子どもを甘やかしてる?最近よく聞く「怒らない育児」の正体!怒ると叱るの違いとは?
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本屋さんなどでよく目にするようになった「怒らない育児」。その正体が一体なんなのか?感情で怒るのはもちろん良くないけれど、子どもが本当に悪いことをした時にはどうしたらいいの?と疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。今回は怒ると叱るの違いにフォーカスしたお話しです。
そもそも怒らないなんて無理じゃない?
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子どもって笑った笑顔も、すやすやと眠る寝顔も、一生懸命ごはんを食べている姿も、遊びに真剣になって集中している姿も、本当に微笑ましいです。可愛くて、たくさん元気をくれる子どもたち。いつもいつも笑顔で見守ってあげたいけれど、育児をしてたらそうはいきませんよね。例えば、偏食がひどくて痩せ体型な子どもがご飯を残そうとしたら、スーパーで生ものの入ったパックを指でツンツンしてしまう癖がついたら、兄弟喧嘩がヒートアップしてどちらかが手を出してしまったら、子どものことを思ってママは怒ります。
怒らずに伝えられる時ばかりじゃない
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笑顔で優しく言い聞かせて言うことを聞いてくれれば、ママは怒ったりしないですよね。怒らないと聞いてくれない・悪い行動をやめてくれない・人に迷惑をかけてしまう・子どもが危ないなど理由があるからこそ、言い聞かせるよりも怒るを選択しているママがほとんどだと思います。そんな中で、ではどうやって怒らずに子どもに理解してもらえばいいのでしょうか?すぐにその行動をやめて欲しい時にはどうすればいいのでしょうか?
子どもはママの変化をしっかり感じ取る
子どもはママの表情の変化や声色の変化を、ママが思う以上に読み取っています。普段ママの変化が激しければ激しいほど、子どもはその変化に慣れてしまい反応しにくくなります。つまり、日常の中で怒る回数が多いほどママの言うことを聞かなくなってしまうのです。逆に変化が穏やかな場合、少しの変化でも「これはただ事じゃないぞ」と感じ取り、ママの言うことが入りやすくなります。子どもと接する時には穏やかに物事を伝えることを心掛けていれば、ここぞという時には少し声のトーンを低くしたり表情を硬くするだけで、子どもに十分伝わるようになるのです。
声掛けは正面からが基本
子どもは大人と違い、音を聞き分けるのがまだまだ苦手です。テレビ、水道、人の話し声など色々な音の中からママの声だけをひろい、意味を理解して行動するというのは、小さな子どもにとっては実はとっても大変なことなのです。大切なことを伝える時には単に声を荒げるのではなく、子どもの正面から目線を合わせてはっきりと伝えてあげましょう。「危ないからやめよう!」「ママは今怒ってるよ」とゆっくりと聞き取りやすいように話してあげましょう。
まとめ
怒らない育児というのは、ただ子どもを甘やかしたり、ママがひらすら耐え続けるということではありません。感情だけで声を荒げて怒ってしまうのではなく、子どもがわかりやすいように伝え方を工夫することが大切です。子どもはママが大好きだから、ママの笑顔が見たいから、ママの言うことを聞いてくれるのです。普段から子どもと笑顔で穏やかなコミュニケーションがあって初めて、ママの「叱る」という行為に効力が発揮されます。毎日忙しく家族のために働くママ。いつも穏やかでいるのは簡単なことではないけれど、少し心掛けてみると子どもの反応が変わって育児がぐんと楽になると思います。