断乳のタイミングはいつ?添い乳でしか眠れない娘との断乳体験談
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あなたは、断乳っていつから始める予定ですか?
わが家では娘が1歳を過ぎてから本格的に断乳を初めましたが、断乳のタイミングは人それぞれですし、赤ちゃんが自分の意思で授乳を辞めるタイミングを待つ卒乳を考えているママもいますよね。
今回は、今まで添い乳でないと寝られなかった娘と私とパパの断乳の流れをご紹介していきます。
この記事の目次
断乳を決めたきっかけ
私が断乳を決めたきっかけは
- 娘の食事量が少ないこと
- 2人目妊娠して、お医者さんにとめられたから
- おっぱいが限界だったから
1つ目以外は娘からしたら関係ない事だからなんだか申し訳なかったです。
母乳とミルクの混合育児だった
うちの娘はもともと母乳とミルク混合でした。
しかし、生後3ヶ月くらいからなぜかミルクを飲まなくなって母乳オンリーになり、立派なおっぱい大好きっ子になりました。
睡眠時の添い乳はもちろんのこと、お風呂でもおっぱいを欲しがるし、日中もなにかと私の服に手や頭を入れてきておっぱいを飲みたがります。
11ヶ月検診で言われた事
そんな娘と11ヶ月検診に行ったとき、離乳食の進み具合や量を聞かれてこたえたら、
「食事量が少ないですね、昼間の授乳が多いのが原因だと思うので、娘さんの様子をみながら授乳回数を減らしましょう」
と言われました…
正直予想はしてたもののいざ言われるとキツい。
とりあえず、添い乳は続けるとして昼間の授乳だけ減らしていけばいいかと思っていた矢先、2人目妊娠が発覚!
2人目妊娠発覚で断乳決意
妊娠はつわりが始まったことで発覚しました。
娘の時もそうだったんですが、私のつわりは「食欲はあるけど、食べた物は全部吐く」というもので、1歳を迎えたばかりの娘をみながら家事をして、つわりに耐えるのは無理でした。
産婦人科で相談したところ、
「授乳すると子宮が収縮してお腹の中の赤ちゃんも辛いし、ママもつわりが酷く感じる事があるから、早急に断乳しましょう。」
と言われました。
子宮が収縮しないとしても、娘におっぱい吸われて、お腹の赤ちゃんには栄養を送ってとなると体がもたないと思った事もあり、断乳を決意しました。
授乳でおっぱいがボロボロに
そして最期に、私のおっぱいはすでに限界だったんです。
娘の歯が生え始めたころから何となく噛まれているなとは思っていたんですが、10ヶ月を過ぎたあたりから娘が授乳の合間におっぱいを噛んだり、引っ掻いたりして、ボロボロだったんです。なんにもしていない状態でも痛みはあったんですが、授乳中は本当にちぎれるかと思いました。授乳の度に傷は深くなるし、カサブタや出血は日常茶飯事だし、今考えても私はよく耐えたと思います。
断乳に向けて授乳回数を減らす
2人目妊娠もして、コレから我慢してもらう事も増えるのにいきなり断乳なんてしたら娘が可愛そう。
なので、まず日中の授乳回数を減らす事にしました。
・朝ごはん食べて少したった後
・朝寝の前
・朝寝の後
・昼ごはん後
・昼寝前
・昼寝後
・夕方
・晩御飯後
・お風呂
・添い乳
・夜3回
かなり多いですよね、これをどうにかして減らしていきます。
寝かしつけは添い乳しないとムリなので、そこは残すとして、食前・食後・おやつのようなタイミングで授乳するのをやめることにしました。
日中は間食でしのぐ
授乳を減らすために使ったのは、市販の赤ちゃん用のおやつやヨーグルト、チーズ、バナナ、みかんです。
特にみかんは効果的でした。
最初はたまごボーロや赤ちゃんせんべいなどのおやつをあげていたんですが、かなりの量を食べるので砂糖や塩の量が気になってしまって、みかんやバナナ、ヨーグルトを代わりにあげる事にしました。
みかんは外出先にも持っていきやすかったですし、水分が多いからかおっぱいの代わりになっているくれました。
それでもたまにおっぱいを欲しがるので、その時は朝寝やお昼寝の時間でなくても添い乳で寝かしつけました。
