1. TOP
  2. 子育て
  3. 健康・病気
  4. 子供の歯医者デビューいつから?早くデビューするメリットを元・歯科助手が解説!

子供の歯医者デビューいつから?早くデビューするメリットを元・歯科助手が解説!

健康・病気 子育て
この記事は約 5 分で読めます。

【PR】

「うちの子まだ歯がないし」
「1歳半健診で問題ないって言われたから」
…などなど、

お子さんの歯医者さんデビューはまだまだ先だと思っていませんか?

「歯医者さんは痛くなったら行くところ」という考えは今すぐゴミ箱に捨てましょう!
むしろ逆です。
痛くなる前に行ってこそ感じられるメリットがたくさんあります。

筆者が歯科助手として歯科医院に勤めていた経験をもとに、こどもの歯医者さんデビューを早くさせるメリットについてまとめてみました。

ママご自身が最後に歯医者さんに行ったのはいつですか?

実は、多くの忙しいママさんにとって、歯医者さんというのは優先順位がかなり低めです。

もちろん、時間を取れないとか、お子さんが小さくて手を離せないとか、今は特に不便がないし…とか、物理的な事情も多いですよね。

でも実は、あなたが進んで歯医者さんに行こうとしないいちばんの理由は…「こわいから」「痛いから」「嫌いだから」ではないですか?

もしも「あなたができれば行きたくない場所」のひとつに歯医者さんがあるならば、それはあなたが子供の頃の歯科経験による影響が大きいようです。

突然押さえつけられて、見たこともない器具を口の中に入れられ、あの恐ろしい音がすれば…誰だってこわいです。トラウマになるかもしれませんよね。

なぜそうなったかというと、「虫歯らしきものをみつけてから」「痛くなってから」歯医者さんに連れて行かれたためです。

そんなこわい思いは、あなたで終わりにしましょう。本来は、歯医者さんはこわい場所ではありません。お子さんと一緒に新しい気持ちでデビューしませんか?

ベストなのはマイナス2歳からの歯科検診

お子さんのための歯科検診は、マイナス2歳から。要するに、妊娠前からということになりますね。

歯科検診というのは、単に虫歯があるかないかのチェックに留まらず、日頃の食生活(食べるもの・食べ方・時間など)や歯みがきについて見直し改善する機会にもなります。

妊娠してから急に食生活の節制があったり、虫歯の治療があったりとなるとストレスになりますし、すぐに体内環境が整うというものでもないですよね。

それに、大人の持つ虫歯菌や歯周病菌がこどもに移るということは、すでに現代の子育ての常識にもなっているので、できればこどもを望む前に抑えられるリスクがあるのであれば、やっつけておきたいものです。

ママの歯科検診の見学→少しずつ挑戦!

実際にお子さんが歯科医院を受診するタイミングは、『初めての歯が出てきたらぜひ来てください』という医院さんが多いようです。

まだ歯がなくても、ママの受診の時に相談すると、食事や後のお子さんの歯みがきなどのアドバイスをもらえたりします。

できればお子さんがデビューする前から、ママの検診を見学させるなど、場所や先生の雰囲気に慣れさせておくとスムーズだと思います。

急いで治療が必要な虫歯がない限りは、「ユニット(治療の椅子)にすわって動かしてみよう!」からはじまり、「ブクブクうがいをしてみよう!」とか「歯ブラシしながら10数えてみよう!」など、見慣れたものを使う項目から、段階を踏んでゆっくり楽しくコミュニケーションをとってくれるし、とにかく誉めてくれるので、遊び感覚で楽しく通ってくれるお子さんを見られるかもしれません♪いざ治療が必要になっても、それまでに慣れた場所か否かでは全然ちがいますよね。

年齢が上がるにつれて、恐怖心や警戒心が強くなるので、より早いうちのデビューがママとしても楽だと思います。

矯正歯科受診の準備にも!

歯並びは、親からの遺伝で似ることが多いようです。なので、パパママの歯並びが良くない場合は、お子さんの矯正歯科受診を検討されていることもあるかと思います。

いろいろとリサーチして、いざ矯正歯科を受診しても「虫歯があると器具をつけられないので、治療が終わってから来てください」「矯正治療は時間をかけて細かい器具をつけるので、嫌がって暴れてしまうと難しいです。一般歯科で慣れさせてから来てください」などと言われて、矯正治療のスタートが遅れてしまう場合もあります。しかし、子供の顎の成長は待ってくれないので、そういったことで適正な時期を逃すのはもったいないですよね。

普段から歯科検診に通っていれば、虫歯は初期のうちにより軽い処置で済みますし、もちろん歯医者さんに慣れるトレーニングも積めます。

そして、矯正歯科をまったく視野に入れていなかったとしても、歯科医が受診が必要とみて早い段階でおすすめしてくれることもあります。

大人になってからの矯正と違い、抜歯をせずに治療ができるのは、顎の成長が完了していないこどもだけです。

矯正歯科で、先生から舌や顎の癖を正すトレーニングをしてもらっただけで、状況が改善し高額な矯正器具を使わずに済んだ!という子も意外といて、早く相談するだけで医療費の節約になってしまう場合もあるんですね。成長段階の顎が柔らかいこどもの特権です。

 

こどもを早く歯医者さんデビューをさせるメリットについてのまとめでした。

最近は小さなお子さん連れでも快適に過ごせるように工夫された歯科医院も多いので、気軽にお問い合わせしてみましょう♪

お子さんが「歯が痛い」と泣き出す前に…。

 

この記事のタイトルとURLをコピーする
あなたにおすすめの記事

\ SNSでシェアしよう! /

イクジラの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

イクジラの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

くるくる

くるくる

2018年1月生まれの女の子を育てるアラフォーお母さんです。

出産と夫の転勤に伴う引っ越しを機に、勤めていた会社を退職し独立。
「色彩心理診断士」という心の健康診断とカウンセリングをするお仕事をしています。

すべての子どもが笑顔で大人になるための、現オトナの心の大掃除。
小さいようで、実はでっかい夢を持っています(笑)

宇宙からやってきたムスメが、いろんなことを教えてくれる最強の上司です。

この人が書いた記事  記事一覧

  • こどもの個性に合わせて!“トイトレ・色づかい作戦”レポート

  • 東日本大震災から10年。改めて考える「普段づかい」防災グッズ5選!日常で使えるもので無駄なく気軽に災害対策

  • アレはいつのことだっけ…?!通算1日3分の育児3行日記がおすすめの理由

  • ちびっこ連れ外食の選択肢を広げる★おでかけバッグに携帯したいお食事アイテム

関連記事

  • 【誤飲防止】2人目が生まれたらおもちゃを整理!実践したい5つのポイント

  • 夜間救急外来を受診するかの基準は?悩んだ時の判断目安をご紹介

  • 子どものイヤイヤ期っていつまで続くの?上手に対応する方法は?

  • 簡単手作り小麦粘土で子どもと安全に楽しく遊ぼう!冬の室内遊びにピッタリ

  • 9~10ヶ月健診は何を持っていくの?何をするの?

  • 『SLAM DUNK』には子育て中の悩みを救う「名言」がいっぱい!