知ってる?登山とトレッキング(ハイキング)の違いとは?あなたはどっち向き?
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アウトドアで自然を満喫するようになって、山でいろいろなことができるようになってくると、登山とトレッキング(ハイキング)の違いって何が違うんだろう?と思ってしまいます。登山とトレッキングでは目的が違い、そのパーティ(家族)によって合う合わないがあるので、一概に「こちらがいい」とお勧めすることはできません。自分たちのスタイルと照らし合わせてみてください。
この記事の目次
登山とトレッキング違いは目的
登山とトレッキング違いで一番は目的です。登山は文字通り、山頂を目指して山を登ることを目的とします。
トレッキングは最終的な目的が山頂に到達することではありません。きれいな景色を楽しんだり、途中にある広場でピクニックをしたり、家族での会話や絆を感じることもトレッキングの目的に含まれます。そういったなかで、山頂での時間を楽しむこともあるかもしれませんが、それをゴールとしないのがトレッキングです。
自分たちがどちらに向いているのか、考えてみよう
登山とトレッキングどっちが向いているか考えようとは言っても、想像がつきにくいかもしれません。
そこでドライブに置き換えてみましょう。ドライブには2パターンがあります。
1・目的地があり、そこへ行くための手段としてのドライブで、ドライブ中の会話やハプニングはおまけみたいなもの
2・特にあてもなく走ってそこで見つけた気になるお店を訪ねたり、きれいな景色に車を止めたり、車内での会話を楽しむためのもの。
さあ、あなたはどちらが好きですか?
1を選んだ家族は登山向き
登山はスタートとゴールが明確に決まっています。今から山に入るぞ!という瞬間がスタートで山頂で「やったー」という時間が折り返し地点、安全に麓まで帰ってこれたらゴールです。
2を選んだ家族はトレッキング向き
きれいな花を見つけては足を止めたり、道中の景色に足を止めたり、一般道を登りながらお蕎麦屋さんに入ったり、そういったことを楽しめ、会話や絆を感じることで目的達成となります。
反対のものも試してみたい!
登山をしている人は、次にトレッキングを試したい。トレッキングをしている人は次に登山を試したい。その場合は事前に家族会議をしましょう。例えば普段登山ばかりしている人に何の説明もなくトレッキングに連れて行ってしまうと、自分のゴールを見失ってしまいます。山頂で昼食だと思っていたのに、まだまだ登っている途中で食べてしまうと、急に不安を感じてしまいます。山頂を目指す以外の目的を見つけてから出発します。
トレッキングを楽しんでいる人が登山に挑戦する場合は少しばかり覚悟が必要です。普段は何か問題があれば、解決することを重視しがちですが、登山の場合はそのまま続行できる程度の問題であれば山頂に到達することを優先させることがあるからです。
これは特に小さな子供がいる場合、厳しい条件になります。トレッキングでは「疲れたから抱っこして」と言われれば、抱っこをしたり、休憩をとるところですが、登山の場合、少し休んで口に甘いものでも入れたら、先に進むという選択をします。
まとめ
どちらも違った魅力のある登山とトレッキングですが、向き不向きはやはりあるようです。我が家は登山向きなので、たまにトレッキングに行くときは事前に「今日は山頂は目指さない、時間になったら食事、探検に行くつもりで出発」と約束をします。
始めたばかりの場合は自分たちが向いていると感じる方を、何度か続ける方が楽しめるかもしれませんね。