皮膚科直伝!おうちで簡単にできる汗も・オムツかぶれの対処・予防法
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暑くなってくると、お子さんの汗もやオムツかぶれが心配ですよね。
特に赤ちゃんだと、治っても気を抜くとすぐに赤くなってしまったり……。
そこで、皮膚科に勤める筆者の友人に、汗も・オムツかぶれの対処・予防法を聞いてみました!
『皮膚科からのお願い』も合わせて聞いたので、ご紹介いたします!
この記事の目次
汗もの一番の対処法は?
一番手っ取り早くて簡単なのが、ずばりおしっこやうんちをしたらすぐに洗い流すこと!
これに尽きるようです。
そして朝とお風呂上りにしっかり保湿剤を塗ること。
これさえしっかりしていれば、きちんと対処できるそうです。
ベビーパウダーは赤ちゃんに使うのは危険
注意してほしいのはベビーパウダー。
おじいちゃんおばあちゃん世代だと、汗もやオムツかぶれを見ると「かわいそう!ベビーパウダーを塗りなさい!」と言うと思います。
しかし現在ではベビーパウダーは、汗腺ごと毛穴をふさいでしまう・飛んだベビーパウダーが赤ちゃんの気管を刺激してしまうなどの理由から、医療機関を含めて控えるように言われています。
「毛穴をふさぐから、余計赤ちゃんに悪影響なんですよ」とハッキリ断りましょう。
処方された薬は使いきること!
汗も・オムツかぶれの際に処方されるのは「ステロイドだけ!」だそうです。
ステロイドに限らず、お医者さんに処方された薬は必ず使い切るようにしましょう。
赤ちゃんの汗も・オムツかぶれは夏だけじゃない?!
赤ちゃんの汗もやオムツかぶれの問題は夏だけではなく、むしろ冬に多いということをご存じですか?
赤ちゃんをはじめとした子どもは、平均体温が37度±0.5。
大人より高めで、汗をかきやすいということもあります。
しかし、ついつい「寒そうだから……」と多めに着せたり、もこもこの服を着せていませんか?
それが原因で、冬に汗もやオムツかぶれになって皮膚科や小児科に受診する方が多いようです。
大人から見て「ちょっと寒そうかな?」くらいの恰好がちょうどいいようです。
もこもこの服を着せるときは、中の肌着を工夫して着せてあげましょう。
「これだけは守って!」皮膚科の心からのお願い
処方される薬=ステロイドというと、「ステロイドなんてよくない! 処方されたけど使わない!」というママパパ、おじいちゃんおばあちゃんが少なくないと思います。
では『ステロイドの何がよくないか?』という明確な理由をご存知ですか?
筆者はよくないという話は聞いたことがありましたが、明確な理由を知らないので友人に聞いてみたことがあります。
その答えは「使いすぎると効かなくなったりとかはあるけど、『これがだめ!』っていう理由はない。きちんと言われた量や使い方さえ間違わなければ、いい薬だよ」ということでした。
そして、今回汗も・オムツかぶれのことを書くにあたって対処・予防を聞いた際に友人から「記事を書くなら、皮膚科からのお願いとして絶対守ってほしいことをぜひ書いて!」と言われました。
きちんと塗ることで、アレルギーやアトピーの予防に
以下、友人からのメッセージをそのまま引用いたしました。
赤ちゃんにステロイド塗るのが嫌だからって中途半端にやめちゃうお母さん結構いて、それはやっぱ避けたい
ズルズルと悪い状態の皮膚でいると外界からいろんな抗原が入ってきてアレルギー起こしやすい子になっちゃうから…
子どものうちはしっかり綺麗な皮膚をキープすることで将来的にアトピー皮膚炎の予防にもなるよ
なんと皮膚をキレイな状態でキープすることでアレルギーやアトピーの発症リスクを抑えられるそうです。
そんなお手軽に予防ができるならママもパパも、気を楽にして、長く取り組めますよね。
まとめ
いかがでしたか?
最後の皮膚科からのお願いは、皮膚科だけでなくすべての医療従事者の方のお願いでもあり、切実なものだったので、送られてきたメッセージをそのまま引用しました。
しかし完全に対処・予防できる! というものではないので、発症した場合は早めにかかりつけ医に受診してくださいね。
おまけ
以前、ペットを飼うことでアレルギー発症リスクを抑えることを書きました。
合わせてご覧ください!
ペットを飼うメリットの記事はこちら