今また「幼児期に家族でアウトドアを経験すること」が注目を浴びています
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ここ最近、また幼児と一緒に楽しむアウトドアが注目を浴びているようです。というのも、田舎育ちのパパからしたら経験して当然だったことを、今の子どもたちに経験させるというのはとても難しいことだから、だそうです。では具体的にはどのようなことの経験が足りていないのでしょう?
この記事の目次
炎って何?
今はほとんどの家では炎を目にすることができるのは台所だけなのではないでしょうか?オール電化の家では家の中で火を目にすることがありません。台所は危険なものが多いため入らないように約束をしている家も多いと思います。
そのため、幼稚園のお泊り遠足などでロウソクやキャンプファイヤーを目にした時に「触ってみたい」と思い、実際に触ってしまう子どもが後を絶たないのだそうです。もちろん、教育の場では「熱くて火傷をしてしまうので触らない」と言われていますが、ダメだと言われると試したくなってしまうのが子どもです。
また、火を使って燃やしてみたい、消してみたいという子どもならではの好奇心に駆られて、その場で試してみてしまうのです。
そうならないためにもバーベキューやキャンプファイヤーで炎を見せ、熱いということを教え、上手に使えるように教えてあげましょう。もちろん、何か実験をしたいのであれば、保護者が安全を確保して監督の元、試してみるのもいいのではないでしょうか?
昔は「火遊びすると寝小便をする」と言われたものですよね。これには親に隠れてこっそりやっても、ばれちゃうからね。と言う牽制の意味も含まれているようですよ。
バランスをとりながら歩くってどういうこと?
今はどこもかしこも舗装をされています。また公園なども平らに整地され、足場が悪いところを歩いたことがないという子どもが意外に多いのです。
時々知人の子と一緒に川辺に行くのですが、岩場や川岸をバランスをとりながら歩けるか?と聞くと平均台は得意だよ。と返事をしてくれる子がいます。もちろんそういったバランスも必要なのですが、足首を使ってバランスをとりながら歩くというのは、わざわざそういった場所に行かないとできない経験のようです。
自然は美しく、楽しく、危険である
季節の移ろいで変わる景色は美しく、葉や花、木の実や土、風の匂いを感じ、それらは子どもの宝物に変身します。
それと同時に、触るとかぶれたり、危険な虫に噛まれたり、棘が刺さるなどの怪我をする危険もあるものです。
親世代が子どもの頃はそれらを理解し、「これ以上は自分の能力では危険だ」と自制したり、年長の兄弟がレクチャーしながら学んでいくものでした。
しかし、私たちの子ども達はそういった予備知識がないまま、自然の多い公園や山間に行き危険を体験してしまうことになるようです。これはとても危険なことで、軽い擦り傷程度であれば問題ありませんが、大きな怪我につながることもあります。
田舎育ちの私からしてみれば「なぜそんなことをしたのか?」と言いたくなりますが、彼らからしてみれば「やったことがないのだから、わからないんだ。」というのが本音のようです。
ぜひ、家族というパーティを率いる者として、自然は美しく、楽しく、危険であるということ子ども達に伝えてあげてください。
まとめ
尾木ママが「家族でのアウトドア経験は、子どもの学力の基礎となる探究心や感性を高め、人格形成にも大きな影響を及ぼす」と発言したことでより一層注目を浴びたアウトドア。親達が当然のように経験した、楽しかった思い出を子ども達にも残してあげたいですよね。ぜひ、チャレンジしてみてください。