風邪や下痢の食事と言えば!症状別おすすめおかゆレシピ【小学生以上】
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気温差の大きい日が続いていますね。このような時は子どもも大人も体調を崩しやすくなります。ここでは、不調が小さいうちに体をケアできる、風邪や下痢食事の為に症状別おかゆレシピについて紹介させていただいています。
この記事の目次
下痢の時
長いもと梅干しのお粥
滋養強壮効果のある長いもと、唾液の分泌を促して消化を助ける働きのある梅干しの組み合わせです。
材料
(一人分)
・ごはん1膳分 ・長いも 3cm ・梅干し 1個 ・塩 少々
作り方
鍋に水を入れて火にかけ、煮立ったらご飯、皮を剥いて1cm角に切った長いも、細かく切った梅干しを入れてとろみがつくまで煮る。塩で味を整えてできあがり。
ストレスなどで胃の不調がある時
もずくと卵の雑炊
もずくは胃粘膜を保護したり、胃の働きを活発にする働きのあるフコダインを豊富に含んでいます。気を巡らせる作用のあるしそや三つ葉も、ストレスを感じている時におすすめの食材です。
材料
(一人分)
・ご飯 1膳分 ・もずく 大さじ2杯程度 ・卵 1個
・しそ 2枚(または三つ葉でも) ・だし汁 200cc
作り方
・鍋に出し汁を入れて火にかけ、煮立ったらご飯、食べやすく切ったもずくを入れる。とろみがついてきたらとき卵をまわし入れて軽くかき混ぜる。器に盛り、刻んだしそを散らしてできあがり。
アレンジメニュー:もずくうどん
ご飯の代わりにうどんで作っても、胃に優しくおいしいメニューになります。
風邪の引き始めで寒気がする時
きびとネギの葛粉粥
消化吸収力を高めるきびと、体を温めるネギ・葛粉の組み合わせです。
材料
(一人分)
・きびご飯(白米にきびを1~2割混ぜて炊いたもの) 1膳分 ・ネギ 適量
・葛粉 小さじ1 ・塩 少々 ・梅干し 1個
作り方
鍋に水を入れて火にかけ、煮立ったらきびご飯、刻んだネギを入れてとろみがつくまで煮る。塩で味を整えたら、葛粉を同量の水で溶いて加え、全体を軽くかき混ぜる。梅干しを添えてできあがり。
夏バテ予防/むくみがある時
小豆粥
小豆には体の中の余分な水分を出す働きがあります。夏などに、水分を取り過ぎて不調を感じる時や、むくみがある時にもおすすめです。小豆は食物繊維も豊富です。ご飯は白米の他、もち米を使ってもおいしいくできます。
材料
(一人分)
・ご飯(白米やもち米を炊いたもの) 1膳分 ・ゆで小豆 大さじ2杯程度 ・塩 少々
作り方
鍋に水を入れて火にかけ、煮立ったらご飯とゆで小豆を入れてとろみがつくまで煮る。塩で味を整えてできあがり。
※ゆで小豆の作り方
小豆を水で軽く洗って鍋に入れ、小豆の4倍の水を入れて一晩置く。水が入ったまま鍋を火にかけ、小豆の芯が柔らかくなるまで水を足しながら煮る。(普通の大きさの小豆なら20分程度で柔らかくなります。)
私はゆで小豆を小分けにしてラップやフリーザーバッグを使って冷凍保存し、使いたい分だけ自然解凍して使っています。小豆ご飯や小豆の葛湯など、あらゆる料理に使えて便利です。
アレンジメニュー:小豆入りホットミルク
鍋に牛乳120cc、ゆで小豆大さじ1、砂糖小さじ1を入れて温めた飲み物です。小腹が空いた時のおやつや、朝食の一品としても使えます。
お粥の特長と食べ方
お粥のように温かくとろみのある料理は、熱を保ったままお腹の中をゆっくりと通過し、胃腸を温めてくれるという特長があります。また、お粥はそのまま飲み込むのではなく、よく噛んで食べて唾液を分泌し、消化を促す食べ方がおすすめです。
尚、レシピには香味野菜やねぎ、梅干しなど、小さなお子さんが苦手なことも多い食材を使っているため小学生以上を対象にしています。もちろん大人にもおすすめです。もし小さなお子さんが食べる場合は、食材の工夫などをなさってください。
まとめ
いくつになっても、食べるとほっと息をつきたくなるのがおかゆだと思います。さらに体調に合わせたおかゆメニューにすれば、体にも心にも優しい食事ができますね。