引っ越しの挨拶は、ご近所付き合いを円滑にするための第一歩!
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娘が生まれてから10年。
我が家は、これまでに3度引っ越しをしてきました。
私が、この3度の引っ越しで痛感したのは
「ご近所への挨拶の大切さ」です。
引っ越しの挨拶について
「向こう三軒両隣」という言葉がありますが、
ご近所と円滑な関係を築いていくためには
それではちょっと足りないな・・・
と、経験から感じています。
逆に言えば、引っ越しの挨拶をしっかりとしておくだけで
その後のご近所トラブルを激減させると言っても過言ではありません。
我が家は、一戸建てとマンションと
両方に住んだ経験があります。
ここでは、それぞれの場合について、
挨拶しておくと良いと感じた範囲や注意するべきポイントをご紹介します。
この記事の目次
引っ越しの挨拶をしておくべき範囲
マンション
自宅の上下の部屋と両隣
壁や床等で接しているため、
生活音等でご迷惑をおかけする可能性があるので
挨拶は必須です。
同じフロアにあるお宅
エレベーターの乗り降りの際、顔を合わせる可能性が高いので
ご挨拶をしておくと良いと思います。
管理人さん
日々お世話になるので
必ずご挨拶をするようにしましょう。
一戸建て
「向こう三軒両隣」
この範囲に住んでいる方々は、
外に出たときなど、頻繁に顔を合わせるため
挨拶は必ずするようにしましょう。
町内会で同じ班になるお宅
一戸建てに住む場合は、町内会へ加入するケースが多いと思います。
町内会は、複数の「班」などで形成されており、
持ち回りで「役」を担当することが多いもの。
いわば、ご近所付き合いの最小単位でもある「班」
お隣の方などに、あらかじめ班の範囲を聞いておき、
ご挨拶に伺うと、その後の関係がスムーズにいきます。
可能であれば事前に引っ越しの日時をお知らせすると親切です
引っ越し先が近い場所であったり、
事前に新居を訪れる機会がある場合は、
あらかじめ近所の方に、引っ越しの日時を知らせておくと良いと思います。
引っ越し作業には、ある程度の「音」が伴ってしまうもの。
それだけではなく、
引っ越しの時間帯は、マンションであれば
荷物の搬入のため、エレベーターを頻繁に使用することになるし、
一戸建ての場合は、引っ越し業者のトラックが自宅前に停まっていることで
ご近所の方にご迷惑をおかけしてしまう可能性も否めません。
そのため、ご近所の方にあらかじめ
引っ越しの日時をお知らせし、
ご迷惑をおかけする旨をお伝えしておきましょう。
実際、我が家が事前に挨拶をした時は
「知らせてもらえて助かります」
「ご丁寧にありがとうございます」
という声をたくさんいただきました。
一戸建てを新築する場合は、着工前からご挨拶を
所有している土地や、購入した土地に家を建てる場合は、
着工前に、ご近所にご挨拶をしておくことを強くおすすめします。
家を建設する際に、騒音はつきものだし、
作業内容によっては、かなりのものになってしまう可能性も。
また、工事車両が頻繁に出入りしたりするので、
ご近所の方には、多大なご迷惑をおかけしてしまいます。
必ず事前にご挨拶に伺い、
・家の新築工事を行うこと
・工事のおおよその期間
を、お知らせするようにしましょう。
挨拶品はどうする?
引っ越しの挨拶の際、
「挨拶品は何にしよう?」
と迷われる方も多いのではないでしょうか?
我が家の場合は「タオル」をお渡しするようにしています。
普段使いのタオルよりもワンランク上の
肌触りの良いものを選んで、ご近所の方に贈っています。
引っ越しの挨拶品の相場や人気の品については
以下のサイトでも紹介されているので
こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
引越し挨拶におすすめのギフト15選!渡すタイミング・金額・のしは?
引っ越しの挨拶をしておいてよかった我が家の体験
マンションのケース
娘が2歳になったばかりの頃、マンションへ引っ越しをしました。
当時の娘は、とても活発。
ちょっと油断すると家の中でも走り回ってしまうことがありました。
また、夜中に大泣きしながら起きてしまうことも多く、
ご近所の迷惑になってしまわないか心配でたまりませんでした。
そのため、引っ越しの挨拶の際
「小さい子どもがいるため、泣き声や生活音でご迷惑をおかけするかもしれません。
こちらも十分に注意をしますが、何かありましたらすぐにお知らせください」
と、ご近所の方にお伝えしました。
また、エレベーター等でお会いした時も
「いつも騒がしくて申し訳ありません」
「子どもの声など、ご迷惑になっていませんか?」
と、お話するようにしていました。
そのおかげか、ご近所の方から一度も苦情を言われることがなかったばかりか
「お互い様だから、そんなに気にしなくて大丈夫よ」
「何か困ったことがあったら、いつでも声をかけてね」
という温かい言葉をたくさんかけていただきました。
一戸建ての場合
娘が小学2年生になったばかりの頃、
我が家は一戸建てに引っ越しをしました。
それまではずっとマンションに住んでいたため、
庭のある一戸建てに住むことができ、娘が大喜び。
学区内での引っ越しだったため、
引っ越し直後から毎日のように娘のお友達が遊びに来てくれ、
我が家は大賑わい。
楽しそうに遊んでいる子ども達を見て嬉しい気持ちになった反面、
部屋の中や庭で大騒ぎをしている子ども達の声が
ご近所の迷惑になっているのではないかと心配でした。
この時も、ご近所の方に
「いつもうるさくて申し訳ありません」
と、お話したところ
「子どもは元気に遊ぶのが仕事だよ」
「子どもの明るい声を聞いていると、こっちまで元気がもらえるから全然迷惑じゃないよ」
と、温かい言葉をいただき、
一度も、苦情を言われることはありませんでした。
引っ越しの挨拶をしなかった友人の例
私の友人(既婚・子どもアリ)が、マンションに引っ越しをした時のことです。
「子どもの泣き声がうるさい!」
「バタバタ足音がうるさい!」
と、引っ越した直後から
たくさんの苦情が寄せられたそうです。
私の目から見て、
友人の子が他の子よりも目立って騒がしいとは思えないし、
むしろ我が子の小さい頃のほうが、よほどうるさかったと感じるほど。
どうしてなのか不思議でたまらなかったのですが、
よくよく話を聞いてみると
「引っ越しの時、近所に挨拶をしなかった」
とのこと。
ご近所付き合いが煩わしいと感じていたことと、
それまで、1度も引っ越しの際に挨拶はしてこなかったので
「必要性を感じなかった」そうなのですが、
これが大きな原因なのではないかと感じました。
同程度の騒音でも、事前に、
「小さい子どもがいるので、ご迷惑をおかけします」
「何かあったら遠慮なく言ってください」
という一声があるのとないのとでは
受ける印象は全く違ってくるもの。
そういう意味でも、引っ越しのご挨拶は大切なのだと痛感しました。
友人はその後、違うマンションに引っ越しをしました。
その際、きちんと隣近所にご挨拶をしたところ、
苦情等が寄せられることは一切なくなったそうです。
※このエピソードは、本人の許諾を得て掲載しています
おわりに
これまでの引っ越し経験から
引っ越しの挨拶をしておくべき範囲や
注意すべきポイントについてご紹介してきました。
それほど密に関わらないとしても
「ご近所付き合い」は、生活に欠かせないものですし、
長く付き合っていく方々だからこそ、
一度こじれてしまったら大変です。
その後の生活を円滑なものにするためにも
引っ越しの際は、きちんとご挨拶に伺うことが大切なのではないかと思います。