを考えてみた

 2015/10/27 教育 習い事
この記事は約 6 分で読めます。 257 Views

元児童英会話講師のKAZUと申します。今回は,お子さんを英語教室に通わせようか迷っている,または現在通わせてはいるけれどもこのままでいいのかな,と思っているママさんパパさん向けのお話です。実際に英会話講師として働いていたから伝えたいメリットやデメリットもお伝えします。

幼児の早期英語教育メリットとデメリット

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小学校でも英語が始まっているし,なにかと世の中英語エイゴとなっていますね。
最初に結論を申します。私個人の意見は,「早期教育は必ずしも必要ではない」です。
早期英語教育においては,良い,悪いと一概には決めつけられないと思うのです。なので,「必ずしも」との言葉をつけました。

メリット

  1. やはり音声(発音)については,年齢が低い方が耳の慣れが早いと思われる。
  2. 「勉強」ではなく「お楽しみ時間」として英語レッスンの時間を捉えられる。「好き」と思えるきっかけにはなるかもしれない。
  3. 大きくなっても英語が好きであり続けていられた場合,「やっぱり早くやったからここまで身に付いたのだ」と思える。

デメリット

  1. 週に1回レッスン50分,それを月に4回だけでは英語は身に付かない。あなたが社会人の生徒だったらどうですか?家でも学習しないと伸びませんよね?
  2. つまづいたときに立ち直ることができないと,結局嫌いになってしまうこともある。レッスンとはいえ,宿題や評価はあります。
  3. 1つのレッスンだけでは足りないから,と追加レッスンを勧められることが多いだろうから,結局会社の都合に振り回される。親が疑問を持ち続けたまま通わせるのもどうかと思う。

以上の幼児英語教育のメリットデメリットがあるという事を頭に入れて次からを読んでいただければと思います

目標と心構えを持ちましょう

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現在、お子さんを英語教室に通わせているあなた,なぜ英語教室に通わせ始めましたか?自身が英語に苦労したから,子どもに同じように英語で苦労させたくない。または,周りが英語の勉強を始めているから取り残されないようにうちの子もしっかりと英語教育をしよう,でしょうか。

英語教室に通わせているから安心は間違い

理由がなんであれ,親が子を思う気持ちなので間違ってはいません。ただ,前者は子どもも同じようになるかもしれないことは頭の片隅に入れておきましょう。人間五教科が全て完璧にできるわけではないように,英語は教室に通わせていれば安心,ではないのです。そして後者,こちらは人の意見に流されないように。この先どんどん教室のノルマに乗せられてしまわないように気を付けましょう。英語教室の多くは株式会社です。当然利益を出していかないと,世の中生き残っていけません。

だからこそ,通わせている人こそ目標や心構えが必要なのです。

目標って具体的にどんなこと?

目標はできるだけ具体的に持ちましょう。

ペラペラにしゃべれるようになってほしい!

発音がきれいになってほしい!

これらは確かにできないよりはできた方がいいですが,しゃべる中身がなければペラペラも流暢さも意味がありません。要は文章構成力があるかどうか,相手の話を聞けるかどうか,自分の意見を言えるかどうか,が大切なのです。日本語でこれらができないのに,言語が「英語」になったところで人間が変わったようにペラペラスラスラ言えるでしょうか?そうではないですよね。
具体的に,と言っても最初から完璧に目標を持つ必要はありません。多分最初からは無理でしょうし,途中で変えていいのです。小学校で英語が始まるから,そこで躓かないようにいまからやっておきたい,中学校で英検に合格したいから,今からリスニングを鍛えてあげたい。こんな感じでしょうか。

身についてるかわからないので辞めさせようか?

