母乳が出ない原因と対策!母乳不足に甘酒で解消!必要な栄養レシピ教えます
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産後「母乳が出ない!」と焦るお母さんは多いようです。私もそうでした。泣いている娘を見て母乳が出ずに苦しく、病院に通ったこともあります。母乳は、赤ちゃんが上手に吸えるようになると分泌が進みますが、もちろん人によって出る量は違います。そこでほんの少しでもサポートになれればと、母乳に良いと言われている栄養とレシピをご紹介させていただきたいと思います。
この記事の目次
母乳に必要な栄養
授乳中のお母さんは、普通の女性よりもエネルギーを多く取らないといけません。太るからあまり食べたくない…なんて思っていると母乳の栄養はおろか、母乳自体でなくなってしまうかもしれません。バランスの良い食事を心がけ母乳が良く出るように、そして赤ちゃんにしっかり栄養が行くようにすることが大切です。
大切な栄養素
・たんぱく質…赤ちゃんの脳や身体の成長に必要です
・鉄分…母乳の原料になります
・ビタミン…赤ちゃんの身体の調子を整えます
・ミネラル(特にカルシウム)…カルシウムは赤ちゃんの骨や歯を作ります
※上記が大切な栄養素ですが、決してこれだけを摂ればいいというわけではありません。
そもそも母乳とは
母乳は血液から作られます。そのため、お母さんが摂取した栄養がそのまま赤ちゃんに渡り、成長につながります。やはり、バランスの良い食事が大切なのです。また、血液の元となる鉄分は不足しがちなので特に意識して摂取するようにしましょう!
身体も温めましょう
母乳に冷えは大敵です。身体を温めることは血液の流れが良くなることにつながります。
鮭とじゃがいものチャウダー(3~4人分)
・生鮭 2切 ・長ネギ 1/2本 ・じゃがいも 1個 ・コンソメ(顆粒) 適量
・水 200㏄ ・牛乳 400㏄ ・塩こしょう・油 各少々
①鮭、ネギ、じゃがいもは一口大に切る。
②鍋に油を入れ鮭を弱火で炒め、火が通ったらネギ、じゃがいも、水を入れ弱火で10分煮込む。
③火が通ったら、コンソメ、牛乳を加え混ぜながら弱火で5分煮込む。
④味を調えれば完成。
鮭、ネギには温め効果が、じゃがいもには疲労回復効果があります。また、鮭には良質なたんぱく質が含まれています。ブロッコリーなどを加えても良いです。
かぼちゃのガーリック焼き(2人分)
・にんにく 1片 ・かぼちゃ 1/4個 ・バター 大さじ1
①かぼちゃは5㎜幅程度に切り、耐熱容器に乗せラップをし、約3分程電子レンジで温めます。
②みじん切りにしたにんにくをバターで炒め、香りがしてきたら①をこんがり焼きます。
にんにくで血行を促進させ、かぼちゃで身体を温めます。
水分を摂りましょう
母乳の9割が水分ですから、水分をこまめに摂るようにしましょう。しかし、なるべく冷やさず常温で。
お正月に卵雑煮(2人分)
・大根 80g ・にんじん 40g ・たけのこ 60g ・切り餅 2個
・だし汁 100㏄ ・塩 少々 ・醤油 小さじ1 ・卵 2個
①大根、にんじんは5㎜幅のいちょう切り、たけのこは薄切りにする。
②餅は2等分にして焼く(お好みで)
③鍋にだし汁、①を入れ中火で5分ほど煮る。
④味を調え、割りほぐした卵を回しいれ中火で煮たてる。
⑤②が入った器に④を盛り付ける。
これ一杯で、バランスの良い食事に!
優れもの!甘酒!
今回は米麹の甘酒を利用します。滋養があり、育児疲れに効きます。また、母乳の出によく効く人もいるそうです。ノンアルコール区分ですが、1%以下のアルコールが含まれているようです。赤ちゃんに特に影響はありませんが、気になる人はやめましょう。飲み過ぎには注意してください。甘酒の甘さは砂糖の代わりになり、乳腺炎防止にも。
まずは牛乳に
・牛乳 200ml ・米麹甘酒 大さじ2(お好みで)
★耐熱のカップに入れてレンジで少し温めましょう。
カルシウムを摂るとともに身体も温まります。
ヨーグルトにも
・ヨーグルト(無糖) 100g ・米麹甘酒 お好みで ・ドライプルーン 6個
便秘改善におすすめです!
子供と一緒に!パンケーキ
・薄力粉 100g ・ベーキングパウダー 1g ・甘酒 150~200ml ・リコッタチーズ 60g
★材料を混ぜ、油大さじ1で焼きましょう。※焦げやすいです
卵や牛乳いらず。チーズでカルシウム補給になります。
その他にも…
ごま
ごまは産後の体調を整え、また不足しがちな鉄分やカルシウムがふくまれています。ごまクッキーやごま豆腐なども効果が期待されます。
エンドウ豆
産後回復、母乳の分泌、むくみ改善に効果があると言われています。お米に混ぜて炊いて豆ごはんにしても良いですね。
アサイ―
鉄分はなんとほうれん草の2倍!その優れた栄養価から「スーパーフルーツ」とも言われています。
まとめ
母乳の量は人によります。このレシピを利用したからと言って必ず母乳が出るようになるとは限りません。しかし、母乳が出ないということはお母さんにとって苦しいことだったりしますよね。そんなお母さんたちの苦しい気持ちが食事、栄養面から少しでも和らいでいただけたら嬉しく思います。