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水いぼ!プールの季節になる前の早期治療がおススメです!

 2018/05/16 健康・病気 育児 子育て
この記事は約 8 分で読めます。

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もうすぐ子どもたちが楽しみにしているプールの季節がやってきますね。

 

幼稚園や保育園、小学校からはプールが始まる前に

水着や持ち物についてのお知らせが配布されますよね。

お知らせの中には「水いぼがあるお子さんは入水を控えてください

と、記載があることも。

 

うちの子には水いぼがあるからプールに入れないの?

「水いぼ」ってどんなもの?原因は。

「水いぼ」の治療方法を知りたい。

 

今回は、私の娘にもできてしまった「水いぼ」の原因や治療方法についてご紹介します。

「水いぼ」があるとプールには入れない!?

日本小児皮膚科学会では、「水いぼ」はプールではうつらないので

入っても構いません、という見解です。

 

また、日本医師会による学校保健委員会の答申によれば、

幼稚園や保育園の欄に「水いぼ」という記載があります。

小学校低学年の欄には「水いぼ」のスクリーニング(選別)の

指示が記載されています。

どちらもプールに入ることを禁止してはいません。

 

ただ、「水いぼ」はタオルや浮き輪、ビート板を介してうつることがあるため、

プールに入れるかどうかの判断は幼稚園や保育園、小学校によって

分かれているようです。

参考サイト:日本小児皮膚科学会「皮膚の学校感染症について」平成27年5月

参考サイト:日本医師会「学校保健委員法P29~P31」平成25年5月

気になる皮膚の異常 これって「水いぼ」なの

うちの娘の場合、両ひざの裏に出来た小さな丸い粒が「水いぼ」でした。

小さな丸い粒が「水いぼ」だとは知らず、気にはなっていましたが

皮膚科に行くほどのものではないかな、と自己判断してそのまま放置しました。

 

すると、娘がこっそりひざの裏をかきむしっているのです。

「おかしい。隠れてかきむしってる。」

 

と、ひざの裏を見てみると小さな丸い粒が7,8個に増えていました。

中にはぷっくりとふくらんでいる粒もあるのです。

この段階で皮膚科へ行きました。

 

このとき娘は5歳。幼稚園の年中さんでした。

「水いぼ」の症状と原因

「水いぼ」は伝染性軟属腫ウィルスによる皮膚病です。

皮膚が薄く、バリア機能も弱い7、8歳以下の子どもに多く感染することがあります。

 

「水いぼ」は水っぽく出っ張っている粒で、かきむしるとつぶれることもあります。

かきむしった指で体のいろいろな場所に触れると、触った場所にウィルスが感染します。

 

そして次々と「水いぼ」が増えていくのです。

参考サイト:日本小児皮膚学会

医師によって異なる「水いぼ」の治療法

治療法は、子どもの年齢やできてしまった「水いぼ」の数や場所によって、

また、医師によって治療法が異なります。

主な治療法をご紹介します。

 

自然治癒を待つ
  「水いぼ」の数が少なく目立たない場合に多いです。
「水いぼ」は、特に命にかかわる病気ではないので、自然治癒を勧める医師もいます。

 

「保湿クリーム」の塗布  「ヨクイニン」の服用
 皮膚の保湿機能を強めるため保湿クリームを1日に何度も塗ります。
また、ヨクイニンを服用して免疫力をアップさせ「水いぼ」の増殖を防ぎます。

 

「ピンセット」で「水いぼ」を取り除く
 先が丸い特殊なピンセットで「水いぼ」をつぶします。
かなりの痛みがあり、繰り返しの治療は難しくなります。

 

出来るだけ痛みを抑えて「ピンセット」で「水いぼ」を取り除く
  「水いぼ」を取り除く時の痛みを抑える処置をします。

「局所麻酔入りのテープやクリーム」を使用します。
すぐに麻酔が効かないため、1時間前にテープやクリームを
使用する必要がありますのでご注意ください。

あらかじめ病院からテープやクリームを処方してもらいます。
次の診察時間の予約を入れます。
診察時間の1時間前を見計らって、テープやクリームを使用しておきます。

 

放置していても「水いぼ」が治る可能性はあります。

でも、子どもが楽しみにしているプールはもうすぐ!

