2歳テレビばかり見過ぎを解決!ダンボールで手作りテレビカバーお試しレポート
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子育てに付きまとう「テレビ問題」。子供が自己主張するようになってくると、なかなかON/OFFのコントロールが難しくなってきますよね。
食事とテレビの部屋を分けたり、そもそもこの機にテレビを処分しました!というご家庭もあるかもしれません。
我が家は、部屋数やスペースの都合でリビングが食事兼テレビのスペースとなっております。
2歳になった娘も、お気に入りの番組が決まってきて、録画を見ながらダンスをしたり歌ったりできるようになりました。
映像から学べることも多いので「テレビはまったくなし」という考えはありませんでした。
しかし、食事の時間やお風呂の時間にも見たいと主張するようになってしまい、困っていました。
言葉で伝えてもなかなか理解できないため、一時期見かねた夫がテレビを強制撤去しましたが、夫や筆者にも楽しみにしている番組やみんなで見たいDVDなどがありますし、ずっとこのままでは厳しいな…と思っていたところ、夫がダンボールでテレビカバーを作ってくれました。
なんと!「OFFの時間はテレビをカバーで隠す」という視覚に訴える作戦が功を奏し、その後の生活がかなりスムーズになりました。
今回は、我が家のテレビカバー作戦のポイントをまとめてみましたので、テレビばかり見過ぎと困っているパパさんママさんの参考になれば嬉しいです。
ポイント①冷却期間をおく
これは、作戦というよりは結果なのですが、約1週間ほどテレビを撤去して、絵本やおもちゃの楽しさを思い出してもらったり、テレビの代わりにいろいろな音楽をかけたりする期間がありました。
(↑ 撤去の翌朝の起床後、テレビを撤去されたのは夢じゃなかった…と立ち尽くす娘。)
その間に、夫がテレビに合わせてダンボールでカバーを作ってくれて、1週間後の早朝、娘が寝ているうちにテレビを設置、カバーをかけた状態で娘を迎えました。
テレビにダンボールをかぶせてあるので、ちょっとしたプレゼントのようになっていて、娘も不思議そうに見ていました。
娘「(もしかして…???)」
夫「じゃーん!!」
娘「いえーーーーいっ!!」
夫「ごはんを食べたり、お風呂に入ったり、おやすみするときは、これをかけてバイバイするからね~」
テレビと離れた1週間があったからこそ、その後は無理に主張を通すことなく、食事の時間になると自らテレビを消すように促してきたりするようになりました。
ポイント②テレビOFFの時間のお楽しみを用意する
娘の場合は、テレビ撤去中に入手した子供向けのCDが大当たりでした。
食事の時間や、お昼寝・夜の睡眠導入時には、このCDをリクエストされ、ご機嫌でやるべきことをスムーズにこなしてくれます。
以前は、「テレビを消す→ぎゃん泣きして暴れる→食事の時間が長引く→就寝が遅れる」という負のサイクルが延々と続くかんじだったのが、「テレビがOFFの時間も別の楽しみがある」ということから、ぐずることもなくなり、なんといっても食事の時間が半分以下に短縮されたのが、親子共々ストレスの軽減となっていると思います。
ポイント③カスタマイズOKのダンボール製
このテレビカバーの素材については、夫がいろいろシュミレーションした結果ダンボールにしたそうです。
布製やビニール製だと、子供が自分で引っ張って外したり、テレビごと倒れる危険性もあります。
ダンボールで上から被せるだけのスタイルであれば、大人も手間にならず、子供にとっても安全です。
また、お絵描きもシール貼りもOKなので、子供の思うままのオリジナルカバーにできます。
子供が画用紙に描いた絵を貼ってあげたり、処分するくらいにボロボロになった絵本から切り抜きをして貼ってもかわいいですね。
写真に残して、子供が大きくなった時に「こんなことがあったんだよ」と見せてあげるのも素敵です。
ポイント④お約束はもちろん大人も守る
「ごちそうさましたら、〇〇の録画かけるね!」…ある日、そう娘と約束して食事を始めたのですが、「ごちった(ごちそうさまでした)」の声が聞こえた瞬間、筆者は致命的なミスに気付きました。
娘は食後にヨーグルトに混ぜた薬を飲んでいるのですが、薬の準備をすっかり忘れてしまっていたのです。
「待って!ヨーグルトがあるよ!」と言うも、時すでに遅し。本人的には食事を終えて「ごちそうさまでした」をしているわけなので、約束は守ってもらいたい。
謝ってもすがっても断固食べてもらえませんでした…。おっしゃる通りですよね。以降は、娘の食事の進み具合をみて、「ごちそうさまでした」が飛び出す前にヨーグルトをすかさず出すように気を付けています(笑)
大人の事情が通じない子供相手ゆえに…約束したからには言葉と行動により一層気を付けなければ!と実感した出来事でした。
おわりに
テレビの姿をちょっと見えないように隠すだけで、生活がこんなにも一変するとは正直想像もしていませんでした。
ただただ「ダメなものはダメ」とひたすら我慢させるのではなく、「こっちも楽しいよ」と、うまく分散させることができたことで、最小限のストレスでこの課題を乗り切れたと思います。
娘自身が持つ「ものごとや状況を楽しむ力」も存分に助けになってくれました。
これからもテレビと上手に付き合いつつ、いろいろな楽しみを経験させてあげたいと思います。