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子どもが「サザエさん症候群」になった時は「受容」が大切です

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「サザエさん症候群」

この言葉を一度は聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。

 

wikipediaによると、サザエさん症候群とは

 

日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。

Wikipedia「サザエさん症候群」の項目より

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%81%95%E3%82%93%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

 

と、説明されています。

 

「サザエさん症候群」は

社会人などの大人や、10代の学生に多いというイメージを抱きがちですが、

決してそのようなことはありません。

 

小学生や幼稚園・保育園児のような小さな子どもも、

「サザエさん症候群」に見舞われる可能性は十分にあります。

 

もし、あなたのお子さんが「サザエさん症候群」になったら、どうしますか?

 

ここでは、我が子が「サザエさん症候群」になってしまった時、

その心をスーッと軽くできる対応をご紹介していきます♪

 

 

我が子が「サザエさん症候群」になった時の対応

 

まずは「受容」する

 

 

日曜日の夕方あたりに、子どもが

 

「明日から学校か、嫌だなぁ」

「幼稚園に行きたくないなぁ・・・」

 

と、言い出したり、

直接の訴えはなくても、

学校や園をお休みしたいような様子を見せた時、

まずは、その気持ちを受容しましょう。

 

「ここで甘い顔を見せたらズル休みにつながりそう」

「これは甘やかしになるのでは?」

 

と、心配になるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

 

もし「サザエさん症候群」になったのが自分なら・・・

と、考えてみてください。

(経験のある方は、その時の気持ちを思い出してみてください)

 

あなたが、職場や学校に行きたくないという気持ちを

家族や友人に打ち明けた時・・・

 

「何を言っているの!」

「ズル休みは許さないよ!」

「心が弱いから、そんな気持ちになるんだ!」

 

と、その思いを全否定されてしまったら、どんな気持ちになりますか?

 

お子さんにとっても、それは同じ事なのです。

 

月曜日には、学校や園に行かなくてはならない。

その事を一番よく分かっているのは、お子さん本人です。

分かっているからこそ、辛い気持ちになるのだと思います。

 

決して叱ったりせず、

 

「そうか、学校に行くのが辛いんだね」

「お母さんも子どもの時、同じ気持ちになった事があるから、よく分かるよ」

 

と、声をかけ、

まずは、お子さんの辛い気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。

 

 

子どもの「辛い思い」を聞く

お子さんの「学校や園に行きたくない」という気持ちを受容した後は、

ひたすら本人の話を聞きましょう。

 

お子さん本人が

 

「幼稚園に行くと、お母さんと離れないといけないから嫌なの」

「学校に行くと、気疲れしてしまう」

 

など、

自分からいろいろ、話をしてくれる場合もありますが、

モヤモヤとした気持ちをうまく言葉にできないような様子なら

 

「幼稚園の、どういうところが嫌かな?」

「学校に行きたくない理由を1位から5位までランキングにしてみよう!」

 

というように、

辛い気持ちを上手に吐き出せるような手助けをするのがオススメ!

 

この時、お子さんの言う事に対し

絶対に否定的な意見を言わないようにするのが大切です!

 

心の中に渦巻いている様々な思いを口にするだけで、

憂鬱な気持ちが晴れる場合も多いもの。

 

お子さんの話に耳を傾け、ひたすら聞き役に徹しましょう。

 

 

学校や園の「楽しいエピソード」を尋ねる

 

辛い気持ちを吐き出すだけでスッキリし、

その時点で、心が楽になっているケースも多いですが、

それでもまだ不安な様子が見られる場合は、

「学校や園での楽しいエピソード」を尋ねるようにしましょう。

 

「休み時間は何をして遊んでいるの?」

「〇〇ちゃん(←子どもの仲の良い友達の名前)は元気?」

「クラスでは、どんな遊びが流行っているの?」

 

など、

楽しかった出来事を思い出せるような話題を振ると、

本人も話しやすくなるようです。

 

「サザエさん症候群」の原因の1つは

学校や園でのマイナスな出来事ばかりを思い出してしまう事。

 

そこで「楽しかった出来事」を思い出せるきっかけを与えると、

 

「嫌なことばかりあるのではない」

「こんな楽しい出来事もあった」

 

