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正しい性教育は何歳から?日本と海外の国別の性教育の違いまとめ!

教育 育児 子育て 自宅学習
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赤ちゃんのころには男の子も女の子も、特に関係なかった我が子も、ある程度(おおよそ5歳前後)になると『男の子/女の子』という差が出てきますよね。そのころになると、子どもから「性に対する不思議な疑問」が出てくるのもごく自然なこと。しかしパパママのみなさんは、お子さんに性教育をしていますか?今回は世界の性教育事情をご紹介しながら、家庭での性教育の大切さについてまとめます。

性行為の初経験年齢の若年化

昨今、草食だの異性に興味がないだの、そういった若い年代の恋愛事情が淡泊化しているという話を聞きますが、性行為を初めて経験する年齢は若年化しているというのをご存知でしょうか?

だいたいの方は20歳前後で経験をしているようですが、中には中学生のときや、小学生のときに経験したという方もじつは存在しています。

パパママもそっと心のうちで思い出してみてください。

もし「自分は早かったかも……」と思った方、学校や家庭での性教育はどうでしたか?
自分の子どもが同じ年齢で経験したら……どう思いますか?

小学校でアレを配布⁈アメリカの性教育事情

United-States-of-America

先進的なイメージのあるアメリカでは、ある州でなんと小学6年生に対して避妊具であるコンドームを配布したことがあります。

びっくりですよね……。

もし息子さん娘さんが「学校でもらったよー!」とコンドームをポケットから取り出したら……あなたならどうしますか?

 

これはアメリカでも賛否両論あることでした。

「コンドームを配布したことが直接『性行為をしよう!』ということにはつながらない」「親とオープンに話すいいきっかけになる」という賛成派もいれば

「学校が性行為に対してOKサインを出したようなものだ」「いくらなんでも早すぎる」という反対派もいます。

しかし、裏を返せば、小学校6年生に避妊の大切さを教えなければというほど、アメリカでは10代での妊娠が問題になっているのです。

 

また、模擬体験として「この紙袋はあなたの赤ちゃんです。だから決して目を離してはいけないよ」と紙袋を渡すそうです。

そうすると子どもたちはひとときも肩の力を抜けない生活を送ります。

それがいいきっかけになり、「自分たちが子どもを持つのはまだ早い」と避妊の大切さを考え、同時に父親母親に対して感謝の気持ちを抱くそうです。

 

多民族国家のオーストラリアでは

Australia

アメリカと同じく多民族・多文化国家として知られるオーストラリアでは、性教育もそれぞれの民族に合わせて行っています。

それが功を奏し、エイズ/HIV対策に成功しました。

 

「性教育は恥ずかしいもの」というイメージを取っ払い、オープンな姿勢で、5歳くらいから“関係性”の大切さから性教育を行っているようです。

 

アメリカのお隣・カナダでは?

Canada

アメリカのお隣であるカナダでは、性に対してかなりオープンです。

というのも、『性行為はパートナーとの関係を良好に保つ大切なコミュニケーションのひとつ』であるとして、それゆえに避妊や安全に対する注意意識がかなり高いんです。

また、性の多様性に関しても力を入れて学習し、早ければ幼稚園から、一般的には小学校1年から性教育が始まります。

 

義務だけど必修ではない?イギリスの性教育事情は……

United-Kingdom

早ければ5歳から性教育をするイギリスでは、11歳では学校での性教育を義務化しています。

しかし、退席も可能なのです。

というのは、イギリスでは「性教育は家庭でするもの」という考えがあるため、家庭できちんと性教育を行っているのであれば退席可なのです。

ある三人の娘をもつ母親がマスコミに「うちの三人の娘が揃って10代で妊娠出産したのは、学校の性教育が貧弱なせいだ!」と訴えました。

ですがこの言葉は、あなたの言う学校と同じように家庭での性教育も貧弱だったからでしょ? という意見を多く受けました。

 

無秩序を秩序化したオランダは……

Netherlands

「『違法』にするから無秩序になるんだ!」という考えから、ドラッグや売春を法の上で容認し、秩序を保つオランダ。

そういった背景もあり、性教育に関してもオープンです。

小学校1年生から行う性教育では、性行為に関することよりも愛や人間関係について学校でも家庭でも、オープンに語り合うのが日常なんだそう。

その結果、オランダは世界でもっとも10代の妊娠が少ないのです。

 

