うまく育てれば50cm?!金魚すくいの金魚を親子で楽しく育ててみよう!
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夏休みも真っ只中になると、ご近所では夏祭りが開催されますよね!
最近でこそ出店は少なくなっているようですが、中にはそういった出店のある大きなお祭りにも参加することもあるのでは?
その出店の中で、お子さんが興味を持つもの……それはズバリ「金魚すくい」!
とはいえ「水が臭いそうなイメージ……」や「そもそも、金魚のちゃんとした育て方を知らない……」というママやパパも多いのではないでしょうか。
せっかく夏休みだからこそ、金魚すくいですくい上げた金魚を上手に育てて、夏休みの自由研究のテーマにしちゃいましょう!
この記事の目次
金魚すくいの『金魚の種類』
金魚すくいで用意されている金魚は、出店ごとに違いますがおおよそ3種類に分けられます。
だいたいどの金魚も8年が寿命の目安といわれています。
しかしそこからまた上手に育てると、10~15年生きることもあるんだとか!
「金魚すくいの金魚はすぐ死ぬから……」というのは、間違った飼育法をしているからなんです。
①和金
金魚すくいの水槽で、たくさん泳いでいる小さくて赤い金魚が和金です。
とても育てやすく、上手に育てると20~30cm、なんと50cmにもなるんだとか。
大きく育ててみたい、ということであれば育てやすい和金をすくいましょう。
②琉金(流金)
水槽を泳いでいる中で、いかにも「金魚!」といった見た目の金魚です。
和金に比べて、上から見たときに横に大きいのが見分けるポイントです。
中国生まれの金魚です。
③出目金
文字通り、目が飛び出ている金魚です。特にお子さんは出目金をすくいたがりますよね。
しかしその特徴である目がとても傷つきやすく、その傷のために弱って死にやすいというデメリットがあります。
長く育てたいということであれば、育てにくい出目金はあまりオススメしません。
飼育に必要なもの
水槽
せっかく金魚なので金魚鉢で育てたいところですが、今回は「長く育てる」というテーマなので水槽にしましょう。
エアー
用意した水槽のサイズに合ったものを選びましょう。
サイズが合っていないと、エアーはまったく意味がありません。
ろ過機
ろ過機があることで手入れもしやすく、また金魚にとっても環境のいい水槽を保つことができます。
主に必要なのはこの3つ。
最近ではホームセンターなどに、必要なものがセットになったものが売っているので、スタッフさんと相談したりして揃えましょう。
下準備
金魚すくいですくった金魚は、家に着くころにはとても弱っています。
そのまま水槽に移してしまうと、よく言われる「すぐ死んじゃう……」ということになってしまいます。
とても大切なことなので、きちんと下準備をしてあげましょう。
1.金魚を塩水浴させる
水1ℓに対し、塩小さじ1杯入れた桶を用意し、連れて帰ってきた袋に入れた状態でそのまま入れます。
10~15分ほどそのままにして、双方の水温を合わせます。
その後、袋の口を開けてその桶の中にそっと放し、3日ほど放置します。
その間に金魚にエサをあげてはダメですよ。
2.水槽を用意する
金魚が住む水槽を用意します。
水槽に水をはったら、カルキを抜きましょう。
薬剤が売っているので、商品説明をきちんとよく読んで、カルキが抜けたらそっと金魚を入れてあげます。
ポイント
「食べている様子がおもしろいから」、「お腹がすいているとかわいそうだから」と毎日たくさんあげてしまいがちのエサですが、じつは2~3週間食べなくでも平気なのが金魚です。
すぐに食べきれる量(3~5分ほどで食べられる量)を1日に1回か2回で十分です。
たくさんあげてしまうと早く大きくはなりますが、その分寿命が短くなってしまうので気を付けましょう。
水の交換は、汚れてきたら半分捨てて水道水を足せばOK!
コケがあるとちょっと見た目が悪いですが、水道水の塩素を取り除いてくれるので多少あった方がいいですよ。
そして意外なのが、話しかけるのがいいそうです!
「今日はいい天気だね」だとか、他愛ない会話で金魚も懐いてくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?
筆者は金魚が大の苦手なので金魚すくいはしませんが、大学時代の友人が金魚を育てるのが趣味でよく話を聞いていました。
彼によると「大事なのは下準備。これさえきちんとすれば、とりあえずすぐ死ぬっていうのは十中八九防げるから!」と言っていました。
大事に育てて、ぜひ大きな金魚にしてみましょう!