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中間反抗期の症状や原因は?小学2年生の娘との接し方で気を付けたこと

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この記事は約 7 分で読めます。

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小学2年生に進級した4月の終わり頃に始まった、娘の中間反抗期。
中間反抗期の症状や接し方について、体験談としてまとめました。

「なんだろう?前より口答えが増えた気がする。」

「私を見返す視線が前より鋭い気がする。怖いな…。」

「私はいつもと同じ口調で注意をしたつもりなのに、大声で泣き出した!!」

こんな経験はありませんか。

もしかすると、それはお子さんの中間反抗期かもしれません。

〇中間反抗期ってどんな症状なの
〇中間反抗期が始まる年齢は?終わりはあるの?
〇中間反抗期中の子どもとの接し方。コツを知りたい

わが家の娘にも起こった、中間反抗期の例をご紹介します。

中間反抗期ってどんな症状なの

わが家の場合、2、3歳頃の「なんでもいや!」というイヤイヤ期の症状とは違い、

なにかにつけて口答えが多くなりました。「いまやろうと思ったのに!」は常套句。

いつもイライラして親の言葉を無視しがち。時には、イライラが収まらず

ランドセルや本、漫画などを机や壁に投げつけたことも。

 

お子さんに、「宿題はやったの?」。「明日の学校の準備は?」と

話しかけること、よくありますよね。親としては子どもが困るだろうと思い、

先回りをしてしまうのです。すると、

 

「まだやってない。それに、する気もない。」「…うるさい!」

「面倒くさくてやりたくない。」と、返事をしてくる。

 

中間反抗期は、子どもの心が成長を始めている証拠だそうです。

イヤイヤ期で芽生えた自我が育ち、自分から物事に取り組もうとしている証拠。

だからこそ、親から指示をされることに腹が立つ。

それが、口答えや反抗的な態度に現れるのですね。

参考サイト:ベネッセ教育情報サイト

 

中間反抗期を知らなかった私は、「あのかわいかった〇〇ちゃんがどうしてこんな子に…。」と、

悲しいやら、口答えされて腹立たしいやらで気持ちはぐちゃぐちゃになってしまいました。

中間反抗期は何歳ごろから始まるの?終わりはあるのか

中間反抗期の始まる時期は、小学2年生から3年生頃が多いようです。

終わりはあるのか。個人差があります。

中学生頃から始まる、思春期の第2次反抗期までの間に症状が収まることもあります。

また、症状がやわらいだり強まったりしながら、そのまま第2次反抗期に入ることもあるそうです。

 

中間反抗期は病気ではないので、「終わった!」というはっきりした境目はありませんよね。

わが家の場合も、「そういえば最近は落ち着いているな。」と、ふとした時に気が付き、

「中間反抗期が終わったのかな。」と思ったほどです。

中間反抗期中の子どもとの接し方。そのコツとは

わが家の娘に中間反抗期の症状が出始めたのは、2年生に進級をした4月の終わりごろでした。

進級をした時、1年生の時にとても仲良しだったお友達とは別のクラスになりました。

今思えば、一人ぼっちになり大変な孤独と不安を感じていたのでしょう。

それがイライラや、かと思えば甘えてくる、また、すぐに泣き出すといった症状に繋がったのかも。

 

ですが、当時の私は娘が不安でいることに気が付いていませんでした。

そればかりか、

 

「このまま口答えされ続けていると私が困る!なんとしてでも私の言うことを聞かせなければ!」と、

激しく娘と言い合いをしていました。

 

「私が困る」。「私の言うことを聞かせなければ!」という発想がおかしかったのです。

子どもが、親の言うとおりに行動してくれたら親は楽でしょう。

ですが、それでは子ども自身の成長、自立には繋がりませんよね。

中間反抗期中の子どもとの接し方で大事なことは、何事もまずは肯定することだと思います。

宿題を「やりたくない。」と返事をされたら、

「そうなんだ。やりたくないの。

でも宿題を先にやっておくと、習い事から帰ってきたとき、楽だよ」と答えてみる。

 

