母乳育児とミルク育児の違いとメリットデメリットを解説!
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かわいいわが子を完全母乳で育てたいお母さん、働きたいからミルクで育てたいお母さん、子供を預けることを考慮して混合にしたいお母さん、子育ての方法はみんな一緒ではありません。自分のやり方…でも、母乳とミルクとどっちにしようか迷っている、あなたに母乳・ミルクのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
この記事の目次
母乳育児とミルク育児の違い
母乳のメリット
・母乳の中に感染防御因子が多く子供が感染症になりにくい
・乳児に必要な栄養素を適当な割合で含んでいる
・吸われることで産後の母体の回復が早くなる
・市販の乳首と違い、衛生的に安全である
・コミュニケーションで母子の良好な関係を築く
母乳のデメリット
・どれくらい飲んだのか量がわからない
・吸い方によって乳首を怪我することも
・断乳に少し苦労することも
粉ミルクのメリット
・母体の精神的不安の軽減
・父親にも授乳ができる
・飲んだ量が正確にわかる
粉ミルクのデメリット
・毎回作ったり殺菌するのが面倒
・泣いてから作ってあげるまでに時間がかかる
・母乳よりも消化に時間がかかる
母乳育児とミルク育児のメリットデメリットがあるからと言ってどちらが悪いというわけではなく、どちらでも愛情をもって与えることで、子供はすくすくと育っていきます。
与えるうえでの注意
<母乳>
①水分をしっかり取り、栄養バランスの良い食事を摂る
母乳の88%は水分であるためお母さんは水分不足になりがちです。また母乳はお母さんの血液でできています。そのために、お母さんが食べたものや 飲んだものがそのまま乳汁に含まれてしまいます。バランスの良い食事で赤ちゃんにしっかり栄養がいくようにしましょう。
②身体を温める
血液の循環が良くなり、母乳の出が良くなります。
③休養を十分に取りましょう
精神的な安定は良好な母乳分泌につながります。ストレスを溜めず、リラックスできる時間を持つことは大切です。
④アルコール、たばこ、薬の服用
たばこもアルコールも含まれる成分により、母乳の分泌を減少させてしまうことがあります。服用する場合は乳児への影響も考え、医師と相談して服用することをおすすめします。
<粉ミルク>
①飲みやすいので必要以上に与えないよう工夫を
哺乳瓶は母乳よりも飲む力が少なく簡単に飲めてしまいます。ずっと欲しがる場合はキャップをきつくしめてみたり、乳首の穴の大きさを変えて工夫してみましょう。
②消化に時間がかかる
ミルクは母乳よりも消化に時間がかかります。3時間おきに与えることを初めのうちは意識すると良いかもしれません。
母乳を促進するための栄養・料理
乳汁の分泌を促進する栄養素としては、たんぱく質・鉄・ビタミン・ミネラル(特にカルシウム)などが挙げられます。脂肪や糖分が多いものは乳腺が詰まり乳腺炎の原因にもなりえるので摂り過ぎに注意しましょう。今回はそんな栄養素を使用した料理の提案をさせていただきます。
・シチュー(鶏肉使用)
・味噌汁(ほうれん草使用)
・アセロラジュース(20%のもの)
・ホットミルク(きな粉を入れるとよりよいです)
<ハンバーグ>2人分
鶏レバー 80g
合いびき肉 120g 玉ねぎ 80g
卵 1個 パン粉 20g
牛乳 40g 塩こしょう 少々
★普段のハンバーグにレバーを細かくして入れることで鉄分が摂れます。レバーの臭みが苦手な方は初めに牛乳に浸し血抜きをすることで臭みが減ります。
<アセロラゼリー>2人分
アセロラジュース 200g ゼラチン 5g
水 50g 砂糖 3g
★アセロラジュースと砂糖を沸騰直前まで温め水で戻しておいたゼラチンを入れ溶かし耐熱容器に入れ冷蔵庫で固めましょう。アセロラジュースにはビタミンCが多く含まれています。
母乳が出るために、とはいえ、一番はやはり栄養バランスの良い食事を心がけることです。大変な時期なので無理して手の込んだ食事を作る必要はないと思います。今回の料理はひとつの提案です。しかし朝昼晩3食きちんと食べ、偏食を避けることは大切です。
赤ちゃんからの空腹のサイン
・空腹の感覚が短い
・おしっこの回数が少ない
・体重の増加が鈍い
・すぐに不機嫌になる
だからといって全ての赤ちゃんがこれに当てはまるというわけではなく、これは一部の目安です。いつもと様子が違ったり異変を感じたり、少しでも心配になった場合は医師に相談してみましょう。
まとめ
赤ちゃんの成長は皆同じではなく赤ちゃんによって歯の生え方、大きくなりかたすべてのことが別々です。ルールに沿って、ではなく赤ちゃんの成長をみながら赤ちゃんと相談しながら育児をしていくことが大切だと思います。困ったときは1人で抱え込まず、誰かに相談することも大切です。楽しいミルク生活を送りましょう!