公的制度の充実した北欧・フィンランドでは

Finland

「ゆりかごから墓場まで」というフレーズが有名なほど、公的な補助制度が充実している北欧・フィンランド。

もちろん性教育もしっかり行われており、幼児語でも男性性器・女性性器を使い分けています。

それは7歳から始まる学校での性教育の授業の際に、身体の主要部位を理解して機能をきちんと説明できるようにするためなのです。

そして性教育は学習指導要領に盛り込まれ、なんと大学入試の教科のひとつでもあります。

また、人間関係や同性愛への理解や、性行動を始める適正年齢を子どもたち自身で考えさせるということもあります。

 

日本と似ているドイツでの性教育事情は?

Germany

日本と似ているところが多いだけに、何かと比較されるドイツですが、性教育に関しては日本よりもしっかりした印象です。

もちろん昔はイメージ通り、厳格なその国の雰囲気から、性教育もタブー視されていましたが1990年に東西統一されたのを機に、性教育への取り組みを進めました。

 

ママパパのみなさんは、お子さんから「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれたことはありませんか?

そしてその問いに対してどのように答えましたか?

おそらく多くのママパパが「コウノドリがね……」というようにごまかしたのではないでしょうか。

 

ドイツでは子どもが「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問をしたら、「それがそのときである」と判断して、リアルに説明してあげるそうです。

そして同時に、避妊の重要性もきちんと説明するのだそう。

その上で学校では『行事の一環』として学ぶというのがドイツの性教育のあり方のようです。

 

 

WHOも問題視する⁈中国の性教育事情は……

China

日本のお隣の国・中国では性教育がタブー視され、性知識の普及がかなり遅れています。

そのため若者の多くが望まない妊娠・中絶、また性感染症の被害を受けています。

 

その様子を受け、WHOが状況の改善を狙いさまざまな運動をしています。

 

しかし……たとえば10歳の生徒たちの教科書に思春期や生殖についての説明を見た保護者が「不適切である!」と異論を唱えたり

性病を防ごうと無料のコンドーム販売機を大学に設置したところ、保護者だけでなく学生までもが「汚れる!」と反発をしたそうです。

 

なかなかうまくいかない改善ではありますが、中国の性科学者も「性は恥ずかしいものではない。性を学ぶということは、人生を懸命に生きるために必要である」と考えています。

 

 

日本の性教育は……?

Japan

ここまで外国の性教育事情を見てきましたが、日本は……。

あえて説明せずとも、ママパパの多くが体験してきましたよね。

 

日本における性教育は、小学校での初潮の話、中学校での最低限の知識のみで、性行為や避妊については取り扱いません。

かといって家庭でも性に関しての話題はまったくないというおうちも多いのではないでしょうか?

 

性教育が充実している国では、未成年の望まない妊娠や中絶がとても少ないです。

反対に日本をはじめとした性教育が不十分な国では、未成年の望まない妊娠や中絶がとても多いと報告されています。

 

少し考えてみてください。

性についての知識をきちんと教えてあげることの何が恥ずかしいんでしょうか?

それは間違ったことなんでしょうか?

きちんと教えてあげることで自分の子どもが、たとえば性感染症から身を守れるのです。

 

もしもきっかけが見つからなければ、絵本を使ってみるのもひとつの手段ですよ。

きっかけになりうる絵本はいくらでもあるので、「これなら話しやすそう!」という一冊を見つけてくださいね!

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

じつは性教育の不十分さから、10代でも「どうやって子どもができるのか」を知らない子どもたちが多くいるんですよ。

そのために望まない妊娠をし、やむを得ず中絶をするという少女も日本に多くいます。

そんな悲しい経験をしないためにも、学校任せにするのではなく、ぜひ一度ご家庭で話してみてはいかがでしょうか?

 

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びっぐうえすと

びっぐうえすと

愛知県出身。
会社員の夫と、春生まれの長男を試行錯誤しながらもマイペースに育児に奮闘中のグータラ主婦。
子供向けのストアに働きながら、芥川賞作家のハチャメチャ恩師のもとで小説を読み書きして今に至る。
『楽しければよし』をモットーに日々過ごしています。

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