と、ポジティブな気持ちを取り戻しやすくなりますよ♪

 

 

【注意】

 

先に必ず

受容する」

「本人の気持ちを吐き出させる」

という手順を踏みましょう。

 

本人の辛い気持ちを受け止めることをせず、

「楽しいエピソード」だけを思い出させようとすると・・・

 

「親は自分の気持ちを理解してくれない」

「学校や園に行きたくないと思う自分はおかしいのかな?」

 

と、親に対する不信感や、自己否定につながってしまう恐れがあります。

 

「子どもの辛い気持ちを受け止める」

という最初のステップを、決して疎かにしないようにしましょう。

 

 

不安が和らいだ後は、楽しい雰囲気を作って!

 

お子さんの不安が和らいだ後は、

本人が眠るまで、楽しい雰囲気で過ごせるよう気を配りましょう。

 

家族でトランプなどのゲームをしたり、

楽しいTV番組を観たり(お笑いなどの明るい内容がオススメ!)

コメディ系の映画を観たり、

みんなで談笑しながら美味しいスイーツを食べたり・・・

 

本人を孤独にせず

「笑い」と「明るさ」に満ちた空気の中で過ごせるようにすると、

再び、憂鬱な気持ちに引き戻されずに済みますよ♪

 

 

叱るのはNG!

 

「まずは辛い気持ちを受け止める」の項目でもお話しましたが、

お子さんが、学校や園に行きたくない様子を見せた時、

叱ったり、強い言葉で登校や登園を促すような対応をするのは絶対にやめましょう!!

 

お子さんが「学校や園に行きたくない」という素直な気持ちを、

言葉や態度に表すことができているのは、

 

親を信頼している

家庭が安らげる場所である

 

という何よりの証拠。

 

それを無視して強く叱ってしまったとしたら・・・

子どもからの信頼を失ってしまいかねません。

 

サザエさん症候群になってしまう子どもたちは、

決して、怠惰な気持ちから

 

「学校に行きたくない」

「園に行くのが嫌だ」

 

という言葉を吐いているのではなく、

不安な気持ちを「共感して欲しい」という思いでいるはず。

 

叱るより、登校を促すより、

「お子さんの言葉に耳を傾ける事」

が何よりも大切です。

 

 

どんどん酷くなっていく時は・・・

 

これまでにご紹介した

「我が子が「サザエさん症候群」になった時の対応」

を行っても状況が改善されない場合は、

 

「サザエさん症候群」ではなく、

別の原因で「学校や園に行きたくなくない」

と感じている可能性が高いと思われます。

 

そのような時は、

 

「学校で何か嫌なことがあったのかな?」

「お友達と何かあったかな?」

 

と、一歩踏み込んだ質問をするなどして原因を探っていきましょう。

 

ティータイムや、バスタイムなど、

本人が話をしやすいような雰囲気のなかで聞くのがコツです。

 

「学校や園に行きたくない」という原因を

本人が上手に言葉にできないケースもあると思います。

その時は、担任の先生に相談をしましょう。

 

担任の先生は、学校や園でのお子さんの様子を身近で見ていてくれる存在。

相談をすることで、

 

「この間、お友達と喧嘩をしていたから、そのわだかまりが残っているのかも知れません」

「そういえば最近、休み時間も1人で過ごしていることが多かったように思います」

 

など、思い当たる出来事を教えてもらえる可能性もあります。

 

教育のプロである先生は、

このようなケースの解決策も熟知しているケースがほとんど。

1人で思い悩まず、早い段階から先生の力をお借りするのが賢明です。

 

 

おわりに

 

お子さんがサザエさん症候群になった時、

一番大切なのは、

 

「もし自分がサザエさん症候群になった時、周囲の人にどんな対応をしてほしいか」

「その時に、かけられて嬉しい言葉は何だろう?」

 

と、我が身に置き換えて考える事です

 

パパやママが、この気持ちさえ忘れなければ、

きっと良い方向に進んでいきます。

 

誰にでも起こり得る「サザエさん症候群」。

適切な対処法を知って、

 

「毎週日曜日の憂鬱」

 

を、上手に乗り切っていきたいものですね。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘を持つ母。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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