子どもの好き嫌いの解消は「本人に選ばせること」が大切です!
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お子さんの好き嫌いに悩んでいる親御さんは、多いのではないでしょうか。
我が家の娘も、入園前の時期は
食べ物の好き嫌いが非常に多く、母親である私は頭を悩ませていました。
どれくらい好き嫌いが多かったかと言えば・・・
食べられる野菜は、カボチャと枝豆くらいなもの。
肉類で食べるのは、ひき肉のみ。
魚類は一切食べてくれませんでした・・・。
娘とは毎日のように
「食べなさい!」
「いやだ!」
の、応酬。
苦手な野菜を小さく刻んで、カレーやハンバーグに混ぜても
すぐに発見され、残される始末。
毎日、食事のたびに心身ともに疲れ果てていたのと同時に、
栄養バランスが心配で仕方がありませんでした。
ところが、ちょっとした工夫をしてみたところ、
あんなに激しかった娘の好き嫌いは、徐々に減少していったのです。
ここでは、私が実践した
「子どもの好き嫌い解消法」をご紹介していきます。
この記事の目次
私が実践した「好き嫌い解消法」
栄養素について子どもに分かるように説明
頭ごなしに
「食べなさい」
「好き嫌いはいけません」
と言っても、子どもには何も伝わらないと感じた私は
「どうして嫌いなものも食べなければいけないのか」
ということを、娘に理解してもらうために
体に必要な栄養素について、本人に分かる方法で教えました。
私が説明したのは
健康で大きく育つためには
エネルギーになる食べ物(炭水化物)
体を作る食べ物(たんぱく質)
体の調子を整える食べ物(緑黄色野菜・淡色野菜)
の、3つが必要であること。
それと併せて、
お母さんは、あなたに健康で大きくなって欲しいと思っている。
だから、少しずつで良いから嫌いなものも食べて欲しい。
という母としての私の気持ちも伝えました。
私は、本人と直接話をしましたが、
絵本などを使って説明をしても良いと思います。
【栄養について分かりやすく説明している本】
いちばんやさしい栄養学 どうして野菜を食べなきゃいけないの? (こども栄養学)
たべるのだいすき!―みんなげんき (げんきをつくる食育えほん)
じょうぶなからだをつくるたべもの―あかのえいようのなかまたち (げんきをつくる食育えほん)
びょうきからまもってくれるたべもの―みどりのえいようのなかまたち (げんきをつくる食育えほん)
栄養素別に分類した表を用意する
子どもが
「嫌いな食べ物でも、健康で大きく育つためには食べる必要がある」
と、理解をしてくれたら、
食べて欲しい食材を栄養素別にまとめた表を作りました。
娘の場合、炭水化物系は問題なく食べていたので、
体を作る食べ物(たんぱく質)
体の調子を整える食べ物(緑黄色野菜・淡色野菜)
の、2つの表を作りました。
【体を作る食べ物】
【体の調子を整える食べ物】
※ここに記載されている食材は一例です。お子さんの苦手な食材を適宜記載してください。
このように、チャレンジしてほしい食材を6つほど提示し、
子どもに見せ、
「この中から、頑張って食べられそうなものを1つだけ選んでみて」
と、伝えます。
チャレンジする食材を
子ども本人が選ぶ
という点が、大きなポイントです。
そうすることで
「強制的に食べさせられる」のではなく
「自分の意志で苦手な食材にチャレンジする」
という意識が芽生えます。
子どもが選んだ食材を頻繁に出すようにする
子ども自身がチャレンジするとを決めた食材を
その後は、頻繁に出すようにしましょう。
苦手な食材に挑戦をするので、
最初は、なかなか箸が進まないかもしれません。
その際
「約束したでしょ!食べなさい!」
と叱らず、子どもを信じて気長に見守りましょう。
「どういう味なら食べられるかな?」
と、本人に聞いてみたり、
場合によっては
「これが無理なら、違うものにチャレンジしてみようか?」
と、挑戦する食材を変えてみるのも良いかもしれません。
1つクリアしたら、次の食材にチャレンジ!
チャレンジした食材をクリアできたら、
たくさん、たくさん、褒めてください。
そして、また違う食材に挑戦してみましょう。
これを繰り返していくと、
ゆっくりですが着実に、苦手な食べ物を克服していけます。
焦らないことがポイント
苦手な食べ物を口にするのは、大人でも抵抗があるもの。
そんな中、お子さんは勇気を出して「苦手を克服する」挑戦をしています。
チャレンジをしているだけでも、立派です。
そのことをお子さんに伝え、思うように食が進まなくても
励ましながら見守るようにしましょう。
先の項目にも書きましたが、
あまりに無理そうな場合は、1つの食材にこだわりすぎず、
チャレンジする食材を選び直しても良いと思います。
サプリメントも上手に活用を
苦手な食材を克服するのは、ある程度の時間が必要です。
でも、子供の成長は待ってくれません。
そこで心配になるのは「栄養の偏り」ではないでしょうか。
そのような場合は、サプリメントを上手に取り入れるのも手だと思います。
私は、この商品を利用していました。
1歳から摂取可能で、
ビタミンA、D2、C、E、B6、パントテン酸カルシウムを補うことができます。
いちご風味で甘くておいしく、娘は喜んで食べていました♪
※サプリメントを利用する場合は、1日の摂取量を守るようにしましょう。
おわりに
娘の好き嫌いを克服するために、私が実践した方法をご紹介してきました。
娘はこの方法で、苦手な食べ物を1つ1つ克服していき
小学4年生になる現在では、好き嫌いが激減し、
バランスよく食事が摂れるようになっています。
お子さんの好き嫌いで悩んでいる方、
ぜひ1度、「本人に選ばせる」
この方法を試してみてはいかがでしょうか?