こたつで寝ると風邪をひく?ホントは怖いこたつの危険!注意点を知って楽しく冬をすごそう
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寒くなってくると、なんだか恋しくなるのが『こたつ』。
特に冷え性のパパやママは、こたつに入るだけで「しあわせ……」なんて思ったりしませんか?
どんな人も虜にしてしまうこたつ。
しかし、こたつは使い方に気をつけないと、とんでもないことになるってご存知ですか?
家族の団らんとしてもひと役買う炬燵……。
楽しい団らんのために、今一度その危険性について知っておきましょう。
この記事の目次
こたつで脱水⁈
「こたつで寝ると風邪を引く」と聞いたことはありませんか?
これは体温調節がうまくできない・免疫力の低下などの理由から言われています。
しかし、風邪よりも恐ろしいこともあるんです。
冬でも脱水症状になることもある、というのは最近ではよく知られてきました。
ヒトが汗をかく量は、冬でも1日に1L。
そして体温や気温が上がると、15~20%の水分が排出されるといわれています。
ということは、こたつに入ると体温・こたつ内の温度のダブルで脱水の要因となるのです。
こたつで寝て目が覚めると喉が渇いている……と思ったことはありませんか?
それがこたつによる脱水症状なのです!
こたつでの脱水症状のリスク
こたつでの脱水症状には、脱水だけではないリスクもあります。
便秘
「こたつで脱水で便秘?」とハテナを浮かべそうですが、よーく考えてみてください。
体内で水分を持っていて、いらないもの……。
それは便です。
水分を失った体が便の水分を吸収します。
そうなると便はカチカチになってしまい、排出されにくくなってしまうのです。
脳梗塞
便だけでなく、血液にも水分は含まれています。
ヒトの体は血液からも水分を吸収します。
そうなると血液はドロドロになってしまい、カサブタのもととなる血小板が塊をつくってしまいます。
これが『血栓』と呼ばれるものです。
血栓が脳にできれば脳梗塞、心臓にできれば心筋梗塞、肺の血管にできれば肺塞栓症。
どれも死に至るケースもあり得る病気です。
症状は他にも
不眠
基礎体温をつけたことのあるママならご存知の方も多いかもしれませんが、ヒトの体は眠りにつくと体温を下げます。
しかしこたつに入って眠ると、体温は強制的に上昇したまま。
眠りの質が下がってしまうのです。
そのため、こたつで眠ることに慣れてしまうと布団で眠れなくなってしまうこともあるのです。
腰痛
こたつに入ると、同じ姿勢のままになりがちです。
そうなると体に負担がかかってしまい、腰痛の原因となるのです。
気をつけることは他にも
こたつで気をつけることは他にもあります。
・こたつ布団がヒーター部分に当たって発熱し、布団が焦げる
・洗濯物をこたつの中に入れ、ヒーター部分に当たり発火
・家具でコードが下敷き状態になり、断線状態になって発火
・たこ足配線による発火
以上の4点がよくあげられる注意点になります。
特に「洗濯物をこたつに入れて……」というのは、洗濯物が渇きにくい冬の時期にやりがち。
もしやむを得ず入れる場合には、ヒーター部分に当たらないように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
家族団らんにつながって、暖もとれるこたつ。
使い方をきちんと守っていれば、怖いことは何もありません。
きちんと使い方を守って、こたつで冬を楽しみましょう!