理科の実験!カッテージチーズ(牛乳・低脂肪乳)・豆乳チーズの作り方
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以前から牛乳とレモン(又はお酢)でカッテージチーズを作ってみたいと思っていました。疑問に思ったのは、牛乳で作る場合と低脂肪乳で作る場合ではどう違うのか?また、豆乳で豆乳チーズを作る場合はどうなのか?ということ。ここでは、私が子どもと一緒にこの3種類のチーズを作った様子を紹介させていただいています。
この記事の目次
準備するもの
・ボウル ・ざる ・キッチンペーパー(またはふきんなど)
・レモン汁(またはお酢) 大さじ1(※1回につき) ・鍋 ・あれば調理用温度計
・牛乳(成分無調整のもの)250ml/低脂肪乳250ml/豆乳(成分無調整のもの)250ml
作り方
①鍋に牛乳、または低脂肪乳、または豆乳を入れて火にかかける。
②60℃~70℃くらいになったら火を止め、レモン汁を加えてかき混ぜる。
③ボウルにざるを乗せ、その上にキッチンペーパーを乗せて、鍋の中身を流し入れて水分をこす。
④キッチンペーパーで包み込むようにしてそっと絞る。(キッチンペーパーの場合強く絞るとやぶれますが、上の方からそっと絞るとやぶれにくいです。)
⑤できあがり。
牛乳(成分無調整のもの)で作った場合
分量:牛乳250ml、レモン汁大さじ1
→できあがりのチーズの量 45g 簡単にチーズができ、私も子どもも感動しました。
低脂肪乳で作った場合
分量:低脂肪乳250ml、レモン汁大さじ1
→できあがりのチーズの量 23g 3種類の中でもっとも少ない量でした。
豆乳(成分無調整のもの)で作った場合
分量:豆乳250ml、レモン汁大さじ1
→できあがりのチーズの量 75g 一番たくさんできたのがこれでした。
味について
どれもおいしかったのですが、特においしいと感じたのは牛乳と豆乳で作ったものです。さっぱり、しっとりとしていて食べやすい味でした。豆乳チーズは言われなければ豆乳とは気づかないのではないかと感じました。人によって好みは違うと思いますので、色々作ってみてお気に入りのチーズを見つけるのも楽しいと思います。
尚、チーズはレモン汁の代わりにお酢でも作ることができます。私はレモンの爽やかな香りが気に入ってすべてレモン汁で作りました。
また、チーズを絞った時にできる水分も栄養が含まれているそうなので飲みました。3種類とも、味は似ていると感じました。牛乳と砂糖を加えると子どもに好評で、「夏はこのドリンクでアイスを作ったらおいしそう!」と夢が膨らんでいます。
結果と補足
出来上がったチーズの量が多かったのは、①豆乳②牛乳③低脂肪乳の順でした。
牛乳や豆乳にレモンを加えて作るチーズは、たんぱく質が酸を加えると固まる性質を利用して作られているそうです。そこで今回利用した商品の成分表示を確認したところ、たんぱく質が多いのは①豆乳②牛乳③低脂肪乳の順でした。ただし、一口に豆乳や牛乳、低脂肪乳と言っても、商品によって含まれているたんぱく質やその他成分の量は異なっています。また、牛乳に含まれているたんぱく質にも色々な成分があるようです。この点に関しては、神奈川県ホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/)内にある「農産物の上手な利用法(カッテージチーズ・作り方のアドバイス)」に具体的な内容が記載されていました。興味をお持ちの方はご覧いただければと思います。尚、牛乳には動物性たんぱく質が、豆乳には植物性たんぱく質が含まれており、たんぱく質の種類が異なります。
関連記事①:簡単!イチゴジャム・いよかんマーマレード・りんごジャムの作り方(←カッテージチーズや豆乳チーズと相性の良いジャムの作り方を紹介させていただいています。チーズ作りで余ったレモンも活用できます。)
関連記事②:家でできる理科の実験!①花の着色②水は茎の中を反対の方向にも動くの?
まとめ
これらのチーズ作りは、火傷には気をつけなくてはいけませんが、作り方自体は簡単なため、親子で作って楽しむことができます。このような経験を通して、子どもが理科や料理を好きになってくれたら嬉しいですね^^