手作りでも丈夫で長持ち!段ボールキッチンの作り方
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女の子も男の子も大好きなおままごと。おままごと道具を揃えていくと、おままごとキッチンがあったら…なんて考えることはありませんか?けれど、実際におもちゃ屋さんで買おうとすると結構高価!そこで、今回は段ボールで出来るおままごとキッチンの作り方とアレンジ方法をご紹介します。
この記事の目次
1.基本的な形の作り方
≪材料≫
段ボール…2個(同じ大きさのもの)
布テープ
≪作り方≫
1)まず、1個目の箱の底を布テープで留めます。
2)今テープで留めた箱にもう一方の箱をそのままかぶせます。一番下まですっぽりはまることはないので、押せるところまでしっかり押してください。
3)しっかりとはまったら、外側・内側の境になっている部分はすべて布テープで留めてください。すべて布テープで固定したら、2でかぶせた箱の上ぶたを布テープで留めます。
4)扉を開けます。前面に扉となる線を引いたら、カッターで切ります。二重になっているので慎重に切りましょう。切り口部分にもすべて布テープを貼ったら完成です。かごにおままごと道具を入れてしまうとお片付けも楽になります。
2.キッチン内部を2段の棚に
1.段ボールで棚板を作る
≪作り方≫
★段ボールの横の長さ+左右5センチずつの折りしろを取ります。縦はお好みの幅×2倍の長さにして半分に折り、開かないように切り口側を布テープで固定します。
1)底ぶたを閉じた段ボール箱の両脇に★の差し込み口をカッターで開けます。
2)★で作った段ボール板を先ほど開けた穴に差し込みます。
3)外側に飛び出た部分の折り目に折りやすくなるようカッターで軽く切り込みを入れ、しっかり折って布テープで固定します。内側がたわまないようにしっかり引き出してテープを貼ってください。
4)あとは1でご紹介した工程通りで完成です。
2.すのこDIYで丈夫な棚板に
≪材料≫
すのこ…3個
頑丈な棚板にするなら100円ショップで売っているすのこがおすすめ。筆者は40㎝×25㎝を購入しました。あらかじめ準備した段ボールのサイズを測って選んでください。多少大きい分にはのこぎりで切って調節可能です。
≪作り方≫
1)底を留めた段ボール箱にすのこを仮置きして、サイズを測ります。この時、高さは1㎝くらいなら飛び出していても構いません。横板の長さはぴったり合うように。長い部分は切り落として調節します。
2)切ったすのこをはめたら、あとは1でご紹介した作り方と同じです。横板がぴったりとはまっていれば、段ボールを上からかぶせた時に上下左右から圧力がかかるので、ボンドなどで固定する必要はありません。
3.流しを作る
≪材料≫
小さめのボウル(直径15センチ程度)
≪作り方≫
1)まず、流しを作りたい部分にさかさまに置いたボウルに沿って丸く線を描きます。
2)先ほど描いた線から内側2ミリの部分をカッターで丸く切り抜きます。切り口に布テープを貼って補強し、穴部分にボウルを差し込んで完成。
4.キッチンフックを作る
≪材料(フック3箇所分の作り方)≫
・段ボール横約15センチ×縦20センチ(縦はかけたいキッチン用具の長さ+貼りしろ2センチを用意してください)
・小さめのステンレスS字フック
≪作り方≫
1)段ボールの上から1㎝ほどのところに等間隔に穴を開けます。
2)穴にS字フックを差し込み、キッチンの裏側と表側に布テープで固定して完成です。折り目がついた段ボールを使うと折れやすいので、裏側に段ボールを貼るなど補強が必要です。
5.キッチンの装飾
段ボールカラーでは味気ないキッチンに。そこで、様々な材料を使っておしゃれにアレンジしましょう。
1.マスキングテープ・デコパージュ
用意するのは、マスキングテープのみ。縁取りするだけでも印象が変わって見えます。種類も豊富にあり、最近は布地のものもあるので、お子さんの好きなカラー・柄が選べますね。
また、最近はやりのデコパージュをしてもおしゃれで丈夫な箱になります。
2.包装紙・布
これらの材料を貼るのにおすすめなのはボンドを水で溶いた水のりです。天板部分もしくは背面部分から一面ずつ水のりをハケで塗って貼るようにしましょう。穴や扉の部分は内側に折り返すように切り込みを入れておくのがきれいに貼るポイント。布の場合、のりがしみだしてくるのでしっかりしわを伸ばしてください。包装紙より布の方が丈夫なのでキッチンがより長持ちします。カラフルでかわいいオリジナルのキッチンができますよ。
3.取っ手をつけると開け閉めに便利
「2.包装紙・布」の写真では、ホームセンターで購入したノブをつけていますが、トイレットペーパーの芯を使っても簡単に作れます。
≪作り方≫
1)扉のつけたい位置に穴を開けます。開ける際は、まず細いドライバーなどを貫通させた後、太いドライバーや鉛筆などを入れるだけでOK。
2)トイレットペーパーの芯を4分の1ほどの長さで切ったあと、4等分にします(使うのはそのうち2枚)
3)それぞれ1.5センチほどの切り込みを入れたあと、なるべく細く巻き、切り込み側が扉の中にくるよう差し込みます。
4)切り込みを外側へ開いたら上から布テープを貼り、外側の芯部分にも布テープを巻けば出来上がり。布テープの上からマスキングテープなどを貼るとかわいらしくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか。通常は数千円するキッチンが、1,000円以内で作れる段ボールキッチン。丈夫で長持ち、違う形にしたくなったらいつでも作り直し可能ですし、不要になったらためらわずに処分できるという点もおすすめポイントです。我が家の段ボールキッチンは3代目になりましたが、どのキッチンも1~2年は使っています。今回ご紹 介した方法以外にも工夫して素敵な段ボールキッチンを作ってくださいね。
また、段ボールキッチンと一緒に遊べる段ボールハウスも作ってみてはいかがですか?
作り方はこちら「子どもと想像を膨らませて手作り!簡単ダンボールハウスの作り方」