ブロッコリーの栄養成分を逃がさない為に!葉酸・スルフォラファンに注目
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「ブロッコリーを食べなさい」
これは、私が子どもの頃にお世話になっていた
小児科の先生の口癖です。
体調を崩して受診をするたびに、
先生が決まって口にするこの言葉を、
幼い私は、深く考えずに聞き流していました。
それから何年もの歳月が過ぎ
一児の母になった私。
子どもの食事メニューや栄養バランスについて
気になり始めた時期に、
「ブロッコリーを食べなさい」
という、先生の言葉を思い出すようになりました。
「どうして先生は、あんなにも熱心にブロッコリーを勧めていたのだろう」
そんな疑問が湧いた私は、
ブロッコリーについて調べてみたところ、
栄養価が非常に高い野菜であることが分かったのです。
この記事の目次
ブロッコリーに含まれる栄養素と効果
生のブロッコリー可食部100gあたりには
次のような多くの栄養素が含まれています。
たんぱく質・脂質・炭水化物・飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・食物繊維
ビタミン(B1・B2・B6・C・E・K)・カロテン・ナイアシン・パントテン酸
葉酸・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄
これを見るだけで、
ブロッコリーが、いかに栄養豊富な野菜かということが分かると思います。
これらの中で、特に豊富に含まれている栄養素について、
その効能と併せて紹介していきます。
食物繊維
ブロッコリーには、水溶性・不溶性、両方の食物繊維が含まれており
以下のような効能があります。
水溶性食物繊維
脂質異常症予防
糖尿病予防
腸内環境を整える
不溶性食物繊維
便秘予防
腸の病気の抑制
ビタミンC
コラーゲンの合成
筋肉・血管・皮膚・骨の強化
鉄の吸収率アップ
抗がん作用
動脈硬化の予防
脳卒中の予防
心筋梗塞の予防
ビタミンE
細胞の老化の予防
生活習慣病の予防
動脈硬化の予防
冷え性の予防
ビタミンK
止血作用
丈夫な骨を作る
葉酸
造血作用
胎児の先天性異常のリスク軽減
ブロッコリースプラウトも凄い!
最近は、スーパーでもよく見かけるブロッコリースプラウト。
これには、強い解毒作用・抗酸化作用を持つ
「スルフォラファン」という成分が含まれています。
スルフォラファンは、様々な疾病の予防、ピロリ菌の除菌、花粉症の抑制、
悪酔い軽減、メタボリックシンドロームの予防等、様々な効果が期待されており、
サプリメントとしても販売されているほど、素晴らしいものです。
こちらも日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
調理方法に注意!
ブロッコリーが栄養豊富な野菜であることは
これまでの説明でご理解いただけたかと思いますが、
含まれている栄養素のうち
ビタミンB1・B2・B6・C・ナイアシン・パントテン酸・葉酸
などは、水に溶けやすく熱に弱いという特徴があります。
そのため、鍋でゆでて調理をすると
栄養を逃がしてしまう恐れも・・・。
そこでお勧めしたい調理方法は
「レンジ加熱」「蒸す」というものです。
これらの調理方法は水を使う量が少ないため、
加熱をしても、栄養がゆで汁に流れるのを防ぐことができます。
おわりに
ブロッコリーに含まれる栄養価と、その効果についてご紹介してきました。
ブロッコリーの栄養価の高さを知るにつれ、
小児科の先生が、あんなにも熱心に勧めていた理由が理解できました。
ブロッコリーの旬は11月~3月。
今が一番、美味しい季節です。
風邪やインフルエンザなどが流行ってくる今の時期。
家族の健康のために、ブロッコリーを積極的に食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
参考