この生活を1週間ほど続けると
お風呂と寝かしつけの添い乳、夜間授乳以外はなんとかなるようになりました。
お風呂はパパにお願い
いつもは、私が娘とお風呂に入っていたんですが、昼間の授乳回数が減って、それに慣れてくれるようになってから娘のお風呂はパパにお願いする事にしました。
最初のうちはパパのおっぱいをつねったり、不思議そうに見つめたりしていましたが、ママのおっぱいとは違うと娘なりに理解できたらしく、楽しくお風呂に入るようになりました。
しかし、パパの仕事によってはお風呂をお願いできない日があって、その時はおっぱいに大きな絆創膏を貼って私が娘とお風呂に入りました。
絆創膏をした1回目はすごく泣いていました。
娘からしたら大好きなおっぱいが無くなっちゃったんでびっくりしたんでしょうね。
でも、2回目はお風呂ではおっぱい飲めないんだとなんとなくわかったようで、絆創膏を気にはするものの、遊んで気を逸らしてあげたらなんとかなるようになりました。
基本的にはパパにお風呂を頼みましたが、私も絆創膏を使って入浴するというのを1週間と少し続けたら晩御飯を外してもお風呂ではおっぱいを飲まなくなりました。
断乳のしあげ
この時点で断乳を決めてから約3週間経っています。
でも、娘のストレスを少しでも軽減したかったのでしょうがありません。
まだ、添い乳と夜間授乳は続けていましたが、断乳をする前に先にピンチを迎えたのは私のおっぱいでした。
傷が深すぎてずっと血が滲んでいるし、少し物があたるだけでも激痛がはしるんです。
2人目の赤ちゃんには母乳あげられないかもしれないと思いました。
市販の塗り薬は試していたものの、赤ちゃんの口に入っても大丈夫な成分だからかほぼ効き目はありません。
乳頭保護器(ニップルシールド)を使用
そこで、乳頭保護器(ニップルシールド)を使う事にしました。
この時はまだお風呂での授乳が無くなったばかりだったので、しばらくは添い乳だけでもしてあげようと思っていたんです。
これが、転機になりました。
乳頭保護器をつけて授乳しようとすると、娘が顔を背けるんです。
おっぱいは欲しそうなんですが乳頭保護器が着いていると「これはおっぱいじゃない!」といった感じで見向きもしなくなりました。
断乳中の寝かしつけはかなりキツいと聞いていたので、睡眠不足もドンと来いぐらいの気持ちで挑んでいたんですが、娘は乳頭保護器を見ると30分ほどグズっておっぱいを触りながら寝ました。
夜間授乳も乳頭保護器をつけたおっぱいを娘に咥えさせると、吐き出して「コレじゃない!」という顔をしながら少し泣いたあとすぐに寝ました。
結局、添い乳と夜間授乳は3日で終わりました。思ったより呆気なかったです。
念の為それから1週間くらいは寝る時も乳頭保護器をつけていたんですが、全く出番はありませんでした。
こんなことなら断乳を考え始めた初日から使えば良かったと少し後悔しました。
まとめ
実は私とパパは断乳ではなく卒乳を待とうと計画をたてていたので、この断乳は想定外でいろいろと気を使いました。
もともとの授乳回数が多かったので、断乳には1ヶ月はかかるかと思っていましたが、4週間弱で無事達成する事ができて安心しています。
今でも娘には申し訳なかったなと少し思いますが、断乳した事で、夜は起きなくなってぐっすりとなりました眠るようになりましたし、食事も食べる量がかなり増えていろいろな物を食べさせてあげれるようになりました。
私はつわり中ということもあって、何かとパパに頼る事が多かった断乳でした。
娘が酷くグズっていても私が出るとおっぱいを欲しがってしまうからと、パパが根気強くあやしてくれて、つわりでキッチンに立つのがつらい私に代わって頻繁に離乳食作りもしてくれてとても助かりました。
私の場合は乳頭保護器が断乳の決め手になりましたが、本来の乳頭保護器はママのおっぱいを保護しながら授乳する為の道具なので、誤解がないようにお願いします。
でも、授乳外来の先生によると乳頭保護器を嫌がって母乳を飲まなくなる子も珍しくはないようなので、ママのおっぱいを守る為にも良かったら使ってみて下さい。