これで2人の断乳に成功!言い聞かせ断乳のために行なった8つのポイント
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完全母乳で育てている方にとって、一番の難関はいつ母乳を卒業させるかです。仕事復帰のタイミングという方もいれば、気長に卒乳を待つ方、はたまた1歳過ぎたらあっけなく離れてしまい逆に寂しい思いをするママなど様々。一方で、おっぱいが大好きでなかなか離れられずいつやめさせようか、たくさん泣かれるのではないかと悩んでいるママも多いと思います。そこで今回は、様々な情報がある中でおっぱい大好きな2人の子どもを極力泣かせず断乳させる際に行なった言い聞かせ断乳のポイントをご紹介します。
この記事の目次
1.言い聞かせ断乳って?
言い聞かせ断乳とは、子どもに予め「あと〇日でおっぱいバイバイだよ」と予告し、その日が来たら断乳をすることです。
1歳半を過ぎたら赤ちゃんは大人のいうことをだいたい理解し始めるといわれています。ほかの水分を取れるようになって、大人言うことを理解できているなと思ったら始める準備は整っています。おっぱいばかりで食が細いという子でも大丈夫。ただし、断乳してもすぐにごはんをしっかり食べるようになるという訳ではありませんでした。
2.成功のためのポイント【断乳前】
1.パパや家族と連携の取りやすい日を確認
言い聞かせ断乳は最初の3日間が乗り切るための山場になります。最低でも3日間は気を紛らわせるために思いきり遊んだり、お風呂もやってもらった方が子どもがおっぱいを思い出す機会が少なくなりますので、連休など家族にサポートしてもらいやすい日を選びましょう。
なお、時期は冬・夏は避ける方が良いです(特に夏場は厳禁)。夏は脱水になりやすいため、冬は病気のリスクが高く、胃腸炎などになった際は気軽に飲める母乳が役に立つからです。筆者は家族のサポートの都合で冬場に行ないましたが、子どもの体調が悪くなってしまったので1週間ほど言い聞かせの日にちを延ばしました。
2.1か月前から言い聞かせを始める
最低2週間とも言われますが、子どもにきちんと心の準備をさせるため筆者は1か月をおすすめします。カレンダーの断乳決行日に丸や星、アンパンマンなどマークを付け、毎日1回子どもに見せるようにしましょう。毎日1日ずつ日付に印をつけながら「この日でおっぱいバイバイだよ」などと声掛けをします。
我が家の場合は2人とも「この日になったらお星さまになって飛んでいっちゃうからね」とストーリーを作って関連付けしやすいようにしました。
3.無理に減らさない
毎日たくさん飲んでいて断乳できるのかしら?と思う方も多いと思いますが、大丈夫です。逆に無理に我慢させてしまうとストレスになってしまい、執着が強くなってしまいます。「今のうちにいっぱい飲んでおこうね」と声をかけてたくさん飲ませてあげてください。
4.入眠儀式を見つけておく
添い乳で寝かせている方は特に注目!これがあるとないとでは、夜の寝かしつけにかかる時間が断然違います。長女の時は絵本を読むと時々寝るようになっていたので、それで寝かしつけをしました。2人目は寝る前に布団で絵本を読む習慣だけつけ、寝るときは添い乳のままでした。
3.成功のためのポイント【断乳決行時】
1.朝一番まではあげる
断乳当日は、朝起きてからカレンダーに印をつけ「これでバイバイだよ」と言って思う存分飲ませてあげてください。
2.絆創膏を貼る
乳頭を隠すように必ず絆創膏を貼りましょう。そして、カレンダーにアンパンマンや星などを書いて言い聞かせをした方は、絆創膏の上からその絵を描くようにします。
そうすることで今まで言い聞かせで聞き続けていた話とつながり、服の中を覗き込んでも「お星さまになっちゃったね」と見せると日中は納得します。
3.日中は思い切り遊ばせる
夜少しでもすんなり寝かしつけるために、日中は思い切り外遊びをさせましょう。普段から昼寝をしない日もある子は、初日だけでも昼寝をさせないようにするとラクですよ。ただし、無理に昼寝をさせず夕方寝てしまうと夜寝付けず苦労するので、無理に起こしておくことはやめましょう。
4.親が折れない
断乳を始めたら、どんなに泣かれても決してあげないでください。特に初日は親も寂しいという気持ちがあり、もう少しあげてしまおうかと思うこともありますが、ここであげてしまうと子どもも甘えて執着が強くなります。寝かしつけに困った時は抱っこや外を散歩なども手です。
また、言い聞かせ断乳をしたからといって全く泣かなくなるというわけではなく、泣きながらもその子なりに受け入れようと頑張っています。断乳した子どもの姿は成長して見えますので、その成長を楽しみに乗り切ってくださいね。
4.実際断乳した我が家の子どもたちは
1.娘の場合
娘2歳1か月で断乳。1時間に1~2回はおっぱいというような娘で嫌なことがあればすぐに胸に飛び込んでくるタイプ。「この日になったらお星さまになっていなくなっちゃうからね」と言い聞かせしました。基本は添い乳だったけれど絵本で寝る日もあったので、3日間ですんなりおっぱいと言わなくなりました。夜中起きなくなるまでには1か月かかりましたが…。
2.息子の場合
息子2歳2か月で断乳。忘れているときは数時間空くけれど飲み始めると20~30分は離れず、一度思い通りにならないと1時間でも泣き続けるタイプ。姉の寝かしつけの兼ね合いもあり寝かす時はほぼ添い乳でした。断乳決行の際は思い通りにならず泣きわめくかと思いきや、「おっぱい」と言ったら「お星さまになっちゃったね」と言うと笑ってすんなり離れていくように。最初の2日は夜中にグズグズ泣いたものの1週間ほどで朝まで寝るようになりました。家族や友人から断乳は無理と思われていたので成功したことに驚かれます。
5.乳房ケアも大切に
断乳するとおっぱいは1日でカチカチに固くなります。放っておくと、乳腺炎や将来のしこりにつながるので搾乳しましょう。ただし、頻回に搾乳し続けると搾乳した分だけどんどん作られ続けてしまいます。インターネット上では最初の4日間ほどは1日1回搾乳し、その後徐々に搾乳の間隔を空けていき減らしていくというケア方法がよく書かれていますが、後々しこりにつながってしまうこともありますので、乳房ケアを専門としている助産院などに相談してください。
まとめ
言い聞かせなんてして本当にわかるの?と思う方もいると思いますが、どんなに執着が強い子でも3日ほどですんなり離れる言い聞かせ断乳。それでももちろん個人差がありますが、お子さんに極力嫌な思いをさせずバイバイする素敵な方法ですので、これから断乳を考える方はぜひ参考になさってみてくださいね。