塾に行く?通信教材にする?子どものタイプ別学習スタイルとは?
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この記事の目次
はじめに
「学校の宿題以外にも、自分の子どもに勉強させたい」
そんなふうに考えるお父さん、お母さんは多いと思います。
その一方で
「塾に行かせるのがいいのか、通信教材を使ったほうがいいのか分からない」
「自分の子には、どんな勉強方法が合っているのか分からない」
と、迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、各学習法のメリット・デメリット、
どんな子どもに、どんな学習方法が向いているかということを簡潔にまとめてみました。
塾へ行く
集団指導
先生が1人で複数人の子どもを教えるタイプのもので
塾としては一番オーソドックスなスタイルなのではないかと思います。
メリット
個別学習の塾に比べれば若干、授業料が安価
同学年の子どもと一緒に学習できるので、お互いに切磋琢磨できる
デメリット
個別指導に比べると、1人1人に目が届きにくい
引っ込み思案な子どもは、先生に質問がしにくい
こんな子どもに向いている
「塾で友達を作りたい」と感じるような社交的な性格の子
「友達と一緒のクラスで勉強したい」という希望を持っている子
個別指導
先生がマンツーマンで指導してくれるタイプのもので
近年、このスタイルの塾が増えてきています。
メリット
ひとりひとりに合った指導が受けられる
引っ込み思案な子でも、先生に質問がしやすい
デメリット
集団指導に比べて授業料が高め
個別指導なので、同級生と切磋琢磨して勉強しにくい
こんな子どもに向いている
自分からは先生に質問がしにくい子ども
きめ細かい指導を受けたい子ども
公文式
学年の枠を超えて、その子の実力に合った学習をしてくれるタイプのもので、
「集団指導」「個別指導」とはまた違う、学習スタイルです。
メリット
学年の枠組みにとらわれず、その子の実力に合った学習ができる
通塾の際、時間の融通がききやすい
(通塾の曜日は決まっているけど、教室が開いている時間なら好きな時間に通ってよいため)
デメリット
学習可能な教科が、国語・算数(数学)・英語の3教科のみ
自学自習スタイルなので「授業」が受けられるわけではない
こんな子どもに向いている
自分に合った進度で学習を進めたい子ども
「授業」のスタイルは必要としていない子ども
通信教材
毎月、自宅に届く教材を使って学習するスタイルです。
最近は冊子タイプの教材だけではなく、
タブレットなどを使って学習できるものも増えてきているようです。
メリット
塾に比べると費用が安価
曜日や時間を選ばず、子どもの都合の良いときに学習ができる
デメリット
勉強する時間や進度やペースを自分で管理しなければならない
「先生」がいないため、分からないことをその場で質問できない
こんな子どもに向いている
完全に自分のペースで勉強をしたい子ども
「授業」も「先生」も必要としない子ども
家庭教師
自宅に先生が来て、マンツーマンで指導をしてくれる学習スタイルです。
メリット・デメリットは「個別指導」に準じますが
先生のほうが自宅に出向いてくれるので、通塾の必要がない
という、家庭教師ならではのメリットがあると思います。
こんな子どもに向いている
「個別指導」のような、きめ細かい指導を受けたいけれど、
通塾するのではなく自宅で勉強したい子ども
おわりに
このように勉強には様々な学習法、学習スタイルがありますが、
せっかくやる気があっても、お子さんのタイプに合わない学習法を選んでしまっては
効果もも半減してしまいます。
それぞれの学習法のメリット・デメリットを見極めたうえで、親子で話合いベストな選択をすることが子どもの自信や成績アップにつながっていくのではないかと感じます。