子どもと一緒に渓流釣り!理科が苦手を実体験で克服しよう!
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アウトドアの中でも、ちょっとマニアックな部類に入る渓流釣り。子どもの頃、近くに川があった人なら経験があり、やってみよう!という気になるかもしれませんが、そうでないとなかなか手が出ない遊びかもしれませんね。
しかし、渓流釣りは理科という教科において、机を前にして学ぶよりもはるかにたくさんのことを学ぶことができます。そんなふうに考えてちょっと試してみませんか?
この記事の目次
最初から食べるために釣ろうなんて思わないこと
スタンスとして「魚に遊んでもらう」という気持ちでいる方がいいでしょう。子連れなので騒ぎますし、美味しいと言われるマス系の魚はすぐに逃げてしまいます。そうではなく、川遊びの一環として釣りを取り入れてみてください。
また、大人が釣りを楽しみたいのであれば、子どもを置いていくか子どもを見てくれる人がいる時にしましょう。必死に魚を誘っているときに「助けてー」なんて呼ばれたら、大人は楽しめません。子どもと一緒に楽しむことと割り切って。
用意するもの
釣竿
きちんと釣ろうと思ったら釣具屋に行く必要がありますが、子どもと一緒に遊ぶだけなら100円ショップなどにある竹竿でも釣ることはできます。
釣具屋に行く場合は店員さんに相談してみてください。子どもと一緒に試しに行くから、壊しても惜しくないものを、と伝えると2〜3000円ぐらいのものを紹介されると思います。
仕掛け
子どもが釣ることを考えれば断然「浮き釣り」用の仕掛けを選びます。フライフィッシングは理科の授業を兼ねることを考えると、あまりお勧めできません。針は予備があると安心です。もし、余裕があれば生体分解される釣り糸と、釣り場である川で拾ってきた石を重りにして仕掛けを作ると、自然に負担がかかりにくくなります。自然は大事にしたいですね。
餌
練り餌もいいですが、川魚の大半が虫を食べているということを学ぶためには生き餌がいいでしょう。生きている物を針に付け、それを魚が食べるということを身を以て体験できます。または釣り場の近くでミミズやダンゴムシなどの馴染み深い虫を捕まえて餌にするのもいいですし、川に入り石をひっくり返して川虫を捕まえると「本当に食べているのは、こういう物なのか」と学べます。
針を外すための道具
食べることを前提にしないということは、針を綺麗に外してあげなければいけません。
その他アウトドアで必要な物
大抵一回は水に落ちるので着替えは必須です。他にも疲れてしまった時のアメや、タオル、帽子などアウトドアに必要な物は持っていた方が安心ですが、竿という大きな荷物を持って移動することを考えておいてくださいね。
またさかなを入れるためにバケツ類が必要ですが、気にならなければ砂遊び用の物を流用することも可能です。
川の危険と、針の危険を教える
川は雨が降ると増水し、濁ります。そういうことも学べるのが渓流釣りの良い点です。落ちたら危ないことや約束事は川に着いたら一番最初に確認しておきます。特に釣りは針がそばにあるということです。釣り針には返しが付いていて簡単に外せない構造になっているので、よく注意します。
釣れたら楽しい!釣れなくても楽しい!
せっかく釣りに来たら釣れないなんてつまらない。というのは大人の考えで子どもたちは案外釣れなくても楽しめます。
もちろん釣れたらじっくり魚を観察したり、触ってみたりして触感や色、動きを学びます。
釣れなかったら何をしているのか、その子によって違うと思いますが、川の水の流れ方を観察する子、川石を観察して大きさや形によってまとまっていることに気づく子、など様々です。大人が知識として知っていることを気づいて伝えてくる子どもの観察力の高さに感心しますよ。
食べれる魚が釣れたら
是非とも食べてください。できれば子どもの前で捌いてみることをお勧めします。魚の解剖を目の前で体験できることは学ぶことも多く、自分が他の生物たちに生かされているということに気づく第一歩です。
子どもと一緒だから気をつける点
足場がしっかりした釣り場を選ぶようにします。魚がかかるととても喜んでくれるのですが、釣れてバタバタしている時に子どもの足元まで見てあげるのはなかなか大変です。子どもが子どもだけで動けるような場所が良いですね。
子どもにも竿を持たせると竿の重さに苦戦していることがわかります。こまめに休ませてあげないと竿が川に落ちてしまうこともあるので気をつけましょう。
まとめ
理科が苦手だ、という子どももいることでしょう。ですが、こうやって楽しみながら学べば理科は身近な物だということがわかるのではないでしょうか?楽しい授業を一緒にやってみませんか?