「やっぱりやめさせようか。身に付いているか分からないし。」

これもよくある悩みですね。ご自身に置き換えてみましょう。ちょっと英語をかじったらそのあとペラペララクラクになりましたか?そうではないですよね。英語こそ積み重ねです。膨大な単語力も積み重ねです。身に付くかどうか,これは時間がかかります。結果はすぐに出ないことは分かっておきましょう。これこそ個人差があります。日常生活ではほとんど英語を使うケースが無いのに,教室の50分だけで完璧を求めよう,というのはかなり無理がある話です。ましてや早期スタートのレッスンは,単語をリピート,歌をうたいながら体を動かす,などのお楽しみ系が多いので,それこそ身に付いているのかなんてよく分かりません。

まずは、体験に行ってみよう!の罠

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「通わせようか迷っているけれども・・・・」

こう思ったらまずは無料体験などで実際にどんな事をするのか英語の体験と思うでしょう。しかしご注意を!たかが体験,されど体験,であることを心にとめておいてください。教室にしてみれば「ありがたいお客さん」であると同時に「どうしても入会してもらいたい一人」になるのです。株式会社ならではの月間ノルマもありますから。

英語教室もお客さんは、たくさん入って欲しい

気楽に体験だけ,と思っても,住所氏名などは書くようでしょうし,体験レッスンの後には「〇〇ちゃん,大きな声でred!って言えていましたよ~。発音もとてもよかった。同じ年のお子さんも,たくさん通っているんですよ~。」などの「営業」が始まります。あとは家に帰って主人と相談してみます,なんてその場は乗り切っても,電話は来るでしょう。「どうでしたか?いまなら入会金もキャンペーンで無くて,とてもお得な時期なんです。入会金分で1か月分のレッスン費になるからお得ですよ~。」

だからこそ,流されない,しっかりとした目標を持ってください。

英語教室の営業に負けない方法

このママさん(パパさん)かなりしっかりしている人だわ。入会してもらいたいけれども,入会後もうまく付き合っていかないと,逆に負けそうだわ!くらいに会社に思わせられたらこっちのペースになり,一番楽です。決してモンスターペアレンツになれと言っているのではありません。うちはきちんと考えているんですよ!という気合を持ちましょう,ということです。

子供が楽しく通えているかが一番

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通っていても,これらかでも,一番大切なのは楽しく通えているか,この一言に尽きると思います。無理はさせないでください。家族の時間も犠牲にして,レッスンの回数を増やし,エイゴエイゴとやることが果たしていいのでしょうか。週に1回楽しく通えている,身に付いているかは分からないけれども,なんだかいい顔している,これでもいいと思います。教室に通わせてあげているのは親であっても,主人公はお子さんなのです。大人になって英語が必要になったら嫌でもやらないといけないのです。それまではある程度柔軟に,自由に,でいいと思います。

 

まとめ

早期,が大切なのではなくて,まずは楽しめているか,「今のレッスンが」もしくは「今始めること」が我が子に合っているかどうか,が大切なのです。始める時期は中学校入学を機にだっていいのです。それが子どもに合っているのかもしれません。私自身は公立中学校で英語を初めて学び,大学は英文科に,海外留学は短期を2回,長期を1回行けるだけの英語力が身に付きました。その後も,通訳,翻訳の仕事もしました。要は英語が好きになったからです。そのきっかけが何だったのか,私はよく覚えていませんが,親が車内でかけていたビートルズのテープをよく分からない歌詞で歌っていたそうなので,もしかしたらそれだったのかな,なんて思ったりもします。きっかけは親が与えてあげられるものかもしれませんし,自分自身で掴み取るものかもしれません。

だからこそ,必ずしも早期が大切なのではなく,大切なことは他のところなのかもしれない,と言えるのです。

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KAZU

KAZU

関東地方在住。1歳の男の子を持つ主婦。趣味はパッチワークで,息子を妊娠中にベビーキルトを作成した。現在針仕事はお休み中。大学時代に北欧に1年間留学し,今でも北欧を感じられるライフスタイルを試行錯誤しながら実践中。絵本が大好きで息子に読み聞かせをする日々。言葉を覚えては知っている限りの単語を使って私に話しかけてくる息子がかわいくて仕方ない。

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