乳児湿疹治らない!生後4ヶ月でアトピー性皮膚炎と診断された体験談
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赤ちゃんが生まれて束の間、生後1ヶ月を過ぎることから、子供の肌がきれいだったのに、カサカサしてきたり、ジュクジュクしてきたりすること、ありませんか?筆者もそうでした。上の息子が1ヶ月検診を目前に、お肌の調子が悪くなっていきました。暇さえあれば、インターネットで症状を検索しては、一喜一憂していました。
この記事では、その体験を交えて、乳児湿疹のこと、アトピーのこと、治療法、現在のことをお伝えしたいと思います
この記事の目次
乳児湿疹とは?
乳児湿疹とは、赤ちゃんの顔・体にできる湿疹の総称です。カサカサも、ジュクジュクも、ベタベタも全部です。
乳児湿疹の原因と対策
生まれてきてから、肌にある皮脂のバランスが変化していくことで生じるようです。これは、肌を清潔に保っていれば、症状は改善されていきます。
湿疹の部分もこすらずに石鹸などを泡立てて、きれいに洗います。そしてよく流します。赤ちゃんの肌をふくときにも、ゴシゴシではなく、押さえてふくことで、赤ちゃんの肌への摩擦を減らすことができます。その後は、しっかり保湿をしましょう。
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎とは、皮膚が何かが原因でアレルギー反応を起こしている状態です。
お医者さんも判断が難しい
病院で診ていただいても、その症状からただの乳児湿疹なのか、アトピー性皮膚炎なのかを判別することは難しいようです。それで、赤ちゃんの場合、2か月以上、皮膚の状態が続けば、アトピー性皮膚炎だと判断されるようです。
アトピー性皮膚炎の症状と改善法
アトピー性皮膚炎の症状は色々なところへ出てきますが、耳の付け根や肘・膝の関節の裏辺りにできる事が多いです。ジュクジュクして、切れて、かゆみを伴うので、かきむしってしまい、血が出てくることもあります。慢性的な症状が続きます。
この時のスキンケアも基本的には、清潔を保つこと、保湿はしっかりすることという点では、乳児湿疹と同じです。
アトピーと診断されてから今までの体験談
我が家の一人目の息子クン、アトピーという診断を受けたのは、生後4ヶ月でした。生後1ヶ月ころから、キレイだったお顔がだんだん、赤くなり、ジュクジュクになっていきました。どうしたら良いか、分からず、インターネットで調べる日々。乳児湿疹だろうから、肌を清潔にしていれば大丈夫!と思っていたのですが、やっぱり病院へ行くことにしました。
生後1ヶ月皮膚科の診断は乳児湿疹
赤ちゃんの顔が赤くなり心配になって行ったのは、近所の皮膚科。お肌のことだし、皮膚科で診てもらおうと思いました。それが生後1ヶ月の時です。診断は“乳児湿疹”でした。これからもっとひどくなるかもしれないけれど、皮脂のバランスが変化しているときだから、心配しすぎないで~といわれ、ちょっと安心したのを覚えています。
ステロイド剤を塗ったら良くなる
よだれが出たり、授乳のあとには、キレイにふき、保湿をして、肌を清潔に保つことを心がけていました。それでも、なかなか良くならず、ステロイド剤を使っていくことになりました。塗ったら良くなるんですよね。安心して、止めるとまた酷くなるを繰り返していたので、使うなら、きちんと塗って薬を使う頻度を減らすようにしていきました。息子もかゆみがあるから、夜中に寝れなかったり、グズグズしていました。
生後4ヶ月で急に肌荒れが酷くなる
生後3か月を過ぎる頃になると、ステロイドは使わず、保湿だけでまずまずの肌の状態をキープできていました。が、生後4か月の後半から急に、ほっぺたの肌荒れが酷くなり、ジュクジュクになってただれているように感じました。この頃、マットで寝返りをして、顔を擦っていたせいもあるのかな?と思っていましたが、やはり病院へ行こうと思いました。
アレルギー専門の小児科でもっと早く来ていればと言われた
病院は、皮膚科ではなく、アレルギー専門の小児科へ。近所だったのですが、あまりの待ち時間に敬遠していましたが、行ってみました。診察を受けて、「これは間違いなく、アトピーだよ。誰が乳児湿疹って言ったの?もっと早く来ていれば・・・」と言われました。すぐに、血液検査を受けることになりました。一週間後に聞きに行った検査結果は、食物アレルギーだといわれました。当時、卵・乳に大きく反応が見られました。
完全母乳育児なので卵・乳を避けるように指示された
まずは、完全母乳で育てていたので、筆者である私が、分かる範囲ですべての卵・乳の入っている食べ物、飲み物を避けるように言われました。息子へは抗アレルギー剤とステロイド剤が出されました。ステロイド剤に対しても、いろいろな見方があるようですが、私たち親は、目の前でかゆがって眠れない息子を見て、先生を信頼して、使っていこうと考えました。
抗アレルギー剤とステロイド剤の効果は絶大
抗アレルギー剤とステロイド剤を利用して、薬の効果は絶大でした。肌の状態は少しずつ改善され、かゆがることも少なくなってきたため、夜も眠れるようになっていきました。数ヶ月に一度は血液検査を受け、息子の状態を確認していきました。離乳食も、卵と乳に気をつけつつ、始めていきました。薬の量も徐々に減らし、スキンケアも徹底して行い、授乳が続いていた間は、私の食事にも気をつけました。(余談ですが、私が卵を食べれないということで、当時の我が家の食卓から卵が入っている料理が消えました(^^))
全卵を初めて食べさせたのは3歳2ヶ月
息子への除去していた食材も、検査結果を見ながら、パンケーキを作るときに入れていた豆乳を少し牛乳に変えてみるというところからスタートしていきました。乳に関しては、わりと早い段階で、お料理に使ってもだいじょうぶでしたが、卵はなかなか難しかったです。最初は、ハムなどに入っている程度からスタートし、1か月ほど様子を見、大丈夫なら、次なるステップへ・・・というふうにしていき、全卵を初めて食べさせたのが、3歳2か月頃でした。しかも、しっかり火を入れた状態で、本当に少しだけ、破片程度にという指示でした。
半熟や生卵は5歳の今も食べれない
少しずつ色々な調理法で食べれるようになりましたが、半熟や生卵だけは、5歳を目前にした今でも食べることができていません。また、新たに違うアレルギーも見つかりました。そんな状態を息子自身もよく分かっているので、仕方ないとわりきっているのが、見ている親としては安心出来る部分でした。今では、ステロイド剤を使うことはなくなりました。時々、アレルギー食材を製造ラインで使っているお菓子を食べたりすると、かゆくなることがあるようなので、抗アレルギー剤を服用することもあります。
まとめ
いかがでしたか?筆者はこの体験を通して、子供から、多くのことを学べました。
湿疹が治まらないとき、なぜ?という思いでいっぱいになりました。ぐっすり眠れない我が子を見て、ごめんね・・・という気持ちでいっぱいでした。それでも、少しずつ前へ進んでこれました。子供は笑顔でいてくれ、自分の症状や食べることのできないものを理解して話せるようになっていったからです。
正直、いつまで続くのか分からないことではありますが、子供が元気に過ごしてくれることを願いますね。
色々な治療法がある中で、その子に合うもの、納得できるものを見つけるまでは、しんどいと感じるかもしれませんが、子供の笑顔を見るために、パパとママも、力を合わせていきましょう。