1歳から始めるお手伝い習慣づくりは、大切な家族の絆も強めます!
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この記事の目次
お手伝いはさせたいけれど…
お子さんに身に付けさせたい習慣の一つが、掃除や炊事など家事のお手伝いではないでしょうか。
しかし、慌ただしい毎日の中で子供にお手伝いをさせている余裕なんて無いと考えていませんか?
子供にお手伝いはさせたいけれど、忙しい、かえって手間が増える、何を手伝わせたら良いか分からないというママが多いことと思います。
お手伝いは幼児期の習慣づけが肝心です。
成長して、いざ即戦力になって欲しいと思った時には子供は習い事や学校で忙しく、家事に見向きもしてくれなくなります。
幼児期に、いつもママの側にいてママの真似をしたい時期こそ、お手伝いの習慣を身に付ける大事な時期と言えます。
幼児期にお手伝の習慣を身に付けた子は、大きくなってからも家族の一員としての自覚を持って家事や家庭のイベントにもきちんと加わってくれますよ。
お手伝いで大事なのは「できた!=達成感」
子育てで大事なのは自己肯定感を育むこと、たくさん褒めて育てましょう!というのはよく育児書で見かけるフレーズです。
子供との毎日の生活の中では、褒めることって意外と難しいですよね。
口から出るのはついつい小言ばかり…というのが日常なのではないでしょうか。
お手伝いを生活習慣として取り入れることができれば、子どもを褒める絶好の機会が増えます。
小さな子でも自分で「できた!」という達成感を味わえることで、自己肯定感も育むことができます。
ママの役に立った、ママに「ありがとう」と言われたという経験を積み重ねることで自分で「やりたい」と思ったことをやり遂げることができる力、積極性が育ちます。
お手伝いはいつ、何ができる?
子供にお手伝いをさせる時に最も大事なのは安全の確保です。
月齢により発達の目安はありますが、小さいうちほど個人差が大きいので「今うちの子に何ができるか?」という親の見極めが大切です。
また、子供がその時期に興味を持っている事に関連したお手伝いをお願いすることで、子供の発達を促し、達成感を得やすくなります。
具体的には、歩けるようになった時期には物を運ぶお手伝い、小さなものがつまめるようになったら野菜の皮むきをしてもらうなどです。
それでは、ここで我が家で実践してきた例をご紹介しますね。
1歳半頃〜
・玉ねぎの皮むき
・植物の水やり
2歳頃〜
・イチゴのヘタを取る、枝豆を鞘から出す、レタスを洗ってちぎる
・バナナを食事用ナイフで切る(大人が手を添えて)
・ハンカチやタオルを畳む
・食事をテーブルに運ぶ
・新聞を取ってくる(親も付き添う)
・脱いだ物を洗濯かごに入れる
・水や食事をこぼしたら自分で拭く
・はたきをかける
3歳頃〜
・洗濯物を干す
・翌日の幼稚園の持ち物を準備する
・おにぎりを握って海苔を巻く
・茶碗にご飯をよそう
もちろん、2歳になりたてと3歳になる直前では発達の度合いも違いますから、これら全てがすぐにできたわけではありません。
しかし、失敗しながらもお手伝いを続けることで、自分のことは自分でするというとても大切なことが身に付いてきました。
子供ですから、気が乗らない日ももちろんあります。
やる気があるときにお願いする、くらいの気持ちでいると親子共に負担にならずに習慣づくりができるのではないかと思います。
お手伝いがしやすい環境づくりを
子供の気持ちになって考えた時、お手伝いをしようと思っても道具が大人サイズのものばかりではとてもお手伝いがしづらいはずです。
水やりをお願いするなら子供の手のサイズに合ったジョウロを、洗濯物を干してもらうなら子供に干しやすい高さの物干しを用意するなど、子供が使いやすい道具を用意するのもお手伝いの習慣づくりの大事なポイントです。
自分専用の道具があれば子供のやる気もアップします。我が家の娘はお気に入りのエプロンをつけるとお手伝いをする「やる気スイッチ」が入るようです。
お手伝いの習慣づくりができればママも楽
始めたばかりのお手伝いは失敗ばかりでママがイライラしてしまう場面もあるはずです。
しかし、長期的な目で見れば「自分のことは自分でできる」「家事ができる」という能力が子供にあればママはかなり楽になるはずです。
ある程度の年齢になっても、学校の準備や身の回りのことなど全部ママがやっていたのでは大変です。ママも楽になり、子供の自主性、積極性、自己肯定感も育つお手伝い!
できることから少しづつ始めてみませんか?