英会話講師が本音でレビュー!ディズニーの英語システム(DWE)効果あるの?
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ディズニーの英語システム(DWE)って効果あるのかな?ショッピングモールなどでキャンペーンをしているので、あなたも見かけた事、説明を受けた事があるかもしれません。人気の英語学習教材ですが、購入する価値があるのか、本当にペラペラになるのかなど気になりますよね。そこで今回、子ども英会話講師の筆者がDWEの資料をワールドファミリーに無料請求しましたので、メリットやデメリット、英会話教室との比較など、本音でレビューいたします!
この記事の目次
無料の資料請求で届いた物
・ディズニーの英語システム
・DWEの解説&お試し動画が入った1時間程度のDVD
・6曲入っているCD
・6曲の歌詞が書かれた冊子
・ミッキーと仲間たちの名前が紹介された冊子
・オリジナルの新聞(DWEを使用して低年齢で英検を取得した子ども達の特集記事)
・お風呂用ABC絵本(資料請求の時期により、こちらの特典は変わるようです)
・教材に関する内容が記載されたパンフレット
・「わくわくえいご体験」の案内パンフレット
DWEのデメリット
教材のみで学習していると、インプットばかりでアウトプットの機会がない
DWEの教材と英会話教室の最大の違いは、家庭で英語の教材を使っているだけでは、アウトプットの時間がないということです。
英語はコミュニケーションツールであり、「聞く」ためだけではなく「対話」するための道具です。自ら英語でことばを組み立てて話すというプロセスがなければ、リスニング能力や語彙力がどれだけ高くても、発話力、対話力が伸びません。
その問題点を解消するために、アウトプットできる「ワールドファミリークラブ」というサービスがあります。会員になると、全国で行われているイベントへの参加(有料)や、ネイティブの先生と無料通話ができるようになります。ただこの会員になるには教材購入と別で毎月会員費を払う必要があるのと、入会したとしても英会話教室への通学と比べるとアウトプットの機会が少ないのが難点です。
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DWEは強制ではありませんが、教材購入+ワールドファミリークラブへの入会が前提で作られている教材のようです。教材の購入を考えておられる方は、このことを念頭に置いて購入するべきかを検討した方が良いです。
教材のみで学習する場合、その場で子どもの間違いを正す先生や、質問・疑問に答えてくれる先生がいない
私たちが幼い頃、母語である日本語を話している過程で間違った表現を正してもらったり、疑問に思ったことに答えてくれる親や先生がいましたよね。一方通行の家庭学習教材では、どうしてもその部分が足りなくなるのではと感じます。
キャンセル・中断できない
英会話教室の場合は、毎月月謝を支払い、年に1~2回教材費を払うシステムがほとんどです。そのため、入会後に子どもが合わないと感じた時や、教育方針に違和感を感じた時、子どもがどうしても英語を辞めたいと言った時など、いつでも退会することができます。
しかしDWEは最初に教材のセットを購入することになるので、教材費の支払いを止めることはできません。DWEの公式ウェブサイトにも、「商品が発送前であれば、注文をキャンセルすることができます。」との記載がある様に、一旦使用してからのキャンセルはできません。
お試しDVDや体験を通じて本当にお子さんに合っているかを判断し、教材内容や教育方針に納得した上で購入する必要があります。
教材を保管するスペースが大きい
英会話教室とは異なり、全ての教材が最初に家に届くので、教材を保管する大きなスペースが必要です。
DWEのメリット
0歳~始められる教材が開発されている
毎日英語に触れられる環境作りが0歳から整えられるので、言語の習得に必要と言われている2000時間により早く到達させ、学んだことをしっかりと定着させられます。
また耳の臨界期がくると言われている時期よりも前に始めることで、英語にあって日本語にはない音も聞き取る能力をつけ、正しい発音を身に着けられます。
家で毎日英語のシャワーを浴びられる
幼いうちから毎日のように英語のシャワーを浴びることで耳がよくなり、たくさんの表現がインプットされていきます。またネイティブスピーカーの英語を真似しているうちに、生の発音も吸収されていきます。英会話教室に通っていても、週1時間のみでは学んだことも忘れてしまいます。少しの時間でも毎日英語に触れることが英語力アップの近道です。
ディズニーの教材で遊びながら学べる
子ども達がテレビを観る時間をDWEの教材を視聴する時間に変えるだけで、自然に英語に触れられます。子ども達にも親しみのあるディズニーキャラクターが登場するので、楽しみながら学べる教材になっていると感じます。また様々な教材セットが用意されていて、タッチすると喋るペンなど、子どもの興味・関心をひく工夫がなされています。(各英会話教室も同様に教材に様々な工夫をしています。また家庭でアニメが視聴できるサービスがある英会話教室もあります。)
教材費&ワールドファミリークラブの会費について
金額に関しては訪問に来られる方が説明されるようで、資料請求したパンフレットには具体的な金額が記載されていません。ただ、インターネット上で暴露されている方も多いので、「DWE 価格」「ディズニー英語システム 値段」と検索してもらえれば、色々な情報が見つかります。そしてその値段の高さに驚く方も多いと思います。
最新のディズニーの英語教材料金は、きちんと説明を受けないとわかりませんが、大体90万円程度と考えて間違い無さそうです。
ワールドファミリークラブに入会したら、別途月謝として月ごとに支払いが必要になります。
英会話教室に通う場合の学費は?
