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たった30分で!?ストライダーから自転車へ上手に移行する4つのコツ

 2022/04/19 アウトドア 育児
この記事は約 5 分で読めます。

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ストライダーに代表される、バランスバイクやランニングバイクと呼ばれるペダルなし自転車。軽量で大人が公園まで運ぶのも簡単で、子どもが喜んで全身を使った運動をしてくれる上、自転車への移行が簡単にできるというのもあって大人気ですね。

しかし、よく聞くのが「うちの子、全然自転車に移行できないの。」という声。そうなのです。簡単に移行するためには大人が注意してあげなければいけない事がある。

この4つのポイントを押さえれば、30分で自転車に乗れるようになります

サドルの位置は調整した?

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ぐんぐんと大きくなる子ども達。そのストライダーのサドル、ちゃんと身長に合わせて調節していますか?

最適なサドルの高さとは?

ストライダーのサドルの高さは「座った際に両方の踵が少し浮くけれど、つま先でちゃんと支えられる」程度が最適です。ところが膝が曲がってしまうほど低い位置で乗っている子を見かけることがあります。

バランスバイクと呼ばれる通り、両足を地面から離しバランスをとって乗ることを教えたいのに、両足をなかなか地面から離すことができなければ、練習になりません。それは大人が子どもの自転車に乗ってみたらわかるはず。とてもバランスが取りづらいのです。

サドルの位置を見直して、バランスが取りやすいようにしてあげてください。ぐんぐんと進めるようになりますよ。

体型が大きな子の場合

少し大きな子が練習するためにはストライダーでは小さすぎる場合もあるでしょう。その場合は、バランスの練習としてストライダーではなく、幼児用の自転車からペダルを外して練習します。工具があれば、家庭でもできますが、自転車屋さんに持ち込んで「練習のためにペダルをとりたい」と言えばやってくれます。

サドルの硬さもチェックしよう

それから、時々あるのが、これらのペダルなし自転車のサドルがプラスティック製でお尻が痛いから乗りたくない、と言う場合。サドルのふかふか具合もチェックしてあげてください。

自転車と体重、同じくらいの重さじゃない?

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ストライダーは12インチの自転車と同じ程度の大きさで、3kg程度です。

ところが12インチの自転車は11kg程度、一つサイズアップして16インチを選ぶと12kgになってしまいます。

体重とほぼ同じというお子さんもいるのではないでしょうか?自分に置き換えてみましょう、自分の自転車が自分と同じくらいの重さだったとしたら、取り回せるでしょうか?バランスをとりながら進むことができるでしょうか?なかなか難しいと思います。

カゴなど外れるものは外しちゃおう

体格の小さい子は自転車を選ぶ際に、少しでも軽いものを選んであげて、カゴなど外せるものは外してしまい、上手に乗れるようになってから再度つけ直すようにしてあげたらいいでしょう。一度コツを覚えれば、多少重たくても平気になります。

ベストチョイスはスポーツバイク系のアルミフレームのものです。16インチで8kg程度と大きな差があります。ただ、価格も大きな差があります。

仕切り直して練習だ!

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ストライダーから自転車への移行に関して、上記の2つのポイントを押さえると、急に乗れるようになる子がいます。こうなると、子どもを乗せるのが楽しみですよね。でも待ってください。大人達はそれに対応できますか?

練習場所は広い公園

まずは練習場所です。ストライダーなどのブレーキが付いていないものは、公道での走行が禁止なので、公園に行きます。ブレーキが付いていても始めは使うことができないので、公園の方が安心です。

また、急にスピートが早くなります。周りの安全や子ども自身の安全は確保できていますか?ブレーキがかけられないので、子どもが止まりたいと思っても止まれないこともあります。いきなり足をつけると怪我の元なので、よく注意します。

もちろん、ヘルメットは必要です。できれば長袖長ズボンだと、転んだ時も安心ですね。

ペダルを漕ぐ練習が必要

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ストライダーで上手に地面を蹴ることができ、上手にバランスが取れるようになった。次は自転車のペダルを漕ぐ練習が必要。漕ぎだす瞬間が一番難しいので、まずは数メートル足で蹴って進み、バランスをとりながらペダルに足を乗せるという練習から始めます。

当然ですがペダルに足を乗せるだけでは進まないので、上手に乗せられるようになったらペダルを漕ぐことを教えます。

漕いでー!と叫ぶ

自転車は、漕いだら進む。それをを教えるために補助輪付きのものを少し経験するのもいいと言われています。しかし団地などで子どもが多い場所に住んでいる場合を除き、本人の自転車の補助輪をつけたりはずしたり、ペダルをつけたりはずしたり、ということは難しいですよね?なので、遠くから「漕いでー!」と叫びましょう。

慣れてくると、いつの間にか漕ぎ出しからペダルで進めるようになりますが、バランスは失いやすい瞬間なので気をつけます。

まとめ

私たちが子どもだった頃は、親が後ろを支えてくれて一緒に走ってくれたものでしたね。一緒に頑張ってくれてとても嬉しかったのを覚えていますが、親としてはとても辛い時間だったと思います。

私の子どもたちは、ペダルなし自転車を使ったので気づいたら自転車に乗れていましたし、下の子は2歳の時点で自転車に移行していました。もちろん手が小さくてブレーキは握れませんでしたが。自転車に乗れるようになった瞬間は見逃しました。気づいた時にはビュンビュンと自由自在に操っているという状態でした。

そうならないように、ぜひともしっかり見守ってあげて欲しいと思っています。コツがわかれば30分もかからずにできますよ。

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杉浦ちえり

杉浦ちえり

小学生の女の子、幼稚園児の男の子、そして、子どもたちにとっては「お姉さん」の猫の母です。
東京都在住

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