浴衣っていつまで着ていいの?9月は季節はずれ?長い期間浴衣を楽しむコツ
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夏休みが終わり、子どもたちが学校や幼稚園に行ってホッと胸をなで下ろしているママも多いのではないでしょうか?
今年もたくさん夏祭りに行けたな、と思っている方もいるでしょうが、「あれ?来週もお祭りを開催しているぞ!」と胸をときめかせている母が私だけでないことを願います。
さて祭りといえば、やっぱり浴衣。子どもたちの浴衣姿って本当に可愛いですよね。でも、浴衣って夏に着るものっていうイメージで、いつまで着ていいのか悩みます。浴衣をもう少し楽しみたいあなたのために、気をつけるべき点をいくつかまとめてみました。
この記事の目次
そもそも浴衣の季節は?
浴衣は夏のものというのは分かっていますが、夏っていつからいつまで?と思ってしまいますよね。浴衣は洋服になぞらえると半袖半ズボンにサンダルといった出で立ちでしょうか。着物の世界で夏といえば6月下旬から8月くらいのことを指します。ですが、年によってはGWに夏日が続くこともありますし、今年のように暑すぎない8月もあります。
それで最近では6月(5月末)から9月中旬くらいまでは浴衣でもいいのでは?という考え方が一般的です。浴衣は羽織りものやストールやショールを使わないのが基本なので、その日の気候を考え浴衣一枚でも平気ならOK!という考え方が浸透しつつあります。
ですが、大手を振ってどんな浴衣でも大歓迎っていう雰囲気でもないようです。
着物でいつも付いて回る、季節と柄の関係
障害となるのは季節と柄の問題。着物は春物と秋物が明確に分かれてしまうことがあります。それは花や生き物が描かれている場合です。春の花が描かれた着物を秋に着るのは無粋だという考え方のようです。
特に避けるよう注意したいのは「先取りはいいけど、後取りは良くない」ということ。例えば桜が散った時期に桜の描かれた着物は無粋だと言うことです(ただし、桜は日本を代表する花であるため、リアルに描かれていない桜は年中OKという考え方もあります)。
ちょっと待って、うちの子の浴衣桜の柄よ!というママもいるでしょう。そう、実は浴衣には桜柄が多いのです。なぜだかは分かりませんがかなり人気です。でも、デザインをみれば子どもやジュニア、せいぜい20歳くらいの子が着るような若々しいデザインのものが多く、それくらいの子たちならあまり気にしなくてもいいわ、ということなのではないでしょうか。
となれば子どもたちはどんな柄の浴衣でもいいですね。
問題は母、大人として恥ずかしくない程度に。
では大人は?というとそんなに甘くはないようです。
まずは先ほどのように柄は少し気をつけたいところです。ヒマワリや朝顔といった夏の花は浴衣の雰囲気にもよりますが避けたほうがいいでしょう。
また色味も気をつけます。帯を変えられるようなら、秋らしい色に変えればそれで十分です。もし、帯が難しいのであれば、以前紹介した帯締めを秋色に変えるとそれだけでもぐっと雰囲気が変わります。
足元が素足に下駄では寒々しいようでしたら、足袋を履いて草履にしてみるといいでしょう。
まとめ
上記を踏まえて来年の浴衣を探し始めてはどうでしょうか?おすすめな柄は最近のレトロモダンの流行りに乗って水玉やストライプ。もし和風な柄が好みならトンボなんていかがですか?帯や帯締めを使って季節に合わせた着こなしをして粋な家族で街を歩いてみてくださいね。