小学生の発泡入浴剤実験!二酸化炭素を集めよう!おすすめ!
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しゅわしゅわと泡のでる発泡入浴剤は一年を通して人気の商品ですよね。そんな身近な発泡入浴剤から、二酸化炭素を集めることができるんです。二酸化炭素を集めたら、空気との重さ比べをします。ここでは、私が小学3年生の子どもと一緒にやった実験内容を紹介させていただきます。
発泡入浴剤実験に準備するもの
・ペットボトル 1本
・発泡入浴剤 1個
・ビニール袋 2枚
・輪ゴム 2個
・30cm程度の長さのものさしや棒など 1本
・ひも 1本
・セロテープ
発泡入浴剤実験方法
最初に、発泡入浴剤から二酸化炭素を集めます。
1.ペットボトルにぬるめのお湯を半分程度入れます。
2.1.の中に砕いた発泡入浴剤を入れます。固い場合はカッターなどを使うと砕けますが、大人の方に手伝ってもらい、けがをしないように充分注意しましょう。
3.ペットボトルの口にビニール袋をかぶせて泡を集めます。すぐに袋が膨らんできます!しっかり膨らんだら輪ゴムで縛ります。
4.次に、同じサイズのビニール袋に二酸化炭素と同じくらい空気を集めて、輪ゴムで縛ります。
5.30cm程度の長さの棒の真ん中に糸をつけて、棒を天秤として使うのがポイントです。(ここでは30cmものさしを使用)
二酸化炭素を入れた袋と空気を入れた袋を棒の左右にセロテープでつけて、重さを比べます。
上の写真の左側が二酸化炭素を入れた袋、右側が空気を入れた袋です。
つまり・・・、
「二酸化炭素の方が空気より重い」という結果になりました。
二酸化炭素は空気の重さの1.5倍なのだそうです。
簡単にできて面白い実験ですね!
二酸化炭素はどうしてできるの?
発泡入浴剤をお湯に入れると、入浴剤の成分として含まれている「炭酸水素ナトリウム(重曹)」が分解され、「二酸化炭素」が発生するためです。
まとめ
入浴剤のように身近なものを使った実験は子どもも興味を持ちやすく、家でも取り組みやすいと思います。やけどやケガには充分注意する必要がありますが、家庭でも子どもに理科の楽しさを伝えて、好奇心を育てることができたら嬉しいですよね。