子宮頸がんの症状って?初期は無症状だから20代でも予防検診が重要
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乳がんに次いで女性が気になる子宮頸がん。子宮頚がんの初期は無症状なので自覚が出るほど進行してしまうと子宮を摘出。妊娠・出産の可能性がなくなるほか命にもかかわってしまいます。子宮頸がんは健診やワクチンによって予防ができます。
乳がんと合わせて、子宮頸がんについても正しい知識を得ましょう。
この記事の目次
子宮頸がんの症状とは?
子宮頸がんの症状は、性交渉後の出血・不正出血、おりものの異常、下腹痛、下肢の痛み・むくみなどがあります。
子宮頸がんは症状が現れたときにはかなり進行している可能性があると言う事を覚えておいてください。
初期のうちは無症状
子宮頸がんは、初期のうちは無症状のため自分で気づくことは、ほぼ不可能と言って過言ではありません。
子宮頸がんは予防できます
乳がんと同じく、子宮頸がんも大切なのは早期発見。しかし子宮頸がんの初期には無症状。
厚生労働省の指針により、各自治体では20歳以上の女性を対象とした、無料もしくは低額で受診できる住民健診を実施しています。(2年に1回受診可能)
また職場検診や産婦人科での自費検診もあります。
性行経験から3年経過を目安に検診し、その後は年に1回受診するのがベストです。
子宮頸がん検診って?
乳がんと違い、子宮頸がんの検査のイメージってあまり思い浮かばないのではないでしょうか?子宮頸がん検診はパップテスト(細胞診)と呼ばれ、膣に膣鏡を挿入して柄の長いヘラやブラシなどで子宮頸部の表面の細胞をこすりとって異常細胞の有無を調べます。
妊娠した際の内診のようなイメージです。
検診結果は1~2週間後にわかります。
痛みもほとんどなく、数分で終わるため体への負担はあまりありません。
この簡単な検査で、がん細胞やがんになる前の細胞などを発見できます。
さらにHPVの感染をみるHPV検査を併用すると、ほぼ100%の確率で前がん病変やがんを発見できます。
初期の段階でがんを発見・治療できれば、子どもを産むことも可能です。
「子宮がん」は2種類?
じつは子宮がんは2種類あります。
子宮の入り口付近(子宮頸部)にできる子宮頸がんと、赤ちゃんが育つ場所(子宮体部)にできる子宮体がんです。
この2種類には、原因や発症しやすい年齢・特徴・治療法が異なります。
画像引用元:子宮頸がんと子宮体がんの比較
女性なら誰でもかかる可能性がある病気
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉の経験がある女性の80%が一生に一度は感染すると言われています。
つまり、女性にとって非常に身近ながんなのです。
若い女性の発症率が増加
画像引用元:子宮頸がん(上皮内がんを含む)発生率の推移
子宮頸がんには遺伝などは関係ないと言われています。
しかし、性交渉の経験があれば誰でも発症する可能性があります。
近年では20代後半から30代の女性の発症率が急増しています。
まとめ
子宮頸がん、いかがでしたか?
筆者は20歳のころ、乳がん検査した際に、生理痛が重いこともあって「ついでに」と子宮頸がんの検査を受けました。
その際、先生に「若いのにめずらしい」と言われたのと同時に、「その心持ちが大切だよ」と言われました。
乳がんと同じく、早期発見すれば治療も可能です。
「自分は大丈夫」とは絶対に思わないで、ぜひ子宮頸がん予防検診を受診してみてください!
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