9~10ヶ月健診は何を持っていくの?何をするの?
【PR】
寝返り、お座り、ハイハイが出来るようになってつかまり立ちが出来るようになるころ、自治体から健診の通知が来るところもありますね。たいてい3~4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳はどこの自治体でも公費で集団健診として行われているようです。公費で個別健診として9~10ヶ月健診として設けられているところもあります。ここでは、9~10ヶ月健診の目的、費用、健診場所、受診方法、持ち物、健診内容について説明していきます。
この記事の目次
乳幼児健診の目的
9~10ヶ月の赤ちゃんの身体面、精神面、運動面をチェックし何かあれば早めに発見、治療を受けられるようにします。9~10ヶ月では特につかまり立ちやひとり立ちの様子、パラシュート反応に重点を置きます。バンザイやバイバイが出来るかも観察しますが人見知りがピークのために出来ないこともあります。その時は普段の様子を伝えましょう。また、ママが育児や赤ちゃんの成長発達や普段のお世話について困っていることがあれば、専門家に相談できる良い機会となります。
費用
自治体により公費(無料)で受けられる検診時期や回数が異なります。
自費の場合は3000円~5000円程度になります。
健診場所
保健所などの公共施設で受ける集団健診と小児科などで受ける個別健診があります。
個別検診:1ヶ月は産まれた産婦人科、それ以外は検診を実施している小児科で受けます。
受診方法
個別健診は自治体から届く通知に記載してある小児科に検診の受診予約を行います。予約当日予約時間に受診します。
持ち物
- 問診票
- 母子手帳
- 健康保険証
- 財布
- オムツ替えセット
- 哺乳瓶、ミルクの準備
- 着替え
- 診察券(病院受診の場合)
健診内熔
-
問診
-
身体計測
身長や体重、頭位、胸位をはかります。
-
お腹の触診
内臓の状態を調べます。
-
大泉門の触診
どの程度開いているかチェックします。6ヶ月頃から少しずつ閉じ始めます。
-
口の中の診察
7ヶ月頃から歯がはえ始めるので生え具合や歯茎の状態もみます。舌や口の中に異常がないか調べます。
-
皮膚の状態
-
胸や背中の聴診
心音や呼吸音に異常がないか観察します。
-
性器の観察
男の子は陰嚢と精巣を触診します。女の子は外陰部にトラブルがないか観察します。
-
視覚
-
聴覚
-
お座りの様子
支えなしでお座りが出来るかどうかを見ます。
-
方向転換、ハイハイの様子
ママのほうへ行くなど自由に方向転換できるかを見ます。
-
つかまり立ちの様子
-
パラシュート反応
赤ちゃんの両脇を支えて急に前に傾けます。両腕を開いて地面につこうとするかという反射神経の確認です。
-
小さなものをつかむ様子
小さなおもちゃを親指と人差し指でつまむ様子を見ます。
まとめ
1ヶ月健診や3~4ヶ月健診の頃とは違って段々個人差が大きくなってきます。ママは赤ちゃんができなかったらどうしようと思わず、肩の力を抜いて受診してくださいね。いつも出来ていることができていなかったら、先生にママから伝えましょう。