1度言っただけでは、すぐに行動しませんでした。でも、何度か同じような

言葉でやりとりをすると、娘自身が気が付いたのです。

 

「ママ、宿題を習い事の前にちょっとでもやっておくと楽だね!それに早く宿題が終わると漫画が読める!」

と言っていました。

もちろん今でも口答えはあります。ですが、口答えを一度は肯定する。

そして親の考えを話す。この接し方で中間反抗期を乗り越えました。

命令口調をやめました

もう一つ、子どもとの接し方に気を付けたことがあります。

それは、命令しないこと。

 

例えば、もう寝る時間なのに明日の学校の準備ができていない。

はみがきもしていない。散らかした部屋も片付いていない。

そんな時、

 

「もう寝る時間だよ!!なにもできてないじゃない! 早く学校の準備をしなさい!

はみがきをしなさい!片付けなさい!」と命令口調でどなってしまいます。

でも、かえって逆効果ですよね。すぐに、子どもからの口答えが始まります。

 

私自身、子どもの頃に両親からの命令口調に嫌気がさしていたことを

ふと思い出しました。そこで、命令口調をやめたのです。

 

「〇〇ちゃん、いま何時?明日も学校だけど、準備できてる?」

「あ、ママはみがきしていなかった、〇〇ちゃんはした?」

「自分のものは自分で片付けよう。無理なら手伝うよ」

 

子ども自身が、今からどうすればいいのか自分で考え始めるように

話しかけることを心がけています。自分で決めたことだから自分でやる。

そして親は、子どもが自分でやったことに気づいてあげて、褒める。

この接し方で、中間反抗期でこじれた親子の関係が少し良い方へ向かった気がしました。

参考サイト:ベネッセ教育情報サイト

親だって疲れるときはあります

今は子どもが中間反抗期なんだから、いつも以上にきちんと子どもと向き合って

話をきいてあげなきゃ。どんなに子どもに腹が立っても、親の私がキレてはダメ。

 

そうはわかっていても、親だって人間です。

イライラしている子どもとずっと接していると疲れるときだってあります。

 

私もつい、売り言葉に買い言葉。大きな声で娘をどなりつけてしまい、

気が付くと娘は床に座り込んで泣いていることもありました。

夜、寝ている娘に両手を合わせて「ごめんね…」とつぶやいて涙したことも。

 

こんな時、私は、頭ではわかっていても、つい大声で怒ってしまった理由を

子どもに話して謝り、自分の気持ちを伝えていました。

 

「大声でどなり散らしてごめんね。〇〇ちゃんのこと大好きだよ。

でもママだって我慢できなくなることもあるんだ。」と。

 

2、3歳頃のイヤイヤ期と違って、相手の気持ちを理解する力が娘にもあるはずだ、

と思ったからです。ただ、何度も何度も同じように親から謝っていると、

 

「はいはい、また謝るだけでしょ。」と言い返されますのでご注意を。

親の私たちも成長しなければなりませんね。

まとめ

中間反抗期は、小学2年生から3年生頃から始まる、子どもの心の成長の現れです。

 

なにかにつけて口答えをしてくる。

親の話を無視する。

いつもイライラしている。

 

子ども個人によって症状は様々です。こんな時、親はどうしても力づくで子どもを

押さえつけようとしがちです。でも、ちょっと立ち止まってください。

子どもが成長をしようとしている機会を、親の手で奪ってしまうのはもったいない。

 

子どもと一緒になってイライラしていないで、親の私たちが変わってみませんか。

接し方を変えるだけで、中間反抗期中の子どもと親の関係は少しずつですが

良い方へ向かっていくと思います。

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つこみ

つこみ

こんにちは福岡市在住歴29年、40代主婦のつこみです。夫、小学2年生の娘と3人暮らしです。生活お役立ち情報、子育て情報、福岡ご当地情報などをお伝えしています。空いた時間には、録り溜めしているドラマ鑑賞・読書マンガ雑誌読み、スポーツ観戦をしています。最近では刺繍も始めました。

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