お薬手帳アプリのメリットとデメリットを徹底レビュー!使ってみた正直な感想
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病院での診察や薬局でお薬を処方してもらう時の必需品「お薬手帳」。
特にお子さんが小さい頃は急病などに備えて、母子手帳や保険証と一緒にお薬手帳も常にバッグに携帯!というママも少なくないのではないでしょうか。
この「お薬手帳」、最低ひとり1冊はあって、処方のたびにだんだん増えていくんですよね。お子さんが複数いたりすると、2冊3冊と持ち歩くのはかさばりますよね。
病院などで手帳ケースがパンパンになっていて重たそうなママをよく見かけます。
筆者は、元々は年に1~2回、風邪をひいた時くらいしかお薬手帳を使っていなかったのですが、娘を妊娠したのを機に定期的にお世話になっており、
娘の分と2冊携帯することが日常になってきたので、なんとか普段の荷物を減らしたくて「お薬手帳アプリ」をはじめてみました。
今回は実際にはじめてみて感じた、お薬手帳アプリのメリットとデメリットをご紹介します。
この記事の目次
メリット①お薬手帳の本体が手元になくても処方歴がわかる
災害時でもいつものお薬が手に入る
お薬手帳アプリが普及しはじめたきっかけは、2011年の東日本大震災だったそうです。
避難時にお薬手帳を持ち出していなかった人が多く、いつも飲んでいるお薬を割り出すのにかなりの苦労があったことから、ほとんどの人が避難時に持ち出すといわれている
スマホでデータ管理を簡単にできるアプリが開発されました。大変な時に家族全員分のお薬手帳を持ち出すのは荷物にもなりますし、混乱でそこまで考えられない場合もあるので、
いざというときに助かりますよね。
出先での急病や事故の時に適切な医療行為を受けられる
飲んでいるお薬との相性やアレルギーなど、処置に使いたいお薬が二次被害を引き起こす心配がないかどうか。お薬手帳にはそのヒントが記されているので、「今すぐ知りたい!」
という緊急時にスマホにお薬手帳が入っていればかなりスムーズです。「前にアレルギー出ちゃったお薬なんだっけ?」と家族に電話せずに済みます。
また、サーバーでデータを共有しているので、スマホが故障や破損してしまってもデータは消えません。
メリット② 普段の荷物が軽くなる♪
家族全員分の管理をひとまとめに!
データが増えても家族が増えても重さが変わらないのが、アプリ管理のうれしいところですよね♪
お薬手帳本体が登場するのは予定して病院に行く時だけ、必要な人の分だけ!とすれば、持ち運ぶ荷物がぐーんと軽くなりますね。
お薬手帳の劣化を防ぐ!
毎日バッグに入れて持ち歩くとなると、やはり少しずつ劣化してしまうのが紙のお薬手帳。
必要な時だけに留めることで、濡れてしまったり折れてしまったりという日常の劣化を最小限に抑えることができます。
デメリット① 過去のデータを入力するのが大変!
アプリに処方されたお薬のデータを取り込むには、薬局で発行されるお薬明細に印刷されたQRコードを読み込むか、手入力になります。
筆者は過去のお薬明細は処分してしまっていたので、お薬手帳を見ながら手入力しました。データはかなり少ない方だと思うのですが、筆者の7年分+娘の1年半分で
2時間ほどかけて黙々と入力しました。おそらく、普段から持病などでお薬をたくさん処方されている方は、全部を入力しようとするとかなり大変だと思います。
これから始める方は、現在継続して飲んでいるお薬を少し遡って入力しておき、今後のデータを入れていくのが良いかもしれません。
デメリット② 入院中に使ったお薬のデータは反映できない
筆者も娘も入院歴があり、入院中に使ったお薬についてもお薬手帳に貼るシールを頂いて貼りつけています。ただ、薬局で処方されるように「1回〇錠」とか「〇日分」
などといった表記がなく、薬名が並んでいるだけ(適宜適量を処方といったかんじだったので)なので、アプリに入力しようとすると「1日量を入力してください」などと
エラーが出てしまいます。そのため、アプリには薬局で処方されたお薬のデータのみを反映しています。
いかがでしたか?
お薬手帳を完全にペーパーレスにするにはまだまだ課題が残りますが、日頃の負担を少し軽くするお手伝いアイテムにはなってくれると思います。
災害対策のひとつにもなると思うので、隙間時間に少しずつ準備してみてはいかがでしょうか?