国内最大級の鉄道博物館が4月に開業!京都鉄道博物館ってどんな施設?
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京都に国内最大級の鉄道博物館が2016年4月29日にオープンします!梅小路公園や京都水族館で子ども達に大人気のお出かけスポットの敷地内にできるので、心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。そこでどのような施設になるのか一足先に調べてみました!
トップ画像引用元:京都鉄道博物館
この記事の目次
場所は?
京都駅から徒歩20分程、市バスの最寄りバス停から徒歩3分程にある梅小路公園の敷地内にできます。梅小路公園には京都水族館とピクニックが楽しめる大きな野原があり、夏は水遊びが楽しめる小川が流れています。元々は梅小路蒸気機関車館という名称の施設でしたが、2015年8月に閉館し、新しく京都鉄道博物館に生まれ変わってオープンします。
どのような施設?
鉄道の歴史が学べる博物館です。コンセプトは「地域と歩む鉄道文化拠点」で、見てさわって体験して学びながら楽しめる施設になるそうです。
見る
車両展示
出典:京都鉄道博物館
蒸気機関車や新幹線やトワイライトエクスプレス、寝台特急など53両の車両が展示されています。0系の新幹線など、大人も懐かしい気持ちに浸れますね。中でも写真2枚目の扇形車庫は日本で現存する最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫で、そこには蒸気機関車20両が保存、展示されています。SL第2検修庫からは蒸気機関車の検査修繕作業を見学することもできます。また実際に営業している線路が繋がった引込車線が設置されていて、現役の車両も臨時で展示される予定とのことです。
出典:京都鉄道博物館
JR線や東海道新幹線の線路が隣接しているので、実際の車両が走行している様子をスカイテラスから見ることができます。梅小路公園からも線路は見えますが、スカイテラスは3階なのでまた違った角度から電車を見られますね。
鉄道ジオラマ
出典:京都鉄道博物館
実物車両の約1/80スケールの鉄道模型巨大なジオラマです。
さわる
昔の駅(昭和初期)と現在の駅を再現していて、違いを体感できるコーナーも設置されているそうです。また電車に関する様々なシステムや仕組み、駅の安全対策などを模型や体験コーナーなどで楽しみながら学べます。
体験する
SLスチーム号
出典:京都鉄道博物館
本物の蒸気機関車がけん引する車両に乗れる「SLスチーム号」を引き続き実施するそうです。往復1kmを約10分間で走ります。梅小路蒸気機関車館の頃から幼い子ども達から大人に大人気で、梅小路公園に遊びに行くとよく聞こえてくる「ポ~~!」という蒸気機関車の音がまた聞けるのも楽しみですね。レトロをコンセプトに、客車は聚楽ぶどう色になり、座席数も増やすそうです。
運転シミュレータ
運転士が実際に訓練で使用するシミュレータで運転士のお仕事を体験しながら学べます。
模型による運転体験
出典:京都鉄道博物館
模型に搭載されているカメラで運転を体験できます。
列車運行を制御する指令所の体験
列車運行の安全について学べます。
軌道自転車体験
出典:京都鉄道博物館
線路点検に使われている実際の軌道自転車の走行を体験できます。
入館料は?
一般1,200円 大学生・高校生1,000円 中学生・小学生500円 幼児(3歳以上)200円
※ちなみに京都水族館は大人2,050円 大学生・高校生1,550円 中学生・小学生1,000円 幼児(3歳以上)600円です。
子連れで気になる点を調べました!
授乳室やベビーシートはある?
ミルク調乳用のミルクポットやベビーシート付の授乳室が設置されています。鉄道博物館のフロアマップによると、本館1階と本館2階、エントランスホールを入ってすぐの計4箇所に授乳室が設けられているようです。またベビーベッド備付トイレもあります。
ベビーカー貸出はある?
エントランスホールで無料で借りられます。また手持ちのベビーカーを置いて館内を回ることもできるそうです。
コインロッカーはある?
荷物が多い方のためのコインロッカーの設置もあります。
キッズパークも!
小さい子どもが保護者同伴で自由に遊べるスペースが設置されるそうです。窓からは嵯峨野線を走行する列車を間近に見て楽しめるのは嬉しいですね。
駐車場はある?
梅小路公園の専用駐車場はありませんが、障がい者、高齢者、乳幼児連れのご家族、妊産婦、怪我人、その他歩行困難な方の専用駐車場「梅小路おもいやり駐車場」が設置されています。(乳児:1歳未満,幼児:満1歳から小学校就学の始期に達するまで)
駐車料金は2時間まで800円(土日祝は900円)で以後1時間ごとに200円です。また周辺道路を走っていると民間の駐車場がいくつもありますが、1日1,500円などの料金設定が多いです。
京都駅からのアクセス方法は?
徒歩の場合は中央口より西へ徒歩約20分で到着します。バスの場合は京都駅前のバス停から市バス205・208系統、もしくは京阪バス2/14/15/26/26B/28Aで「梅小路公園前」で下車すると目の前です。また土・日・祝日は京都駅から水族館シャトルバスも運行されています。
なお、2019年には京都鉄道博物館のすぐ近くにJR嵯峨野線の新駅(京都駅・丹波口駅間)が誕生する予定です。
梅小路公園のイベント開催日に行くのがおすすめ!
梅小路公園は様々なイベントが開催されているので、鉄道博物館と京都水族館に行くならイベント日にあわせるのがおすすめです。
イベント開催の詳細は京都市のウェブサイトを確認してください。
筆者は毎月第一土曜日に開催されている手作り市(京都ではお馴染みの手作りの物だけが売られているイベント)が好きでよく行くのですが、手作りのこどもグッズや木のおもちゃ、おやつなどが買えるので、子ども連れの家族にもおすすめです。
まとめ
多くの人々に愛されてきた梅小路蒸気機関車館がパワーアップして京都鉄道博物館に生まれ変わります。筆者もSLスチーム号に何度か体験乗車したことがありますが、昔の時代へタイムスリップしたような気分になれます。本物の蒸気機関車や様々な車両が並んでいるレトロな雰囲気は子どもだけでなく大人も魅了されること間違いなしです。ぜひ水族館とあわせて訪れてみてください!