絶滅危惧種キタオットセイに岡山県で会える!市立玉野海洋博物館(渋川マリン水族館)
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岡山県玉野市にある、玉野海洋博物館に2016年6月、国内のたった4つの水族館でしか見ることのできない貴重な海獣のキタオットセイがやってきました。
小さな施設ながら、見どころがいっぱいで、地域の人たちに愛される水族館の魅力をご紹介します。
画像引用元:岡山県玉野市
玉野海洋博物館ってどんなところ?キタオットセイって?
”マリン水族館”の愛称で親しまれる玉野海洋博物館は、昭和28年に開館した、陳列館と水族館からなる歴史ある博物館です。
2016年6月に、三津シーパラダイスでの研究の終了に伴い、キタオットセイがやって来ました。
アシカ科キタオットセイ属のキタオットセイは、北海道以北にいる保護動物で、捕獲が禁止されているため、日本ではマリン水族館を含む4館でしか飼育されていない貴重な海獣です。
主な施設案内、見どころは?
野外には、ウミガメ、キタオットセイ、アザラシの展示プールと、海の生物を触ることができるタイドプール、そして水族館のシンボルになっている灯台模型があります。
この灯台模型は、昭和28年昭和天皇・皇后両陛下の御行幸を記念して建てられたものです。
入り口を入ってすぐ左側は陳列館、右側は水族館という配置になっています。
陳列館には、貝類の標本や船舶模型・魚類剥製などが多数展示されています。
水族館には、瀬戸内海に生息する魚を中心に、日本各地の海洋生物を大小34個の水槽に約180種2000点が展示されています。
2頭のキタオットセイが、野外の展示プールで広々と自由に泳ぎ回ったり、顔をひょっこりと水面から出している姿は、とってもかわいらしいです。
その他、室内の大水槽には、サメやエイなど、数種類の大型の魚が迫力満点で展示されています。
天使のような姿がかわいらしいクリオネや、今話題のダイオオグソムシ、見ているだけで心がいやされるクラゲなどが展示されていたり、
映画『ファインディングニモ』の世界を再現した水槽があったりと、こどもから大人まで楽しめる内容です。
小規模で、来館者数もあまり多くないので、小さなお子さんでも安心して自力で歩いて回ることができます。
周辺施設
施設を出てすぐ目の前には、渋川海水浴場があり、夏場は多くの観光客でにぎわいます。
すぐ近くにダイヤモンド瀬戸内マリンホテルがあります。ミキハウス子育て研究株式会社による「ウェルカムベビーのお宿」に認定されているので、
遠方から家族で来られる方が多いです。
わたしも、3歳の息子と生後0ヶ月の娘を連れて宿泊したことがありますが、こども連れに優しいサービスが多く、とても快適でした。
そして、タクシーで遊園地のおもちゃ王国に30分以内で行く事ができることも魅力です。
基本情報
休館日及び営業時間
休館日 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日が休館)
曜日に関係なく休館する日 1月4日・12月29日~31日
休館しない期間
3月25日~4月10日
4月29日~5月5日
7月・8月
なお天候等により臨時休館することがあります。
営業時間 通常
午前9:00~午後5:00(入館は午後4:30まで)
入館料
当日1回
大人 500円(15歳以上)(15歳の中学生は含まない)
小人 250円(5歳以上15歳未満)(15歳の中学生を含む)
まとめ
いかがでしたか?小規模ではありますが、リーズナブルで、珍しい海の生き物と出会うことができる、魅力がいっぱいの水族館のご紹介でした。
岡山県には、子ども連れで楽しめるところがたくさんありますので、これからもいろいろご紹介させていただきます!