実家は子どもに危険がいっぱい!100均グッズで安全対策じじばば気をつけて
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いろんなものに興味を示す年ごろのお子さんがいらっしゃるパパママ、そしておじいちゃんおばあちゃん。今、家の中を見渡してみてください。
安全対策はきちんとできていますか?
筆者は自分の実家や主人の実家に行ったとき、「危ない!」と思うところがいくつもありました。
自分の実家であれば、「ここが危ないから、早くなんとかしといて!」と言ったりやっておいたりできますが、さすがに主人の実家では言いづらい……。
でも危ないところがあると、「もう連れて行きたくない……」と思ってしまいますよね。
たまにしか会えないおじいちゃんおばあちゃんだと、そんな風に思ってほしくないですよね。
そこで、今一度かわいい子どものために安全対策を見直してみませんか?
この記事の目次
子どもの手の届くところに潜む危険
赤ちゃんに危険なことは、大人では気づきにくい場所に集中しています。
一度、目線を下げて、ご自宅を見まわしてみませんか?
コンセントの差込口が露出していたりしませんか?
露出したコンセントの差込口に、赤ちゃんが指やおもちゃなどを入れて感電してしまう事故は毎年何件も発生しています。
コンセントに興味を示す前に、コンセントカバーやコンセントキャップを着けておきましょう。
100円均一に行けば、どちらも売っていますよ。
ライターやカッターが目に付くところに置いてあったりはしませんか?
筆者の母は喫煙者なので、ライターのストックが息子の手に届く場所にあったため
と注意しました。
きつく言っているのは、体を心配しているからでもあるんですよ。
だから「孫はかわいいけど、娘(嫁)にきつく言われるのがいや!」とは思わないでくださいね。
さらに主人の実家に行ったときには、カッターやハサミが入ったペン立てが床に置いてありました。
ハッキリとは言いにくいので「危ないよ」と息子に言うように、遠まわしにどかすように促しましたが、気づかず……。
目や、口に入れて喉に刺さってからじゃ遅いですよ。
キッチンには火や刃物があり危険です
階段も、きちんと大人が見ているときに2,3段上り下りさせるのは子どもの運動になります。
しかし、子ども一人だけで勝手にやってしまうのは、かなり危険。
子どもが簡単に入れないようにベビーフェンスをしておくのもひとつの手です。
恥ずかしながら筆者の自宅は狭く、キッチンダイニングのダイニング部分に犬がいます。
ダイニングの向こう側にキッチンがあるので、いっそのことダイニングから入れないようにしようと(画像ではわかりにくいですが、手前の黒い格子状の)フェンスを立ててあります。
専用のフェンスだとちょっと高かったり、希望するサイズがなかったりするので、ホームセンターや100円均一にあるフェンスを必要なだけ買って結束バンドでつなげるとかなり安く安全対策ができます。
格子状なので死角がなく、また息子が犬と気軽にコンタクトを取っていて、さらにこの格子部分から物を通したりしていて、これは一石三鳥?でした。
コードや紐なども危険です
携帯の充電器などのコードを伸びたまま放置していませんか?
コードが赤ちゃんの首に絡まるとそのまましまってしまいます。さらに、引っ張られて故障の原因にもなります。
筆者は巻き取りタイプの充電器で対策しましたが、子どもに引っ張られて短期間で2本壊れました。
いちいち面倒かもしれませんが、安全のため、そして故障を防ぐため、子どもの手に届かない場所に置いた方が得策です。
少しずつ立つようになると、角が危ない
子どもが立てるようになると、いつどこで転ぶかわかりません。
ずっと目を離さないで、転びそうになったら支える……なんて無理な話ですよね?
本人にも経験になりません。
頭があたったら危険な家具の角などにつけるコーナークッションも100円均一に売っています。
思い当たる角にあらかじめ貼っておけば、少しは安心です。
100円均一のものだと両面テープが弱いので、好奇心が旺盛な子は外して剣のように遊びだすことも。
改めて両面テープを貼りなおすか、ベビー用品の専門ショップで買えば間違いなしです。
口に入りそうなものはありませんか?
筆者が保健師指導の際に聞いたのは
「人差し指と親指で輪っかを作ってください。それが赤ちゃんの喉を通るものの大きさの目安です」
ということでした。
意外と大きいですよね。
上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいると、その子たちのおもちゃ(たとえばトミカや人形のアクセサリーなど)って、赤ちゃんの喉を通る大きさですよ。
できるだけ小さなものは手に届かないようにしましょう。
筆者の息子は、いつの間にかズボンのポケットから出てきたと思われる10円玉を口に入れていました。
目ざとく何でも見つけるので、先を読んで防ぎましょう。
夏に扇風機・冬にヒーターを出すご家庭も大変危険です
扇風機にはカバーがありますが、ヒーターはフェンスで囲うことでしか対策できません。
出さないのも手ですが、豪雪地帯では無理ですよね。
主人の実家は豪雪地帯なので、4月中旬に行ったときにまだ活躍していました。
しかしフェンスなど一切していないので、物珍しい息子は何度も近付こうとしていました。
それを止めようとしない義父・義母にまさかの主人……。
肩身の狭い嫁としては、「危ないからフェンス用意して!」なんて言いたくても言えません。
火傷してからじゃ遅いですよね。
義実家で頼りになるのはパパです。
素知らぬふりをして、ママに「あなたの実家は危ないから行きたくない!ひとりで行って!」なんて言われたくないですよね。
おじいちゃんおばあちゃんにはあとで「きつく言ってごめん」と謝ればどうとでも収まるので、ママが「危ない!」と思う前に「これ危ないだろ!」と気づいて言ってあげましょう。
「あとはどこが危ないの?」思ったら……
ベビー用品専門店に行ってみると、安全対策グッズがたくさん売っています。
実際に見てみて、「うちどうだったかな?」と照らし合わせながら考えるのもよし。
また、埼玉県さいたま市や岐阜県では、祖父母手帳・孫育てガイドブックというものを発行しています。
その中に安全対策について書かれているので、よければご覧ください。
岐阜県 孫育てガイドブックはこちら
まとめ
いかがでしたか?
100円均一にあるものだけでもかなり揃えられるので、特におじいちゃんおばあちゃんは「たまに来てもすぐ帰っていくから……」とは思わず、きちんと安全対策してあげてくださいね。
事故が起きて、万が一悲しい結果になって後悔してからでは遅いですよ。
NHKのすくすく子育ての年一回のすくすくアイデア大賞でも危険防止アイデアが紹介されていました。