ピアノ弾き歌いのコツを学んで、好きな曲を弾き歌いしてみよう
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知ってる曲、好きな曲を弾いてみたい。けど弾くのって難しそうだし音符が分からないし読めない。読めなくて弾けないと投げ出してしまうこともあります。以前、幼稚園児も弾ける簡単なピアノ曲!季節の歌4曲の記事で少し書きましたが、今回は弾き歌いのコツと練習方法をご紹介します。
この記事の目次
弾き歌いのコツ
歌いこもう
弾き歌いのコツで一番大事な事、自然と曲を覚えるためには、まずその曲を好きになり歌いこまなくてはなりません。そこで鼻歌、口ずさみなど自分が自然と覚えやすいように工夫してみましょう。嬉しいことや楽しいことがあったときについ鼻歌を歌ってるハズです。
もし飽きてしまったら、替え歌を作ると楽しいですよ。また、歌ってると自然と頭を揺らしてることはないでしょうか?
リズムをとろう
歌い慣れたら手拍子、口ずさみなどリズムをとってみましょう。例えば、”かえるのうた”なら歌いながら手拍子で”タンタン”や口ずさみながら”ラララ~”などリズムもとれやすいです。
楽譜に音符名を書かない
早く覚えるコツとしてどうしても分からない音以外はできるだけ書かないようにしましょう。書くと音符の名前しか覚えられないので、音符の書いてある位置を覚えることが出来ません。記入しないで考えることで頭の体操になりますよ。
また、”ドレミ”と数えるのが大変なら線で覚えると良いでしょう。
五線
五線とは楽譜の5本の線のことをいいます。ト音記号で音符が書いてあるなら線の下から順番に”ミソシレファ”と覚えておくと便利です。また、”ミソシ”までを味噌汁、”レファ”をレバーみたいに語呂あわせで覚えても面白いですよ。
ヘ音記号で書いてあるなら下から”ソシレファ”と覚えておくと便利です。
真ん中の”ド”の音が分かるなら上に上がるなら”ドレミファソ”と、下に降りるなら”ドシラソファ”と覚えておくと良いでしょう。
弾き歌いの練習方法
ゆっくり弾く
ピアノの弾き歌いを早く上手にできるようになりたい!と焦る気持ちが強いとどうしてもはじめから速く弾こうとしてしまいます。焦る気持ちを抑えてまずはゆっくりピアノを弾くように心掛けましょう。上達への近道は”ゆっくり・確実に・コツコツと”です。
確実に弾く
ゆっくり弾いてる練習の繰り返しだけでは弾き歌いは上達しません。そこで、確実に覚えて弾く方法を紹介します。
声に出して音を読もう
声に出すことで自然と音を覚えます。また、目で音を追ってることで頭の運動になりますよ。
リズムをとろう
音を覚えたら次は手拍子しながら覚えた音のリズムをとってみましょう。コツのところで書いたようにやってみると良いですね。
5本指全部を使おう
人差し指が一番弾きやすいので人差し指のみで”ドレミ”と弾くことってありますよね。けど、指は5本あるので曲をより弾きやすくするためにもぜひ使ってみましょう。
例えば”ドレミ”と隣の音を右手で弾く場合、”ド”が一番下の音なので”ド”を親指、”レ”を人差し指、”ミ”を中指の順に弾きます。この指で弾くことによって音がつながって歌ってるように聞こえます。
ちなみに、親指から小指までを1.2.3.4.5と指番号で言います。
左手も同じです。”ドシラ”と下がる場合”ド”から1.2.3の指で弾きます。すると歌ってるように聞こえます。
続いて、”ドミソ”と音を一つ飛ばして弾く場合は”ドミソ”を1.3.5の指で弾きます。左手も同じく”ドラファ”と弾く場合1.3.5の指で弾きます。
肩から指先までの力を抜こう
5本全部使うことってなかなかないですよね。けど、指を動かすことも頭の運動になります。また、弾いてるときに自然と手が傘を開いた形になってます。そのため、手や手首、腕、肩に力が入らないのでよりスラスラ弾けるようになります。
気付かないうちに力を入れて弾いてることがあります。この場合、弾き終わった後に力が入ってた部分は思った以上に疲れてます。はじめの何回かは分からないかもしれませんが、ずっと続けてると後々怪我に繋がります。私自身、手首に力の入れ過ぎで捻挫を経験済みです。
弾く前に脱力したり、腕を回してから弾くのもオススメです。
練習方法を変えてみる
弾くことに慣れると同じ練習ばかりでは飽きてしまいます。そこで、鍵盤の上をピンポン玉やビー玉が跳ねるように音を跳ねて弾いたり、四分音符で弾いてるなら二分音符にして伸ばしてみたりと気分転換になろので違った楽しみ方ができます。
時々速さを変えても面白いですよ!
ちなみに、音を跳ねて弾くことを”スタッカート”といいます。
ミスタッチ
音を間違えて弾くことを”ミスタッチ”といいます。ミスタッチした後って何回も弾き直してばかりいませんか?何回も弾き直すよりも何が原因で間違えたのか考えてから弾くと上達へ近づけます。
音をしっかり読めてるか声に出して確かめたり、リズムがとれてるか確かめることが大切です。
弾き歌い
音を覚えて弾くのに慣れたら弾き歌いしてみましょう。もし全部歌えなくても歌えそうなところを歌ったり”ラララ~”など鼻歌で歌ってみてください。ちょっとでも歌えることで曲を自然ともっと好きになってますよ。
まとめ
ここにあげたものは基本的なことです。コツさえ掴めれば弾き歌いは出来るようになります。また、全部をやろうと思っても出来るものではないので、自分が出来そうなことからやってみるのが一番です。なによりも弾き歌いしてみたい曲を好きになることが大事です。弾き歌いが出来たときに自信を持ってくださいね。
弾き歌いがあなたにとって楽しいものでありますように・・・