子どもに願うことって何?どんな大人になってほしい?思いやりのある子どもに育てるためにできるアイデア
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今の時代は、自分さえ良ければ、どんなことをしてもいい!とか、自己中の考え方や自分が一番、自分優先の社会だと言われていますね。それでも、子どもにはどんな人にでも思いやり深く行動してほしいと願うパパやママも多いことと思います。こうした思いやりのある行動は、ある年齢になったら自動的にできるものなのでしょうか?そんなことはありません。やっぱりパパやママが教えてあげるべきこと、お手本を示してあげるべき分野といえるかもしれません。
それで、思いやりある子どもに育てていくためのいくつかのアイデアをご紹介します。
この記事の目次
褒め過ぎ
問題点
最近の多くの若者が”自分は評価されて当然”というふうに見ているので、特別扱いされると思い込んでいたり、そんなに努力していなくても成功するとおもいこんでいたりするようです。周りがそう思ってはいないということを知ると落ち込むこともあるようです。
背景にあること
自分は評価されて当然という思い込みは家庭で始まっていることもあるようです。というのは、子どもに自尊心を持たせることが何よりも大切だという見方ゆえに、たくさん褒めること、叱ってしまうとやる気をなくすので、叱ることをやめてしまう傾向があるようです。
そして、この”褒める”ということが、大きくなりすぎているのですが、良くないところには目をつぶり、それ以外はすべて褒める!できたことはどんなに小さくても褒め、間違ったことはどんなに大きくても見過ごしてしまうという極端に走ってしまうことさえあるようです。
パパとママができること
褒めることが間違いという訳ではありません。大切なのはバランスです。間違っていることはきちんと正し、褒めることをしたときには精一杯、褒めてあげることができるでしょう。
過保護
問題点
多くの若者が逆境に対処することがほとんどできていないことが見受けられているようです。ほんの少し指摘されただけで立ち直れなくなったり、こだわりが強すぎて、自分が本当にやりがいがあると感じることしかしない人もいるようです。
背景にあること
ここ何十年か、多くのパパやママは子どもが逆境に全く遭わないように守ってあげなければならない感じているようです。もちろん、子どもを守りたいと思うのは自然なことですが、過保護になると子どもは思い違いをしてしまうことになります。それは、身勝手になったり、周りの大人は自分を支えるべきだという見方です。
パパとママができること
子どもの成長段階を考えることが必要ですが、”自分の荷は自分で負う”ことについて考えることが大切です。たとえば、何か悪いことをしてしまったときに、いつもいつも助けてあげていわゆる”尻ぬぐい”をしてあげるのではなく、たとえ小さな子どもであっても、子ども自身がこれからどうしていったらいいのか?考えて気づき行動できる仕方で助けてあげることができます。年齢とともに変わっていくと思いますが、子どもが自分で取り組めるようにするなら、自信を持てるようになるでしょう。
与え過ぎ
問題点
多くの若い人の人生の目標は”お金持ちになること”だそうです。物を重視する人はあまり幸福だと思わず、憂うつになってしまうこともあるようです。
背景にあること
子どもの幸せをパパやママはもちろん願っていると思います。子どもは物をほしがり、親はそれが子どもの幸せにつながると感じ、物を買い与えますが、子どもが喜ぶのはその時だけでまた次を欲しがるかもしれません。これが繰り返していくと、与えすぎてしまうことになるかもしれませんね。
パパとママができること
まずパパとママがお金や物に対してどんなふうに思っているのか、家族として生活を送っておく中で、どんなことが大切なのか優先順位を考えておくことができます。こうした見方や家族として大切にしたいことは、子どもが大きくなってからというよりは小さな間から話してお蹴ると思います。
そして、何か問題があったときに、物で解決するのではなく、よく考え、その時の事情や気持ちを考えて取り組むことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?自分より他の人のことを優先し、思いやりのある行動を取ることができると、子ども自身も友達を作り、その関係は良いものとなっていきます。また、満足感も経験できます。これは、子どもが成長していく上で欠かせないものでしょう。毎日の生活の中で子どもが他の人に思いやりを示せる場面をパパもママも一緒に探してみてくださいね。