熊本地震から1年半、2017年8月現在の熊本城を見てきました
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2016年4月14日と16日の二度にわたって益城を中心に震度7の地震が襲った熊本県と大分県。加藤清正が7年をかけて作った難攻不落の城、熊本城。
テレビや新聞で、熊本城本丸の南西防衛の飯田丸を一本の柱で耐え抜いた映像は記憶に新しいところですが、約1年半たった今の熊本城を実際に見てき、感じたとことをまとめてみました。
この記事の目次
熊本城2017年8月の様子
正直な感想ですがボロボロでした。
まだまだ復興完成まではほど遠い状況で、あたりはまだがれきでいっぱい。
見学コースも通常の4分の1程度しか中には入れません。周遊バスや徒歩などで、外周をぐるっと回ることができましたが、地震の規模の大きさが伝わってきました。
プレハブで頑張って営業している売店、ボランティアで案内してくれる現地のガイドさんなど、地元の方の力強さをとても感じました。
熊本城の行き方
熊本城駐車場が3か所あります。こちらに車を止めて歩いてあたりを散策します。
熊本城周遊バス ”しろめぐりん” の停留所です。
熊本駅から熊本城を中心に周辺の旧跡や施設を巡れます。
20~30分間隔で運行していて所要施設を回れるのでおすすめです。
すぐに崩れた石垣が目に飛び込んできます。
いたるところが、熊本地震から一年半たった今もこんな状態です。
平成15年に復元された戍亥櫓(いぬいやぐら)
石垣がごっそり崩落しています。
石垣をひとつづつ掘り出して順番に並べているところです。
本当に気の遠くなるような作業中です。
滑落した石垣の中から観音様が描かれた石が見つかりました。
熊本城の復興を願う人たちの希望となっています。
加藤神社から見た天守閣の様子です。
これ以上中には入れません。
復興城主
熊本募金やチャリティーイベントで復興支金が集められています。
だた、莫大な時間と費用がかかるとのことで、熊本県では、これまで行っていた一口城主を一時中断し、”復興城主”として1万円から募金を募っています。
復興城主のなれば デジタル芳名板に名前を登録してくれます。
また、市内の観光施設や協賛店舗にて、特典を受けることができる優待証 ”城主手形” を発行してもらえます。
現地に行くことが難しくてもインタネットから申し込むことも可能とのことです。
これを機会に我が家でも現地 ”城彩苑” にて復興城主になりました。
熊本城、復興かんばってください!
まとめ
想像以上にボロボロだった熊本城。散策していてもなんだか悲しい気持ちになってくるのですが、現地のガイドの方の力強さと明るさでとてもいい勉強となりました。
当日でも申し込めますので熊本城へ行かれる方は是非こちらを利用していただきたい!現地の方の生の声がとっても良く、生の方言で(本物の九州弁は面白いですよ 笑。)当時の様子を是非聞きつつ熊本城、そして熊本の現在を感じてください。