モンテッソーリ教育とは?簡単に理解する為に人気育児書を4分で解説
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最近読んで、良かった本を紹介します。
「モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる お母さんの「敏感期」 (文春文庫)」
モンテッソーリ教育って名前は聞いたことあるけど…何?
そんな、あなたにオススメしたい本。
しかし、育児に忙しい中、本を読む時間を確保するのも難しいですよね。
そこで、今回は、自分のメモと言う意味も含めて本の内容を簡単にまとめてみました!
この記事の目次
敏感期とは?モンテッソーリ教育とは?
敏感期とは、ある能力を開花させるのに1番感覚が研ぎ澄まされている時期。
ある事に対して特別情熱を持って関わる時期のこと。
モンテッソーリ教育とは医学生だったモンテッソーリ(女性)が、ある時に子供が紙を弄ってその感覚を楽しそうに繰り返す場面に出会い、敏感期、の定義を思いつきました。
敏感期に合わせ、自由にさせることで子供の能力を発達を伸ばすという考え方で、子供が集中して何かしているときは何かしらの能力が伸びているときと考え見守るのが基本方針です。
生後から2歳程度まで 「秩序感の敏感期」
いつもと同じルート、ルーティン、同じ物、同じ並び、手順にこだわる時期です。
秩序を知ることは、物事の関連性を知ることなので、人生の羅針盤とも言える時期です。
この時期にルーティンを守らせてあげることは心の安定にもつながります。
3歳から7歳 「五感の敏感期」
・聴覚…トンネルで声が違うように聞こえるのが面白いと感じます。
・味覚…旬のものの味や冷凍に気がつきます。
・嗅覚…お気に入りのタオルケットを洗濯すると臭いが消えて怒ることなどがあります。
・触覚…ふわふわ、ザラザラなどとにかく触りたがります。
「五感の敏感期」には、こうした五感を使った行動が見えた時は出来る限り見守り、一緒に感覚を楽しむことが良いとされています。
「運動機能の敏感期」
3-7歳 身体全体をつかう
全力で身体全体を動かし、大きな動きをする身体の筋肉調整をしている時期です。
タイヤ飛び、縄跳び、跳び箱、逆上がりなど、体全体を使うことを惜しまないのはこの時期だけとことん挑戦させ、達成感を味合わせましょう!
また、この時期に全力を出せる子は粘り強さがつくとも言われています。
4歳 バランス感覚の敏感期
重いものを持つ、レンガの上をあるくなど、均衡感覚と平衡感覚を養う時期です。
お散歩中、白線の上、タイルの上を歩きたがるのも学びの一つです。
手腕を使う
現代では、オモチャも受動的なものが増えたため、手腕の筋肉がない子が増えているそうです。
タオルを絞る、拭く、箒で掃く、大きなゴミ袋を縛り捨てに行く、折る、紙を切る、貼る、縫う、洗濯物を畳む、紐を通す、ボタンをつまむなど日常生活でしっかり手腕を鍛えることが大切です。
子供ができるようになる教え方
(集中できる環境もつくる)
2.動作を分析し、順序立てる
3.難しいところは繰り返しハッキリ見せる
4.動作を見せる時は言葉は使わない
→黙ってゆっくりすると子供は集中できる、見た後に言葉で説明する。
5.正確に実行し、精密なところに心を込める
6.訂正や手出しはしない、教えながら教える。(繰り返し教える)
7.自分からする自由を与える
モンテッソーリ教育を行うにあたって
発達段階で大事なのは、早くその行動を練習したかではなく、前段階をうまく終了できたかどうか。
つまり、新しく段階に順調に進むためには、十分時間をかけて発達させることが大事であり、本人の集中すること(敏感期を迎え情熱が向かうこと)を尊重することが大切だそうです。
正解のない育児。育児書通りは少し大変ですが、方法の一つとして知識を持っておくのも役立つかもしれません。