DWEの対象年齢が12歳となっているので、週1回の英会話教室に0歳~12年間通ったと仮定して計算してみます。教室によって教材費や月謝はまちまちで、年齢が上がると共に月謝も高くなる傾向にあるので一概には言えませんが、ひとまず12年間の平均の月謝を1万円として計算します。
10,000円×12ヶ月×12年=1440,000円
12年間DWEを継続できるお子さんは少ないとは思います。ただ、英会話教室に0歳~中学入学まで通う場合、この程度の金額を支払っていてもおかしくないのも事実です。
そのため、教材のフルセットの購入費は一見高額に見えますが、子どもの英語教育費としては極端に高額というわけではないと感じます。兄弟姉妹がいる場合は、教材を共有することもできますね。ただ先ほども述べたように教材購入はキャンセルできないので、最初に子どもの反応をしっかり見ることがとても重要です。
教材の質に納得したけれど、購入をためらうという方は、オークションなど中古で手に入れるのも一つだと思います。
DWEか英会話教室か筆者の本音
DWEと英会話教室、どちらがより良い英語教育なのか、筆者の本音を述べます。
DWEと英会話教室は一長一短で、どちらがベターというわけではないと思います。DWEは始めたらキャンセルはできませんが、「せっかく買ったのだから続けさせよう」という親の英語教育へ対する意識は高くなるケースもあります。また英会話教室は家で英語のシャワーに浴びることができないという最大のデメリットを解消させるべく、毎日無料で英語の動画を視聴できるサービスを実施している教室もあります。
最も大事なのは、子どもが楽しそうに続けられる方を選ぶことです。続けることが英語習得において何よりも重要で、子ども自身が楽しいと感じなければ続きません。
本当にバイリンガルになる?
DWEは子ども達がペラペラと英語を話すシーンや、幼児が英検2級を取得したことをPRしていますが、これは他のどの英会話教室でも同様ですよね。「我が子も始めたらこんな風になるのかな」「こういうお子さんは帰国子女だったり、親が日常的に英語で話したりするんじゃないの?」など、色々と考える方も多いと思います。
(※タレントさんではなく実際の生徒さんが出演していると仮定します。)
ご自身の学生時代を思い起こして頂きたいのですが、スポーツで天才肌と言われるお子さん、塾で常にトップをとるお子さん、芸術センスが非常に高いお子さんなど、それぞれの分野で能力がとても高い方がいましたよね。
もちろんその分努力をされているとは思いますが、他のお子さんと同じことをしていても能力が飛躍的に伸びるお子さんがいます。各会社の「この生徒はバイリンガルになりました」というPRは、一部の非常に能力の高いお子さんだと理解してください。英語力の伸び率は個人差がとても大きいので、みんながバイリンガルになれるのではなく、バイリンガルになるお子さんもいると考えてください。
お子さん自身の能力に加えて、保護者の関わり方で英語力の伸び方は大きく変わります。特にDWEは家庭学習なので、子どもが進んで学習するような環境づくりを継続することが大切です。
ワールドファミリーの講師はどんな人?
実際にワールドファミリークラブにも入会した場合。
教えてくれる先生ってどんな人か気になりますよね?
youtubeのワールドファミリー広報室と言う公式アカウントで公開されている動画がありました
芸能人の小倉優子さん(ゆうこりん)の息子さんも使っている様子も紹介されていました
無料資料請求で、今回紹介したお試し教材は確実に手元に届くので、タダで貰えるなら
損は無いかなと思います。
まとめ
いかがでしたか?ディズニーの英語システムについて、こども英会話講師の筆者が本音のレビューを書かせて頂きました。購入するか迷っておられる方は、まずは資料請求をして、他の英会話教室の体験レッスンも受けてから、お子さんに向いている英語教育を選ぶのがベストです。
以前英会話教室の選び方や早期英語教育に関する記事を書いていますので、そちらも参考になさってください。