【東海地方】鳩吹山登山ルートで初心者・親子トレッキングにおすすめは大脇口!
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親子トレッキングに興味はあるけど、どんなところに登ったらいいの?そんな疑問をお持ちの方に東海地方のおすすめな親子トレッキングのスポット鳩吹山を紹介していきます。
鳩吹山は、岐阜県可児市にある標高313mの山。
登山口は、5つありますが、初心者や初めての親子トレッキングにおすすめの登山口は、大脇口です。
この記事の目次
鳩吹山で親子トレッキング初心者におすすめな登山ルートは大脇口
鳩吹山には大脇口、真禅寺口、西山口、石原口、カタクリ口の5つの登山口がありますが、その中でも親子トレッキングに最適な登山口は大脇口になります。
大脇口には登山口前の5台ほど、また近くの大脇公民館とその道路を挟んで反対側にも合計で10台ほど停められる駐車場があります。しかし、週末になるととても人気ですぐに駐車場は満車になるため、その場合は近くの可児川下流域自然公園の無料駐車場へ停めて、徒歩10分ほどで登山口に向かうこともできます。
また大脇口からの登山道がもっとも傾斜がゆるやかであり、山頂までの距離も短いので、はじめての親子トレッキングの際はまずは大脇口から登るようにしましょう。
実際に歩いてみました
大脇口から道路の高架下をくぐって進むとまずは川沿いに平坦な道が続きますのでウォーミングアップです。
しばらく進むと右手に一枚岩を渡したような橋が見えてきます。この橋を渡ると本格的なトレッキングのスタートです。ここから先は階段状の段差が続きますので、ゆっくり自分たちのペースで登っていきましょう。
登山道の途中には所々に道標が設置されています。鳩吹山展望台と記されている方向が山頂になりますので、分岐点では必ず道標の示す方向を確認して間違えないように進みましょう。
登山道のあちこちにどんぐりやまつぼっくりなどの木の実が落ちていました。ぜひ親子トレッキングではお子さんとどんぐりやまつぼっくりを集めながら歩いてみたり、草花に目を向けながら歩くことも楽しんでみてください。
ただし、自然を守るためにも草花をむやみに摘み取ったり、本来の登山道から外れて歩くことはやめましょう。
歩く速さにもよりますが、20分から30分ほど歩くと登山道がごつごつとした岩が露出した道へと変わっていきます。ここからやや傾斜は急になりますが岩場が見えたら頂上まであと少し!時に手をついたりお子さんが登るのを下から支えてあげながらゆっくり登っていきましょう。
山頂に近づくと大きな屋根の下に椅子やテーブルが整備されている大天神休憩舎があります。大天神休憩舎から鳩吹山までは徒歩5分もかからず平坦なので、我が家はどれだけ途中の登山道で抱っこやおんぶをしたとしても、大天神休憩舎から山頂までの道のりは必ず子どもが自分の足で歩いて山頂に行くようにしています。小さな子どもにとっても周りの登山客の方から「がんばれ!!」と声をかけていただき、自分の足でゴールにたどり着くことが嬉しいのか、最後はいつもニコニコで歩き終えます。
親子トレッキングで注意すべきポイント
大脇口からの登山道はほとんどが緩やかな傾斜や階段ですが、山頂に近づくとごつごつとした岩がむき出しの登山道が現れます。特に下りの際はお子さんが誤って転んでしまうと大怪我をする危剣がありますので、下山時は親御さんが必ずお子さんの前を歩くとともに、できるだけ親御さんはお子さんの方へ体を向け、万が一転んでしまってもすぐに支えらるような行動をとりましょう。
またやむを得ずお子さんを抱えて降りなければならなくなった際は、抱っこでは両手がふさがり足元も全く見えなくなるためとても危険です。かならず抱っこひもを持参するとともに、できるだけ抱っこでなくおんぶでお子さんを抱えてゆっくり慎重に降りるようにしましょう。そしてそのためにも必ず親御さんは登山靴やトレッキングシューズなど山歩きに適した滑りにくい靴を履くようにしましょう。
登山やトレッキングはリスクも伴う野あそびです。そのため、天候や気象条件には細心の注意をはらうとともに、必要な持ち物や心構え、自分が歩く登山道のルートなど必ず事前に調べてから楽しむようにしましょう。
鳩吹山ってどんなところ?
鳩吹山は岐阜県可児市の西端にある標高313mの里山です。鳩吹山は地元の方々にとても親しまれている里山であり、1年中多くの登山者やハイキング客が鳩吹山を登っています。
鳩吹山は頂上から美濃加茂市の町並みが一望できるだけでなく、白山や北アルプス、御嶽山など遠くの山々も見渡すことができ眺望がよいのも魅力のひとつです。
公共交通機関の最寄り駅は名古屋鉄道広見線の可児川駅であり、徒歩15分ほどで最寄りの登山口にアクセスでき、名古屋からも近いので電車を利用して登山やハイキングを楽しむ方も多くいます。
鳩吹山トレッキングにおすすめな季節
鳩吹山は標高の低い山であるため、真夏はとても暑いためおすすめできません。そのため、親子トレッキングに最適な季節は主に春と秋になります。
特に鳩吹山のふもとにある可児川下流域自然公園はカタクリという花の群生地として有名であり、毎年開花時期である3月中旬から4月初旬までは多くの観光客がカタクリの群生を見に訪れるほどです。
また秋には綺麗な紅葉を見ることもできるため、春や秋の気候のおだやかな時期に登ることをおすすめします。
まとめ
今回は親子トレッキングにおすすめな山として、岐阜県可児市にある鳩吹山についてお伝えしました。鳩吹山は地元の方々に愛されているとても素敵な山で、親子トレッキングをする登山者も多くいる山です。ぜひ親子トレッキングを初めてみたい方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?