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子供がYouTube動画ばかり見すぎ!制限するより効果があった我が家の対処法

 2017/08/24 育児 子育て
この記事は約 5 分で読めます。

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子どもたちの間で人気のYou Tube。

ゲーム実況やコメディ系、商品紹介やメイクやファッション系など

そのジャンルも多岐に渡っているだけではなく、

それぞれの動画は趣向が凝らされている上に、

次々と新しい動画が更新されるので、子どもたちは夢中になって視聴するようです。

 

子どもたちの間でYouTubeの人気が高まっていくのに比例して

私の周囲のママ達の間では

 

「うちの子は放っておけば何時間も動画を見続けている」

「そろそろやめなさいと言っても、全然言うことを聞かなくて困っている」

 

という会話がよく聞かれるようになりました。

 

当然、我が家も同じ状況で、どうしたら良いのか分からずに悩んでいましたが

意外な方法で、小4の娘が自分でYouTubeの視聴時間を管理できるようになりました。

動画視聴を注意・制限しても効果なし

 

娘が、動画ばかり観ていることが気になり始めた私は

最初のうちは、

 

「そろそろ観るのをやめなさい」

 

と、注意をしたり、

 

「動画は1日1時間まで」

 

と決めるなどの対処をしていました。

 

でも

「観るのをやめなさい」

「動画は1日1時間まで」

などと言っても、効果があるのはその時だけ。

 

翌日には再び、こちらが注意をしない限り

ダラダラと動画を見続ける生活に戻ってしまっていて、

まるでイタチごっこのような感じになっていました。

 

私自身も、だんだんと苛立ちが募っていったように思います。

 

 

発想の転換

 

娘の、長時間にわたる動画の視聴は一向に直らず

どうしたらいいか分からなくなっていたある時、

私自身が仕事で長時間、パソコン作業をしたことにより

眼精疲労に襲われたことがありました。

 

このとき私は、

長時間パソコンをすることで、

娘本人が一度困らないと何も伝わらないのかもしれない

ということを感じました。

 

私は、長時間パソコンを使うと眼精疲労に襲われたり、

時には頭痛が起こってしまうということを知っています。

 

また、ネットサーフィンに夢中になってしまって、

やらなければならないことを忘れて困ってしまったこともあります。

 

でも私は、その経験から

「眼精疲労を起こさないように、適度に休憩を取りながら作業をしよう」

ということや、

「ネットは、きちんと時間を決めて使おう」

ということを学ぶことができていたことに気が付いたのです。

 

それと同時に、

親として「娘が、私のように困らないように」という思いで

動画の視聴時間を注意していましたが、

親が先回りして注意をしてしまうことで、

子ども本人が、自分で学ぶ機会を奪っているのではないかと感じました。

 

 

娘の動画視聴を注意するのをやめてみた。

 

娘が小4に進級する直前の春休み、

私は敢えて、娘の動画の視聴を止めませんでした。

 

春休みは宿題がないため、

娘は、暇さえあれば動画を観ています。

 

正直なところ、何度も

「そろそろ観るのをやめたら」

と言いたくなりましたが、そこはグッと堪えて見守っていました。

 

すると案の定、娘は体の不調を訴えてきました。

 

「お母さん、ものすごく頭が痛い。そして肩と首も変な感じがする」

 

肩を触ってみると、とても子どもの肩とは思えないほどガチガチに凝っていました。

頭痛も相当酷かったようで、

本人は「何かの病気になったのではないか」と感じたようでした。

 

そこで私は娘に教えました。

 

「これはね眼精疲労っていって、パソコンを長時間使うことが原因で起こるんだよ」

「肩と首が痛いのは、パソコンの前で長時間同じ姿勢でいたからだよ」

 

すると娘の口から

 

「動画を観すぎるだけで、こんなに体が辛くなるんだね」

 

という言葉が出てきました。

 

荒療治だったかもしれません。

だけど、これで何かが伝わったはずだ。

そんなふうに感じました。

 

 

娘の変化

子どもの回復力というのは早いもので、

肩のマッサージと、ホットアイマスクで目を温めただけで

娘の眼精疲労と肩こりは、一晩で改善されました。

 

そして翌日も相変わらず動画を観ていたのですが・・・

観始めて30分くらい経った時点で、

何と、自分からパソコンの前を離れたのです。

 

「もう観るのをやめたの?」

 

と、聞いてみたところ

 

「昨日みたいに具合が悪くなるのは嫌だから、自分で時間を決めることにしたの」

 

という返事が返ってきました。

 

私が何度も注意をしても全く改善されなかったのが

たった1回の痛い経験で、自分で視聴時間の管理ができるようになったのです。

 

親が100回同じことを言うよりも

たった1回の経験のほうが、よほど本人の心に響くのだ、

ということを痛感しました。

 

おわりに

 

我が家は、このような方法で

子どもの、長時間の動画視聴を解消することができました。

 

この方法については賛否両論あると思います。

 

だけど、

「長時間動画を観ることで、本人が困る」

という経験をさせないと、何年経っても状況は変わらないと感じたので、

このような手段を取りました。

 

結果、良い方向に進んだと実感しています。

 

もし、我が家の体験を読んで

ちょっとでも「良いかもしれない」と感じてくれた方がいらっしゃれば

ぜひお試しください。

 

一度の「痛い経験」が、

本人にとって、大切な学びの機会になるのではないかと思います。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘・2018年8月生まれの黒猫(男の子)の子育て真っ最中。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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