毎年のように聞かれる水の事故・・・起きた時にできること5つのポイント
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暑い時期にプールや海で泳ぐととても気持ちが良いですね。それでも、楽しい時間が一瞬にして、痛ましい事故に代わってしまうこともありえます。水の事故にはだれも遭いたいと思いませんし、できればそうした事故が起きないように願いますね。前回は、水の事故を避けるためのポイントをご紹介しましたが、今回は、実際、水の事故に遭ってしまった時にどうするか、ポイントをご紹介します。
この記事の目次
水の事故にあったらどうする?
実際に水の事故の現場に遭遇したら、びっくりしますよね。慌てすぎて、そのまま助けに行きたくなる気持ちが起きてしまうこともあります。それが、自分の子どもなら、なおさらですよね。例えば、着衣のまま飛び込んで助けに行ってしまうと、着衣のままだと水を含んだ服は相当重くなりますし、おぼれている人、子どもならなおさら、パニックになっていますから、こちらの言うことも聞こえないかもしれません。その状態だと、抱きつかれ、二次の事故が起きかねません。着衣のまま泳ぐというのはかなりの泳力が求めらることも忘れないでおきたいですね。
それで、救助に向かう際には、かなりの冷静さが求められます。それはかわいい子どもであってもです。では、実際に、できることをご紹介します。
周囲の人に助けをお願いすること!
一人で救助に向かうのはとても危険なことです。それで、必ず、周囲の人に協力していただくようお願いしましょう。いろいろな、道具を使って、複数での救助するのがベストです。道具は、例えば、ロープやペットボトルなどです。どうしても、水に入らずに救助が難しい時には、泳いで助けに行きますが、そこでも、複数というのがキーポイントです。泳いで助けに行く人を見守る人、水に入らずに道具を使って手を差し伸べる人、消防などへ通報する人などです。
水に入る場合は冷静に準備を整えてから!
水の事故に遭遇すると、思わず飛び込んでしまうことがあるかもしれませんが、先ほども述べたように危険です。それで、服を着ているなら、できるだけ身軽になるようにし、浮力になるような、浮輪、ペットボトル、膨らませたビニール袋などを持って、水に入ります。
水に入るのは足から、そしておぼれている人からは目を離さない!
おぼれている人のところまで早く着きたい一心で、頭から飛び込んでしまうことがあるでしょうか?海や川は、流れがあり、足場も悪いこともあります。飛び込んでしまうと、自分の体のバランスを崩してしまいかねません。自分自身の体を水面で打ってしまい、側頭部を打ってしまうと鼓膜が破れてしまうこともあるようです。そうなると、泳ぐことに自信があっても、泳ぐことが難しくなることもあります。
おぼれている人の正面ではなく、後ろから助ける!
これはテレビでも特集されていました。正面から助けに行くと、おぼれている人はパニックになっていることが多いので、抱きつかれてしまい、助けに行った人もおぼれてしまうこともあります。そうならないためにも、後ろから助けることを忘れないようにしましょう。
流れには逆らわない!
川などの流れがあるところで、助けに行く場合、早く着きたい気持ちから最短ルートを泳いで行きたくなりますね。そうなると、結果的には、体力の消耗につながります。また、長い時間、水につかってしまうことになりかねず、そうなると、低体温症になってしまうということもあるようです。
それで、多少、遠回りに思えても、流れには逆らわない仕方で、おぼれている人のところに向かうことができます。
まとめ
いかがでしたか?起きてほしくない水の事故ですが、実際に起きてしまうとかなりパニックになると思います。パニックになると、冷静な判断ができなくなります。そうならないためにも、あらかじめ、どうするべきなのか頭の隅に置いておくだけでも、冷静な行動を取ることができますね。