インフルエンザ予防に効果的な手洗いの仕方を解説!なぜ日常的に重要なのか?
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インフルエンザの感染力はとても強く、その感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染(せっしょくかんせん)の2通りがあります。今回は、インフルエンザを予防するために重要な手洗いについてまとめてみました。
飛沫感染・接触感染ってなに?
飛沫感染(ひまつかんせん)とは、病原体を含んだ気道分泌物や唾液が飛沫となって、咳やくしゃみによって飛び散り、これを吸い込んで病気が広がることをいいます。接触感染(せっしょくかんせん)は、文字通り接触により直接病気が広がることを言います。
インフルエンザ感染のメカニズムは?
インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみなどで、飛沫に含まれるウイルスが空気中に出てきて、そのウイルスを吸い込むことで感染してしまう飛沫感染があります。もう一つのメカニズムとして、インフルエンザ感染者が咳やくしゃみをしたときに口や鼻を手でおさえ(咳エチケット)、その手を洗わないままドアノブや電車のつり革などに触れ、そこを別の人が触りそのまま自分の口や鼻に触れてしまうことで感染する接触感染があります。
手洗いの重要性!
手洗いは、インフルエンザの接触感染を予防するためにとても重要です。手洗いをすることで、手についたインフルエンザウイルスを除去し、感染力を大幅に低下させることが出来ます。簡単に実践出来るインフルエンザ予防にとても有効なツールです。
正しい手洗い方法!
帰宅した際や、食事を作る前後、食事前などには、こまめな手洗いを心がけましょう。また石けんをつけることでウイルスなどを洗い流す効果も高まるため、きちんと石けんをつけて正しい方法で手洗いをすることが有用です。手洗いをする時は、時計や指輪などを外したほうが効果的です。
- 流水を両手につけて、石けんを手のひらでのばし、手のひらをこすりつけ洗います。
- 手の甲に石けんを伸ばすように洗います。
- 手指の先や、手爪の間をよくこするようにして洗います。
- 手指の間を洗います。
- 親指をねじるようにしてよく洗います。
- 流水で石けんをきれいに洗い流します。
- ペーパータオルなどで水を拭き取ります。
このような流れで手洗いを行う方法があります。厚生労働省からも啓発ポスターが出ていますので参考にしてみて下さい。
こまめな手洗いでインフルエンザ予防を心掛けましょう!
手洗いをするタイミングですが、
- 外出先から帰宅したとき
- 食事の前
- 食事を作る前後
- トイレで用を足した後
- 咳やくしゃみをした後
その都度、こまめに手洗いをするのがお勧めです。インフルエンザにかかるのを防ぐために、日常的に実践できることとして、大切な手洗いを習慣づけていくことが大切だと思います。