そこに山があるから登るんだ!子どもと一緒に登山デビュー 前編
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人はなぜ山に惹かれるのでしょう?それは登ってみればわかります。子どもにとってもかけがえのない「家族の時間」になる登山、デビューしてみませんか?難しく考えないで、お散歩の延長線上にあるんです。
どうやって誘おう?
散策やアスレチックが好きな子どもに対してでも、いきなり「山に登ってみないか?」と言ったってイメージできません。まずは山が見える景色で「あの山のてっぺんに行ったら、どんな景色が見えるか?」という想像の話で家族で盛り上がってみてください。子どもたちはとても素直で、また大人が思いもしないような答えを返してきたりします。一通り話した後は、あの言葉「山に登ってみないか?」の出番です。
まずは準備。装備に必要なものは
基本的に幼児くらいまでは自分で荷物ことはできません。引っかけたりして思わぬ事故につながるので、全て大人が持つことが理想です。慣れてきたら小学生くらいからはリュックに軽いものを入れて持ってもらってください。おやつを担当してもらうととても喜びます。
そして、登山で一番重要と言ってもいい装備は靴です。初心者向けの山は普段靴でも登れますし、観光客などはオシャレな靴で登っている方もいます。ですが、登山を思いっきり楽しむことを考えるとトレッキングシューズを用意したほうがいいでしょう。小学校低学年までは靴の脱ぎ履きに親の介助が必要ですし、足首が固定されるので慣れないと子どもが嫌がることがあります。しかし一度履いて歩いてみると、楽さや疲れ度合いなどは子どもでも感じるほどの違いがあります。また、山ではぬかるみなども多いため、気にせず歩けるのは親として気が楽です。
モンベルのものは価格的にも機能的にもオススメです。一度検討してみてくださいね。
服装にも配慮を
服装は長袖長ズボンを基本に調節のしやすい服装がいいでしょう。山に登るのは思っているより熱くなるので、厚いアウター一枚より脱ぎ着しやすいものを何枚か重ね着する方がオススメです。しかし、子どもは時として真冬なのに下着と長袖シャツ一枚という格好で山頂を駆け回ったりします。無理に着せるより、汗が引いた後で着替えるための下着を持っていくようにしましょう。
どんなに暑くても半袖半ズボンなどの肌が出た服装は避けます。擦り傷の原因にもなりますし、山の中には触るとかぶれてしまう植物もあるからです。
それから帽子も必要です。日差しや植物から守れるほか、万が一転んだ場合に差が出ます。
忘れがちなのがレインウェアです。山の天候は変わりやすいのでどんなに晴れていても持っていきます。
まとめ
「日本には山信仰がある」と言われるほど山が大好きな日本人。見るだけでなく登ってみると、その魅力にどっぷりとはまってしまいます。後編では山の魅力を体験するために、必要なことやオススメのスポットなどを中心に紹介します。