入学前の春休みだから出来る!やっておいてよかったこと!
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桜の花が満開になるころ、日本各地で入学式が行われます。小さな背中にランドセルを
背負って元気に歩いていく後姿を見ていると、私たち保護者はうれしくてジーンとしてしまいますよね。
ここでは、昨年小学1年生になった娘が入学前にやっておいてよかったことをご紹介します。
この記事の目次
持ち物以外で準備をすることってあるの??
感動の卒園式から、入学式まで約1か月近くの春休みがあります。
このなが~い春休みをどう過ごすかで、入学後の学校生活が変わることもあるのですよ。
入学前の学校説明会では、必要な持ち物以外にも入学前に出来るようになってほしいことが
学校生活の紹介に沿って挙げられます。
うちでは入学式までの長い春休みの間にひとつひとつ確認し、
本人が一人で出来るように親子で取り組みをしました。
学校生活に合わせて、今の生活パターンを見直そう
娘は、「わたし、早起きができないし、早く朝ごはんを食べられないし、
小学1年生になれるのかな・・・」
と、うちのおばあちゃんに涙目で不安を打ち明けていたそうです。
慣れない学校生活では、小さなことがお子さんのストレスにつながることもあります。
学校生活に自信が持てるように、入学前に少しでも不安を取り除いてあげたいものですね。
一日の元気の源、朝食をとるために早起きをしましょう
小学生の朝は早いです。
既に早起きに慣れているお子さんならば心配はいりませんが、
うちのように起床時間が幼稚園時代よりも1時間近く差がある場合は、
ぜひ春休みから早起きを始めてみてください。
早起きをすれば、自然に早寝もできるようになりますよ。
10分か、30分刻みで早起き・早寝を繰り返し、
入学式前に照準を合わせると続けやすかったです。
いきなり起床時間を目標時間に設定すると息切れしますのでご注意を。
排せつ・排便の確認をしましょう
お子さんの通っていた保育園、幼稚園はどんなお手洗いでしたか?
うちの幼稚園では男女ともに洋式で、木製仕切りがあり扉も木製。
とても温か味のあるお手洗いでした。
小学校のお手洗いとは真逆の環境です。
そこでまず、和式のお手洗いの練習をしました。
大型のショッピングモールに行けば
和式と洋式、両方のお手洗いがあるはずです。
和式のお手洗いでは、少し前の方にしゃがもうね、と声をかけてみてください。
また、家庭では、トイレットペーパーの使い方やトイレが済んだら忘れずにお水を
流そうねと声をかけました。
意外にも、学校でトイレが済んだ後にお水を流さないお子さんが多いそうですよ。
入学後に先生から聞きました。
驚きですね。
男の子は男性用の便器での排せつも練習をしておきましょう。
自分から挨拶ができるようになっておきましょう
挨拶は人付き合いの基本ですよね。
物怖じしない元気なお子さんならばなんの
心配もいりませんが、うちの子はちょっと人付き合いが苦手な方かな、
と思ったら挨拶の練習をしておいた方が良いと思います。
道でご近所さんに会ったとき、
買い物途中でママさん友達に会ったとき、
お子さんの方から「こんにちは」と挨拶ができたらたくさん褒めましょう。
「さすがだね。もうすぐ1年生だもんね~」
など。
間違っても
「○○ちゃんは挨拶がちゃんと出来るのにね」
「挨拶できないと1年生になれないよ」
とは言わないように気をつけましょうね。
ただ、最近は子供の連れ去り事件が多く、悲しいことですが事件に巻き込まれることもあります。
うちでは、知らない人には挨拶をしなくても良いよ、と言って聞かせています。
通学ルートを歩いてみましょう
入学した翌日から一人で小学校まで登校します。
近所にお友達がいたり、上のお子さんがいる場合は心強いものですが
そうではなければなおさら、通学ルートの確認は欠かせません。
まずは春休み中に親子で散歩をしながら通学ルートを歩いてみましょう。
横断歩道ひとつにしても今までは一緒に渡っていたので、
子供に左右の確認をさせることはあまりなかったと思います。
特に、みぎ・ひだりを見る までは覚えても、
再びみぎを見ることを忘れがちですから要注意です。
また、交通量が多い場所や暗い道など、ひとつひとつ確認しましょう。
一緒に登下校するお友達がいれば、子供たちだけで通学ルートを歩く練習
もさせておくと安心です。
学校まで到着したら、下校の練習も兼ねてそのまま戻ってくるように伝えると
良いですね。
私はとにかく心配性なので、雨が降った日も登下校の練習をしました。
傘をさして歩くと視界が狭くなるので、一度でも経験しておいた方がいいなと思ったからです。
小学生の交通事故発生件数は、入学当初よりも6月が圧倒的に多いそうです。
梅雨入りし傘をさして登下校すると視野が狭くなり車の発見が遅れるから、
また、入学して2か月が過ぎ学校生活にも慣れるため、気が緩むのかもしれませんね。
小学1年生はまだ体が小さいため、ドライバーの運転席から姿を確認することが出来ない
場合もあります。
車に乗っているときに、
「小学1年生は体が小さいから、運転席から見えないことがあるんだよ」
と伝えておくことも良いと思います。
学習で必要な準備を確認しましょう
お子さんの通っていた保育園・幼稚園では、ふだんどんな学習をしていましたか。
字の練習や算数をふだんからしてきたお子さんならば、学校での学習の心配も
それほどではないかと思います。
うちの子が通っていた幼稚園は、自由保育だったので登園して朝の準備を済ませたら
1日中遊んでいました。
ですから、入学して1日中椅子に座っていられるかな、
なんとか字は読めるけど、字は書けないな、と不安がいっぱいでした。
学校ごっこで小学校の授業に慣れましょう
幼稚園側では3学期に入ると学校ごっこ、と称して学校での授業を体験したり
字の練習も行ってくれたので、そんな不安は少し解消されました。
でも、大人だってそうですが、やらなくなると覚えたことはすぐに忘れます。
ですから春休み中にも時々、学校ごっこを思い出して10分ぐらいを目安にして
椅子に座って本を読む、お絵かきをする、自分の名前を書いてみる、など娘と練習をしました。
消しゴムの使い方も確認しておきましょう。
うちの子は、消しゴムを使うことに慣れていなかったので、力の加減がわからずノートが
ビリビリに破けてしまい、涙目で帰宅したことがありました。
宿題の存在を確認しましょう
上のお子さんがいるご家庭では、既に宿題に苦しんでいるお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を
見ているので
「これからは自分も宿題をするんだ」
とわかっていると思いますが、
最初のお子さんの場合は違いますよね。
うちは入学前に
「学校から帰ってきたら宿題に済ませてから遊びにでかけようね」
と約束をしていました。
入学してから今でも時々、同じクラスのママさんから
「宿題をしないで遊びに行くから、寝る前は地獄だよ」
と、ぼやき声を耳にすることがあります。
遊びに行く前に宿題を済ませる約束をして実行していれば、
帰宅したらすぐに宿題をする習慣が付き、就寝前の修羅場を避けることができますよ。
ただ、しつこく約束を繰り返すと逆効果にもなりますので注意してくださいね。
まとめ
入学式に向けての準備は、机やランドセル 鉛筆などのハード面だけではなく
生活全般の見直しや、
学校生活や授業の確認などのソフト面の準備も済ませておくと、
お子さんの自信にもつながり
入学後の学校生活がスムーズに進みますよ。
今回ご紹介した中で、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね。