しゅわしゅわラムネ菓子の作り方!重曹とクエン酸で簡単理科実験
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子どもから大人までおなじみのラムネは、家でも簡単に作ることができます。ラムネのしゅわしゅわの秘密は、重曹とクエン酸が一緒に溶けることで起こる化学反応です。おいしいラムネ作りで、理科の楽しさを味わってみませんか?
この記事の目次
まずは化学反応を見てみよう
重曹とクエン酸を一緒に水に溶かすと二酸化炭素が発生します。ラムネを口に入れるとしゅわしゅわするのは、ラムネに含まれる重曹とクエン酸が唾液に溶けて二酸化炭素が発生し、泡が出るためです。ラムネを作る前に、まずは手のひらでも実験してみましょう。
下の写真は8歳の子どもの手です。手のひらに少量の重曹とクエン酸をのせます。そこへ水を少しだけかけると・・・、
二酸化炭素が発生してしゅわしゅわの泡ができます。突然の変化に子どもは「うわあ~っ、すごい!」とびっくり!!
化学反応の様子が分かったら、いよいよラムネ作りです。
手作りラムネの材料
粉糖 50g コーンスターチ 10g 重曹(料理用) 小さじ1/3
クエン酸(料理用) 小さじ1/4 レモン果汁 小さじ1/2 水 小さじ1/2
ラムネの作り方
①ボウルに粉糖、コーンスターチ、重曹、クエン酸を入れてよく混ぜる。
②レモン果汁、水を加えてさらによく混ぜ合わせる。
③計量スプーン(5ml)に②をぎゅっと詰め込むようにして入れる。スプーンからゆっくりとはずしてお皿などに置き、1日ほど乾燥させたらできあがり。
できたてのラムネはほろほろとしていて、少し崩れやすい状態になっています。乾燥するのを待ちきれずに1つ食べた子どもは「おいしい!」と感激していました。きっと自分で作るお菓子の味は格別なのでしょうね^^翌日にもう一度食べた子どもの感想は、「昨日よりもっとおいしい」とのことでした。
関連記事①:家でできる理科の実験!①花の着色②水は茎の中を反対の方向にも動くの?
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まとめ
子どもの頃から好きだったラムネがこのような化学反応を利用したお菓子だと知り、大人の私も驚きました。理科と料理には深い関係があるのですね。これからも、子どもと一緒にいろいろな実験をしながら理科の楽しさを探求していきたいと思います。