体中に「水いぼ」が増えていく。

それならば皮膚科での治療をおススメします。

 

娘の「水いぼ」治療歴をご紹介

娘がひざの裏をかきむしり始めて皮膚科へ急ぎました。

納得できる治療に出会えるまで、なんと4か所も病院を回りました。

参考にしてみてください。

 

  1. 患者さんが少なそうな近所の皮膚科へ

    「お子さんの免疫力が上がれば自然に治りますよ。
     このまま放置しましょう。幼稚園でのプールは
     お休みしたらどうですか」
     
    と、先生に言われたのですが、
    「プールはお休みしたくない!!」
    と、娘は拒否。
    今すぐに「水いぼ」を治したいことを伝えました。

    先生は、しぶしぶと先が丸い見たことのないピンセットを使って
    いきなり「水いぼ」をぐいぐいと押し付けて取り除きました。

    同時に娘の「ギャーーーーッ」という叫び声が。

    処置が終わると娘は放心状態。
    小さなひざの裏は血のかたまりだらけ。
    痛々しい。

    こんなにたくさんの「水いぼ」ができる前に
    皮膚科で
    診てもらえばよかった。 
    後悔をしても遅かったのです。

  2. 「水いぼ」の再発!いつも患者でいっぱいの皮膚科へ

    治療のおかげで幼稚園のプールを楽しんでいた娘。
    しかし、かさぶたがはがれる落ちると、なんと!
    下から再び「水いぼ」が。
     
    嫌がる娘をなんとか説得して2か所目の皮膚科へ。
    2か所目の皮膚科でも治療方法は同じでした。

    しかし娘は、最初の治療での相当な痛みを覚えていました。
    いざ治療!という雰囲気を感じ取ると、後ずさりして
    診察室から逃げようとします。
    すかさず看護師さんがブロック。

    診察台へ引きずられ、看護師さん数人に押さえつけられながらの
    治療を余儀なくされました。

    「お母さんは見ないでください」
    と言われて診察室から出されたのですが、娘の泣き叫ぶ声を
    聞いていると涙が止まりませんでした。
     
    こんなにも痛みのある治療は二度とにさせたくない、と
    強く思いました。
      

  3. またまた「水いぼ」の再発が 3か所目の皮膚科へ

    2度の治療をしても「水いぼ」は治りませんでした。

    その頃には、「水いぼ」はプールの中で感染することはない、
    と知っていたので幼稚園側に説明。
    すると、プール授業のときは娘に付き添うことを条件に、
    入水を許可してもらえました。

    そして「水いぼ」に効果がある「ヨクイニン」を処方してくれる皮膚科が
    あると聞き、診てもらうことに。

    「ヨクイニン」と「皮膚保湿剤クリーム」で治療をしました。
    それを2週間続けても「水いぼ」は治りませんでした。

  4. 「水いぼ」を完治させたい!お友達が勧める皮膚科へ

    初めての治療から3か所目の皮膚科に行くまで半年が過ぎました。
    季節は秋になりプールの季節が終わったため、
    自然に治ることを祈ろう!と決めました。
     
    自然治癒と言っても、保湿クリームは塗り続けていたため
    「水いぼ」の数は増えませんでしたが、
    治らない。
     
    そしてまたプールの季節がやってきました。
    「今度こそ治そうね!」とわたし。
    「う、うん」と乗り気ではない娘。 
    4か所目は、同じ幼稚園のママ友お勧めの皮膚科へ。
     
    今まで「水いぼ」を診てくれた先生達の中で
    4か所目の先生が一番きちんと話を聞いてくれました。

    そして、いくつかある治療法の中で「麻酔テープ」を貼って
    「水いぼ」と取り除く方法に決まったのです。

    先生が私の話をきちんと聞いてくれたことは、
    大きな安心に繋がりました。

    娘も麻酔テープを貼って臨んだ治療は今までと違い、
    痛みが少なかったためか、
    「もしまた水いぼができたらここに来て治したい」
    と言ってくれました。

我が家の場合は「水いぼ」が再発

ようやく治った「水いぼ」ですが、うちの場合は再発しました。

幼稚園の年長さんの時に完治したかと思われた「水いぼ」が、

小学1年生の5月に、なんと、顔に再発したのです。

 

小学1年生の5月に再発したときは、水っぽく出っ張る前の状態でした。

慌てて保湿クリームを何度も塗ると1週間ほどで治ったのです。

もしもそのまま放置していたら、と思うとゾッとします。

まとめ

「水いぼ」は7歳、8歳までの子どもが多く感染する皮膚病です。

皮膚科での積極的な治療は痛みや手間が伴うため、

無理に治療を進めるのではなく 自然治癒に任せるのも

ひとつの選択肢だと思います。

 

一方で幼稚園や保育園、学校の方針で「水いぼ」を取り除かなければならない。

また、「水いぼ」が目立つ場所にできたため周囲の目が気になる。

お子さん自身も「水いぼ」のせいで心が傷つくことがあるかもしれません。

 

大事なことは、何がお子さんにとって一番良い治療方法なのか

きちんと考えてあげること。

そして、お子さんの気持ちを尊重してあげるた上での治療法を選ぶことをおすすめします。

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つこみ

つこみ

こんにちは福岡市在住歴29年、40代主婦のつこみです。夫、小学2年生の娘と3人暮らしです。生活お役立ち情報、子育て情報、福岡ご当地情報などをお伝えしています。空いた時間には、録り溜めしているドラマ鑑賞・読書マンガ雑誌読み、スポーツ観戦をしています。最近では刺繍も始めました。

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