金魚の病気と治療方法(塩浴)を理解して長生きさせよう!白い白点病・尾ぐされ病・転覆病
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我が家には夏の縁日で金魚すくいをし、すくった金魚がいます。
一般的に金魚ってすぐに死んじゃう。
といったイメージを持っていることが多いと思いますが、本当は金魚は長生きできるんです!
前もって金魚について知識があれば金魚は確実に長生きできます。
これまで、我が家の金魚にもいろんなトラブルがありました。
もっと早くに知識があれば助かった命もあったでしょう。
そこで金魚を元気に飼うために前もって知っておいた方がいい病気や治療の仕方、今いる縁日の金魚長生きさせる育て方をまとめました。
子供達とみんなで元気に育ててあげて下さいね♪
この記事の目次
金魚の病気と治療方法
我が家に金魚がきてかかった病気です。
金魚にはお医者さんがいません。飼い主が飼い主の意思で責任もって治療をしてあげる必要があります。
金魚が良くかかる病気
白点病
白点病は金魚が良くかかる病気です。
水質の悪化、ちょっとしたストレスですぐにかかります。
白点虫が寄生することで発病します。
体に白い斑点ができ、体を水底や壁などに擦りつけたりします。
ほっておくとあっという間に全身に広がり死にいたります。
尾ぐされ病
カラムナリスという細菌に感染することで発病します。尾びれがボロボロになってきて体の色もくすんできます。エラに感染すると呼吸困難になり死に至ります。伝染病なので他の金魚にも移ります。早期発見が望ましいです。
転覆病
エサのあげすぎ、消化の悪いエサを上げたり、エア食いと言って水面でパクパクし過ぎて空気を取り込み過ぎたなど他にもいろんな原因があるといわれています。
直接死に至る病気ではありませんが、体力も奪われ結果弱ってしまい、違う病気に感染してしまうリスクは高くなります。
リュウキンやピンポンパールなどはこの病気になりやすいので気を付けましょう。
治療方法
金魚に異常を感じたら治療方法は2つ。塩浴と薬浴です。
塩浴
金
魚の様子がおかしいなと感じた時はすぐに塩浴しましょう。
1リッターの水に0.5gの割合で粗塩を混ぜてあげます。
早期発見なら1~2週間もすればこれだけで元気になるはずです。
元気がない時は消化不良をおこしますのでエサはあげない方がいいでしょう。
薬浴
塩浴でも改善が見られない場合はすぐに薬浴しましょう。
病気が発生した水は全て捨て、水槽内も掃除し1~2週間程、薬浴しましょう。
改善が見られなかったら水を替え、さらに1週間。1ヵ月程あれば回復するはずです。
治療薬(メチレンブルーやグリーンFリキッド)はホームセンターなどに置いてあります。
28~30℃くらいに加温しエアレーションを行うと治癒率が高まります。
薬浴している間はなるべく絶食させましょう。
金魚が長生きする秘訣!
大人も子供も金魚をよく見て観察してあげて下さいね。
子供の観察力は意外とすごいんですよ。昨日と違う…。なんて変化は敏感なはず!
変化に気づくことが何よりの長生きの秘訣です。
しっかり観察してあげること!
いつも元気に泳ぎ回っている金魚。見てるだけでも楽しいのですが、エサの時間は一番かわいいと思います。
この時間にしっかりと金魚の状態を観察をしてあげましょう。
餌の食べ方・食べる量・体の傷・色など尾びれの先までしっかりと観察してあげて下さい。
食欲がない金魚はすぐに隔離し、塩浴させましょう。早めに対処すればすぐに元気になるはずです。
水温変化に金魚は弱い
春や秋は1日の気温の変化が大きいため、それに伴って水温も大きく変化します。
この水温の変化が金魚に大きなダメージを与えます。
できることならヒーターなどを使い一定温度に保ってあげる方がいいようです。ヒーターがない場合は特に春や冬の水温変化に気つけ、金魚の健康管理には気を配りましょう。
また、水替えの時の急激な水温変化は避けましょう。水槽に水を入れるのは新しい水と水槽の水が同じ水温になるまでは待ってからにしてくださいね。
水質管理
水質が悪くなると金魚はすぐに病気になってしまいます。
こまめな水替えが必要です。
小さな水槽の場合は水が汚れやすく1~2週間に一度、大きな水槽の場合でも2週間~1ヵ月に一度は1/3程度の水替えをしてあげましょう。
また、水温が高い夏場はもう少し頻繁に水替えをしてあげましょう。
水質が悪くなる一番の原因は食べ残しのエサです。
餌を欲しがる姿や嬉しそうに食べてる姿は何ともかわいいところなのですが、腹八分が長生きの秘訣です。
活動が多くなる夏は1日2回。食欲が減る冬場は1日1回で大丈夫です。
食べ残しのないようにエサの量を調節することによって水質の悪化を遅らせるができます。
餌のあげすぎに注意しましょう。
まとめ
金魚がよくかかる病気を前もって知っていれば、金魚を眺めている時でもちょっとした変化を見逃すことがありません。
金魚にはお医者さんがいません。早期発見が何よりの治療なんです。
また、病気にさせないためにも水質・水温の管理とエサの量には気を付けましょうね。